笹川流れ版・青の洞窟
カプリ島(イタリア)は青の洞窟で有名ですが、新潟にもあるんです、青の洞窟が。
それがここ、笹川流れ地区・鳥越山海水浴場です。
浜新保の駐車場が開放されたのでそこに車を停め、海岸へ出ると左手の崖が鳥越山になります。
21日はこの洞窟からエントリーしました。
2枚目の写真は洞窟を抜け、海側から鳥越山を写したもの。
鳥越山は写真から外れていますが、左手になります。
この日潜ったのは、左側一番奥の沖に浮かぶ岩礁の周囲。
右奥のテトラの方が潮が流れていたので、どちらにするか迷いました。
結果論ですが、やっぱり直感に従ってテトラを選択した方が大物に出会えたかも。
浅瀬は透明度がいいけれど、10mも岸から離れると、海水の上の方、水深3mまでは思い切り濁っていました。
水温も3mを境に上と下とでは3℃くらい違いがあり、潜る度に緊張しました。
オリンパス TG-5
(水深6.4m、水温26.4℃)
3~4m潜れば透明度はまあまあになるけど、この日はいつもよりAFの精度が悪く。
おまけに、途中で望遠側にいったんズームし、広角側に戻す時に戻しきっていなかったらしく(現場ではわからなかった)、35mm換算で40mmくらいの焦点距離になっていました。
こうなるとレンズのF値が暗くなるので、AFがあまり効かなくなるのです。
透明度がイマイチなので尚更です。
上のコマはズームする前に撮ったもの。
イシダイをはじめとする大型の磯モノは、合計6匹くらいしか見ませんでした。
このポイントで潜るのは多分2回目。1回目は20年以上前です。
ただし、最初に潜った時の記憶~魚がどれだけいたかとか~は既に消えています。
もう少しいると思ったのだけど、潮が悪かったのかなあ・・・
(水深5.0m、水温26.4℃)
この日は大きな魚をあまり見かけなかった代わりに、このような稚魚の群れを何度も見ました。
ただし、浅めの水深で写したものはピントが合っていなくてボケボケ。
この写真は透明度がいい深場で撮ったせいか、まだマシな方です。
スキューバダイビングに比べると、素潜りは中性浮力を保って身体を動かないようにするのがとても難しいので、水中写真も(ぼくの場合)半分くらいはブレブレ写真を量産することになります。
そして、ある程度以上透明度が悪くなるとAFが怪しくなるし。
ムズカシイ・・・
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