鳴子熱帯植物園と羽黒山五重塔
栗原市の細倉マインパークの次は、鳴子熱帯植物園を見学。
行き当たりばったりで中へ入ったのだが、なかなか良かった。
新潟県立植物園にはサボテンがあまりないので、つい見入ってしまった。
かわいいでしょ?
ここ鳴子熱帯植物園には蝶々を飼っている温室があるのだ。蝶の名前は忘れたけど、人慣れしているのかカメラを近づけても全然逃げない。
それどころか、時折こちらを見てウインクするではないか!本当なのだ。
一瞬、テレパシーで意思の疎通ができた気がした。こんな経験は初めて。
カナダのブッチャートガーデンの近くにやはり様々な蝶を飼育しているところがあるけど、この次ビクトリアへ行く機会があったら寄ってみよう。
山形県へ入り、新庄市を経て鶴岡へと抜ける。途中、出羽三山の一つの羽黒山へ立ち寄った。
本当は日暮れ前に来たかったのだけど、長丁場なので予定通りには行かない。鳴子温泉の立ち寄り湯でまったりしすぎたのがいけなかったか。
満月なのだが、日没直後なのでまだ月は低空にあり、杉の巨木で囲まれた境内はとても暗い。それでも月のチカラが空間に充満しているようで、荘厳なんだけど脱力系の雰囲気が漂っている。
この五重塔は14世紀に再建されたもの。高さ29mの五重塔は国宝。
もともとは「千憑(より)社」と言う末社で、大国主命を祭神として祀っているとあとで知った。なるほど、道理である種の神気に満ちていたわけだ。
白熱電球の外灯が塔の傍らに1本立っており、最初の2枚の建物の色が3枚目のそれと違うのは白熱電球のせい。
しばし瞑想し、その中で今日はありがとうと伝えた。暗闇が暖かい吐息をぼくの頬に吹き付けてきた。
Canon EOS50D + Sigma 18-50mm EX DC MACRO
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