無料ブログはココログ

カテゴリー「新潟旧市街」の16件の記事

2017年10月29日 (日)

太郎代観音

子供の頃から耳にしてはいたけど、過去40年間縁がなく、来たことがなかった太郎代観音。
予想より境内が広大で、様々な観音像や神サマが祀られています。

Img_1645

太郎代観音の正式名称は金龍庵。曹洞宗のお寺になります。
本尊は聖観世音菩薩で、上の写真がそれ。
開山は1573年から1591年頃。
一人の僧侶が訪れ、村の基盤を築いた斎藤太郎太夫(黒鳥兵衛を討伐した源義綱の重臣)のために石仏を奉納したのが本尊となったと言われています。
当初お堂に安置していましたが、不思議な事に風もないのに何度も屋根が吹き飛んだので仕方なく雨ざらしにしたところ、天変地異はやみました。
以後、屋根は作らずに雨ざらしにしているそうで、その縁起が傍らに立つ案内板に書かれています。

Img_1650

雨ざらし観音の立つ丘を取り囲むように、三十三観音像が置かれています。

Img_1656

こちらは弘法大師像。

Img_1667_3

金龍庵の正門脇に佇む聖母観音。
(説明板がないので、正式名称は不明。聖母観音はぼくが付けた仮称です、念のため。)

Img_1677

戦後建てられた像も多く、あまり厳かな雰囲気はありませんが、カメラ片手にぶらぶらするにはもってこいの場所です。
ちなみに、知る人ぞ知る秘境?のラーメン屋・山一食堂は、太郎代観音の駐車場の向かいにあります。

2017年10月28日 (土)

太郎代浜点描

つい先日まで、太郎代浜は聖籠町に属すると思っていました。
だけど、新潟市北区なんですね。知らなかった。
新潟東港へ初めて釣りに行ったのは、昭和50年台前半でした。
以来急速に変化を遂げていった東港ですが、太郎代は移転問題のごたごたが近年まで尾を引いてきたため、インフラ整備は隣接する聖籠町の漁村部と比べても遅れていたのです。
ということは、古い家並みもよそより残っているかも・・・
過去100回近く通ったことのある太郎代ではあるけど、微妙に集落の中心部は幹線道路から外れているため、昭和の頃の漁村風景は全く覚えていません。
それどころか、カメラ片手に集落の中心部を歩くのは今回が初めてだったりします。
一番の目的は太郎代観音だったのですが、ついでにざっと集落を一回りしてみました。

Img_1682

太郎代浜は結構アップダウンがあります。
丘の上には太郎代観音や白山媛神社があり、どちらも広い駐車場を備えているので、町歩きの場合はどちらかの駐車場を基点にするとよいでしょう。
坂の上から集落の中心部を見渡すと・・・なるほど、屋根の形態を観察するに、古い家が2/3を占めていると思われます。

Img_1693

こちらは白山媛神社の狛犬。
神社は2015年に改築されたばかりで結構きれいですが、この狛犬の風化具合は歴史を感じさせます。
境内には稲荷神社も祀られています(左手の赤い建物がそれ)。

Img_1696

坂の上からの風景をもう1枚。

Img_1700

集落のメインストリートを歩いていくと、昔のバス停の標識が目に飛び込んできました。
今でもバスは運行されていますが、バス停は別なところにあります。
やっぱり太郎代浜はレトロです。

Img_1703

廃屋も非常に目に付きます。
どれも荒廃度が甚だしく、放置されっぱなしになっています。
こんなところにも、長年集団移転問題でもめてきたこの集落の暗部を垣間見る思いがします。

Img_1713p

外灯の柱に注目。
これも昭和の名残ですね。
戦前に建てられた外灯ではないでしょうか。

2017年10月21日 (土)

下古町界隈

21日、新潟市美術館へ新潟市展を見に行ったついでに、1時間ほど下古町の一角を歩いてみました。
ホタルと星景写真用に買ったシグマの24mmを初めてそれ以外の用途で使ってみましたが、あきれるほどよく写ります。
F1.8でも充分な画質が得られるので、防振装置の必要性を感じません。
AFも早くて正確だし、さすがARTカテゴリーのレンズです。

Img_8069

Img_8086

旧小澤邸にて。

Img_8126_28p

Img_8134p

この立派な建物は、新潟三業会館。
三業とは、花街(かがい)に関わる三つの業種、芸者置屋・待合・料理屋のことを指します。
これら3つの団体が建てた建物なので、三業会館と命名されたのです。
もとは古町芸妓(げいぎ)の稽古場として使われてきたこの建物、築50年以上がたち老朽化が目立ってきたことから、売却・解体が決まったと、9月の新潟日報に載っていました。
すごく味のある建物で好きだったのですが、仕方ないですね。

Img_8138p

Img_8141

勝楽寺墓地より。

EOS80D + SIGMA 24mm F1.4 DG HSM (共通)

2017年10月19日 (木)

古町そぞろ歩き その二

Img_1301

花屋は無条件に好きです。
このお店、”いっぺこーと”にも出荷しているらしい。
いっぺこーと、安いんです。

Img_1332

Img_1363

良寛が通りを歩いているし。

Img_1385

こちらは弘願寺の弘法大師像。
真言宗のお寺です。
弥彦山山麓にある西生寺が管理しているらしい。
普段は閉まっています。

Img_1402

2017年10月18日 (水)

古町そぞろ歩き その一

Img_1291

Img_1305

Img_1309

Img_1314

EOS 6D Mark II + EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM

今日も夕暮れ時の古町を散策。
歩いても歩いても飽きることがない。
毎瞬毎瞬がドキドキの連続です。

2017年10月16日 (月)

黄昏時の上古町

今年1月に「古町逍遙」シリーズをブログにアップしたばかりだけど、ここ半年ばかりの間に町の雰囲気がかなり変わりました。
更地が増えたせいもあります。
この日は個人的に最も好きな古町1番町~3番町を、夕暮れ時に散策。

Img_7859

船江大神宮。

Img_7883

愛宕神社。

Img_7895

Img_7900p

Img_7902p

Img_7918

EOS80D + TAMRON SP35mm F1.8 VC (共通)

気分によって標準ズームと単焦点を使い分けていますが、夕暮れ時は単焦点の方がしっくりきます。
薄暗い条件なのでレンズの明るさが要求されるせいもあるのですが、一方午前中だったら、そして天気が良かったら標準ズームを使うでしょう。
この界隈はどう変貌していくのでしょうか。
来年春にまたじっくり歩いてみたいです。

2017年3月17日 (金)

学校町通りを歩く

先日、学校町通りのほんの触りを歩いてきましたが、その先をさらに歩いてみました。
西大通りの北を並行して走る、一方通行の道路を指します。
新潟大学歯学部近くの信号のある交差点から通りに入るのですが、この先関屋本村の交差点で西大通りに合流するまで、部分的にですが昔の街並みが残されています。
車で一部通過したことはありますが、通しで歩くのは生まれて初めてです。

Img_2735

新潟高校前まで歩いてみて、自然と目を惹かれたのがこの松林でした。

Img_2723

Img_2727

菅原神社境内の松林でした。
これらの松の木たちの樹勢のいいことと言ったら・・・坂井神社境内の松林を思い出しました。
よほど”気”がいいのでしょうね。

Img_2716

左の石柱に注目。
あとでネットで調べてみたら・・・ナルホド、そういう場所なのですね。
奥に日蓮宗の寺院があり、猫の額ほどのスペースに所狭しと墓石が並んでいました。

Img_2733

写真は載せませんが、他にも廃墟と化した結構大きな家があったり、探せば古い木造家屋はわずかに残っています。

Img_2732

お団子屋さん。

Img_2737

レトロな食堂。
この界隈にキャリコという有名な食堂があります。
学生街なので値段は安く、しかし量は多く、コスパでは並ぶものなし。
この食堂はどうなのでしょう?
今度入ってみよう。

2017年3月14日 (火)

新潟大学医学部周辺を歩く

13日、新潟大学医学部と新大総合病院の周囲をぐるりと一周してみました。

Img_2678

新大医学部の東側に唯一残る古い家。

Img_2679

続いて旭町通り2番町をくまなく歩いてみましたが、ほとんど古い木造家屋は残っていません。
閑静な住宅街です。しかし、一箇所だけスイートスポットを発見。

Img_2692

Img_2695

水道町の旭稲荷神社です。
ここは素晴らしい!
狭い敷地ですが、遠目からでも境内の気持ちの良さは伝わってきました。
数人の子供たちと若いママたちが境内で遊んでいたのですが、やっぱりここの軽やかな空気感に惹かれるのでしょうね。
新潟市内に魅力的な神社は数々あれど、最も気に入りました。

Img_2700

そして、最後の最後で西大通りからひとつ入った道路沿いに、昭和の風景が残っているのを発見。

Img_2701

ごく短い区間ですが、かろうじて、本当にかろうじて数軒古い建物が残っています。
シャッターの閉まっている店が多いのは残念ですが。

Img_2703

左の建物はつながっています。つまり長屋です。
昔はこの空き地にも長屋が建っていたのでしょうね。

Img_2709

先の写真の長屋の先端部。

Img_2712

車を停めた駐車場へ戻る途中、東中通1番町で旅館を発見。
町歩きをしていると、結構意外な所で旅館を見つけることがあります。
これも楽しみのひとつです。

2017年3月11日 (土)

本町通14番町を歩く

2014年の9~10月にかけて、地元新発田市の妓楼(=貸座敷)の歴史を調べていました(当時のブログ記事参照)。
現在の石泉荘の建つ辺りを明治期は旭町と称し、そこに最初の妓楼街が形成されたのです。
ところが明治37年の大火により、妓楼街は三宜町(現在の御幸町2丁目)に移されました。

さて、これと同じような歴史を辿ったのが、新潟市の遊郭。
それまで、古町通四番町、五番町、西堀前通五番町など市内数箇所にあった遊郭が、明治21年の大火を契機に本町通14番町への移転を余儀なくされたのです。
ところで、ソープ街として知られる昭和新道は昔は飲み屋街だったのであり、赤線地帯だったわけではありません。
旧赤線地帯は本町通14番町にありました。
ここ20年で一気に再開発が進み、往時の面影を留める建物は少なくなりました。
初めてこの界隈を訪れたのは10数年前。
新潟市内の専門学校の某校長先生が案内人となり、生徒さん達と一緒に一帯を散策したのが最初です。
改めて当時の記憶を頼りに、この界隈を歩いてみました。

Img_2467

スタート地点は浄信院(入船地蔵尊)。
ここまで来ると日本海はすぐ目の前。
ゆえに、海運業に携わった関係者の人々の信仰を集め、寄進された仏像の数は1407体にものぼるそうです。
浄信院を背にして立ち、南東方向に伸びる200mほどの通りの両側に、かつては貸座敷が建ち並んでいたエリア。
道路の右側に高層マンション(ダイヤパレス)が見えますが、そこを過ぎると間もなく、現在も営業中の旅館福田の建物が見えてきます。

Img_2474

新潟遊郭創設期からの老舗なのですが、外観だけでなく、内部も当時のまま保存されているようです。
お散歩日記というブログをやっている花町太郎氏は実際に2012年、福田旅館に宿泊しており、宿の主人の了解を取った上で内部の写真を多数撮影、それらの写真を氏のブログで見ることができるのです。
素晴らしいの一言です。文化財の指定を受けていないのがフシギ。

Img_2458

福田旅館脇の小道を歩いて行くと、やはり明治時代から営業している本田旅館に出会います。
さきに紹介したブログには、本田旅館にまつわる面白いエピソードも紹介してあるので、好奇心旺盛な方はどうぞ。

Img_2459

上の写真は、本田旅館前の荒れ地。
おそらくは昭和初期からもっと古くに立てられたであろう正面の建物も、近い将来なくなるのでしょうね。
右側にセブンイレブンの大きな駐車場があるのですが、昭和42年の住宅地図によると、ここには”おおとり劇場”があったのです。
そして、福田旅館の隣、マピオンのネット地図によると大岩ビルと表記されているところに”セントラル劇場”と”キャバレー新招楽”がありました(ちなみに、セントラル劇場はストリップ劇場でした)。

さて、貸座敷の名残を留める建物として福田旅館は結構有名ですが、人知れず埋もれている建物もあります。

Img_2469

福田旅館とは道路を隔てて反対側に建ちます。
2階部がせり上がっていて、かつては飾り窓のような構造だったのでしょう。
10数年前に案内された時、不思議とこの建物が印象に残りました。
この建物の前に来た時、案内人の校長センセが急にひそひそ声になったので、これはかなり貴重な情報に違いないと思い、それで記憶に残ったのかもしれません。
当時は確か、写真に写っている駐車場はなく、やはり長屋のような建物が建っていたような記憶があります。ただし、定かではありませんが。

Img_2470

長屋風の建物の左端はこうなっています。
奥の方は昭和の香りがプンプンしますね。
それでも、残念ながらこの建物が往時の面影を留める最後の一棟になってしまいました、この通りの左側では。

本町14番町から12番町にかけてが、町歩きの穴場です。
12番町の外れには、現在新潟市が管理・一般公開している旧小澤家住宅がありますが、併せて観光するといいでしょう。

Img_2439p

かくいう私も立ち寄ったのですが、ちょうど雛飾りを展示していました。
写真撮影禁止の、享保年間に作られてお雛様も別室にあり(上の写真は撮影OKのやつ)、興味深く見学できました。

Img_2426

旧小澤家住宅近くのお店屋さん。
ちゃんと営業しています!

Img_2476

こちらも、現役ばりばりの味噌屋さん。

Img_2479_2

先の味噌屋さん(渡辺益二商店)のすぐ近くに、やはりレトロな居酒屋さんが・・・
この辺は過去10年の間に何度も歩いているはずなのですが、カメラ片手だと注意力が増すのでしょう、この日も新たな発見が幾つもありました。

2017年1月13日 (金)

古町逍遙 (4)

Img_2118

LIGHT CAVE ATTIC OF ALICEさん。
なんだか覚えにくい店名です。
店主がブログをやっていたので、リンクを貼っておきます。
掲載にあたって、念のためネットでそれがどんなお店か、HPがあったら見てみるなどして、机上でもう一度歩いたところをなぞっています。
この作業が楽しいんです。
このお店は、ヨーロッパの古着や雑貨を扱っているようです。

Img_2120

歩いている時は目を皿のようにして、面白そうな場所はないか、無意識に探してしまいます。
子供の頃、探検ごっこが好きでしたが、大人になってもやることは基本的に一緒です。
この螺旋階段の下は、秘密基地にいいなあ・・・

Img_2121

クレープリー ル ポンマリ(Creperie Le Pont Marie)さんも店名が覚えにくい。
もっと覚えやすい名前にした方が営業上プラスになると思うのだけど・・・
フランス郷土料理でもある「ガレットとクレープ」の専門店だそうです。
ガラス越しにちょっとお皿を覗き込んだら・・・おいしそうでした!
おやつとしてだけではなく、軽食としてのメニューも用意されています。
FBにページがあったので、リンクを貼っておきます。

Img_2124

こちらは、明治16年創業の笹川餅屋さん。
新潟名物・笹団子の発祥の地でもあります。
HPを持っていたので、リンクを貼っておきます。

Img_2129

友達の家へ遊びに行く感覚で入っていける、小さいけれど素敵なお店はSugar Coatさん。
紅茶と手作りお菓子のお店です。
ブログをやっているので、リンクを貼っておきます。

古町逍遙シリーズは、これでひとまず終了。
大雪が降る直前に街歩きできてラッキーでした。

より以前の記事一覧

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30