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カテゴリー「カメラ・天文機材」の19件の記事

2016年10月 4日 (火)

Pモーションを測定

ポタ赤で100-200mm程度の中望遠~望遠レンズを使って天体写真を撮ろうと、2ヶ月前からぼちぼち準備を始めました。
しかしながら、思うように追尾が安定しません。
色々手は尽くしたつもりなのだけど、まずはポタ赤本体の追尾性能~ピリオディックモーション~を確認しておきたいと思い、実験してきました。

Img_9856_60

EOS60Da + CANON EF70-200mm F4L IS USM (200mm)
ISO320, F4.0, 3分X5枚を比較明合成

測定に際して参考にしたのは、ユニテックさんのコラム記事(6月27日付)。
10月4日は全天薄雲に覆われており、現地(二王子山麓)に到着したときは見えていた北極星も15分後には見えなくなりました。
そんな状況だったので、15分一気には写さず、ユニテックさん同様3分X5枚で写しました。肉眼では、南の方角は1~2個しか星が視認できなかったので、星が写ってくれるかどうか不安でしたがなんとか写ってくれました。
ぼくの機種は、TOAST PROがSWATシリーズに進化する段階で作られた、SWAT300のプロトタイプ。
SB工房さんから買ったのですが、Pモーションの数値は非公開のため、心のどこかでもしかしたらSWAT200より悪いのでは、という疑念があったのです。個体差ということもありますし。
それでは精神衛生上よろしくないので、ユニテックさんと全く同一の条件(レンズも200mmを使っています)でPモーションを写してみた次第。
結果、いいじゃないですか。よかった~
ユニテックさんのテストで使われているSWAT350と、似たような直線を描いています。
ということは、ガイドが不安定なときはポタ赤本体以外にマイナス要因があると推論できます。
取りあえずホッとしました。
これで枕を高くして眠ることが出来ます(^^;)

2016年9月22日 (木)

(続)EOS80Dのダーク比較

本日、スターショップさんから新改造を依頼していた80Dが戻ってきました。
念のため昨日と同じ条件(露光時間30sec、SI7のレベル補正で255->10に)でダークを撮ってみたのですが、意外やかなりの違いが現れました。

Img_5355_iso1600

ISO1600

Img_5356_iso3200

ISO3200

Img_5357_iso6400

ISO6400

改造に出す前、もう一台のノーマル80Dとダーク比較を行ったところ、こちらの個体の方がわずかに上だったので改造に出したのですが、その違いはほんの微々たるものでした。
でも、改造後はかなり違いが見られます。
ISO2500なら使えそうな予感・・・
(ちなみに、センサー温度は今回が25℃。昨日より高かったのです。昨日の画像とは縦横比が違いますが、ご容赦。)
技術的なことはわかりませんが、ノーマル80Dより黒っぽいダークとなったのでよしとしましょう。

※23日追記
くだんの知人がX-E2をISO1600、10分でダークを撮ったので、同条件で改造したばかりの80Dでも撮ってみました。上記の画像同様、SI7でレベル補正(255->10)しています。

Img_5386_iso1600_10

X-E2のダークは、クールピクセルが見られるくらいでベースは真っ黒なのですが、EOS80Dはレベル補正前こそ真っ黒だったものの、レベル補正後はご覧の通りとなりました。
なんというフジ機との差。
センサー温度は22℃と、昨日より低いのですが。
ノータッチガイド専門なので、長くても露出は1枚あたり5分どまり。
現場では10分も露出をかけることはないのですが、時間によってノイズが増えることがよくわかったので、3~5分の範囲に留めようと改めて思いました。
せめてKissシリーズは、高感度画質及び階調重視の低画素路線でいけばいいのに。
でも、マーケティングでは真逆の要望が出ているのでしょうね。

2016年9月21日 (水)

EOS80Dのダーク比較

知り合いのサイトで、フジX-T2とX-E2のダーク比較をされておりました。
それと同条件(30秒の露出)で、改めてノーマルEOS80Dのダークを撮ってみました。

Img_0743d_1600

ISO1600

Img_0744d_3200

ISO3200

Img_0745d_6400

ISO6400

そのサイトでは、SI7のレベル補正で最高値255を10に強調していたので、全く同条件で処理してみた画像です。
これらはRAWから生成したjpegではなく、最初からjpeg(L-size)で撮ったもの。ノイズリダクションは最弱に設定しています。
フジのX-E2は改めて天文適正のあるデジカメだなと感心します。
キャノン機は画像の均質性が長所でしょうか。
(参考までに、CMOSの温度は23-24℃でした。)
ISO3200から上になると、急にノイズが増える印象。
改めて、星を撮るときはISO3200から上は使うまいと、固く心に誓うのでありました。
今回撮った画像はフル画素、つまりLサイズ(6000x4000pixel)のjpegですが、S1サイズ(2976x1984pixel)でも撮り、LをS1に縮小したときの画像とS1の画像を並べてみました。

Iso3200_l_s

精細感重視ならフル画素がやはり有利ですね。
でも、階調は明らかにS1の画像の方が豊かです。
実際の撮影では、間を取ってM-RAW(4500×3000)を使うのがバランスが取れていますでしょうかね。

2016年9月16日 (金)

ダーク現像比較

先日家の中で撮った、60Daのダーク画像を、キャノン純正DPP4とPhotoshop CS6で現像して比較してみました。

Img_98353ev_hikaku_2

Img_00073ev

元画像はISO3200、3分。それを+3EVしています。
下の写真は、同条件で撮ったEOS80Dのダーク画像(DPP4で現像)。
レベルを持ち上げなければ結構黒いのだけど・・・
(CMOSの温度は、60Daが31度、80Dが32度。)
ホタルの撮影では十分に60Daに肩を並べた80Dですが、ホタル写真は1枚あたりMAX30秒までですからね、ぼくの場合。
2分以上は露出する天体写真において、どの程度ノイズが現れるか、実写が怖い(^^;)
今回のダーク画像、60Daはフル画素で撮っていますが、80DはM-RAWです。
それでこれですから・・・

CS6で現像する場合、カメラプロファイルをAdobe standardにするかCamera fatihfulにするかいつも悩むところですが、ダークでさえ結構色合いに違いが出るものですね。
その点キャノンのDPP4は、忠実色でもニュートラルでもダークの色合いに違いは見られませんでした。
CS6での現像は全体に均一な仕上げとなり、明るさを持ち上げるとパターンノイズが浮かび上がってきますが、このままどんどんレベルを上げていってもこれ以上縞模様は強調されることはなく、ノイズの粒も小さなまま明るくなっていきます。
ところがDPP4版はノイズの粒に大小があり、右隅の方が明るくなったりと、均一さに欠けます。WEB上でのサイズではかなり真っ黒に見えますが、CS6現像では現れなかったランダムノイズが結構生じます。
そのため、レベルを持ち上げていくと不均一さが強調され、見苦しいものとなります。
なので、どちらかというとPhotoshopで現像したいところですね。
しかし、わがCS6はEOS80Dに未対応。
CS6のCAMERA RAWのアップデートはもう終了しているので、CCに移行しないと現像できません。
仕方ない、そろそろCreative Cloudのお仲間入りを果たしますか。

Img_9839

Polemasterを使う場合、ユニテックのダブル雲台ベースを持っているので、そこの中央にPolemasterを設置し、ドイツ式で運用するのが一般的だと思います。
だけどドイツ式には極力したくない。
ぼくはあくまで100~200mmまでの焦点距離のカメラレンズしか扱わないので、バランスウェイトの必要なドイツ式は避け、できるだけシステム全体を軽くしたいのです。
ということで、手持ちのパーツで組んでみたのが上の写真のシステム。
写真に写っているベンロの自由雲台G2は1ヶ月前に海外のショップから買ったものだけど、これが当たりでした。
過去使ってきた中ではマーキンスの大型自由雲台(現行製品で言うとQ20i)が最も信頼が置けましたが、ベンロのこれはその上を行きます。
少しの回転で締まり、テンション機構が正確に働きます。
これに肩を並べるのはRRSのBH-55ぐらいではないでしょうか。
BENROのG2、お勧めです。

2016年9月14日 (水)

CMOSの温度を測る

デジタルカメラのノイズ(ランダムノイズやダークノイズ、パターンノイズなど)の発生は、CMOSの温度に大きく影響されます。
きちんとダークフレームを撮る場合も、気温ではなくCOMSの温度で合わせるようにしないといい結果は期待できません。
以前からBackyad EOSというソフトでCMOSの温度を表示させることができるのは知っていましたが、いかんせんこのソフトは有償。4千円前後するはず。
ところが最近、無償のソフトであるExiftoolGUIでそれが可能であることを知り、早速ダウンロードして試してみました。
(二つのソフトをダウンロードする必要があります。詳細は省きますが。)

Snapshotx6i

これは2013年6月の、X6iのデータの一コマ。
右欄にcamera temperatureという項目が見えますが、そこに46Cと書いてあります。
これがCOMSの温度です。

さて、一番確かめたかったのは、夏場最大でどのくらいまで温度が上昇するのかということと、数年前に一時所持していたことがあるKiss X6iは、同世代の60Dと比べてどうなのかということ。
以下、わかったことを列挙します。

(1)ぼくは60D、70D、80Dを使ってきたのですが、これら二桁DシリーズのカメラのCMOS温度は、夏場おおむね30-35度の間で推移します。機種による違いは認められませんでした。

(2)X6iは60D並びに60Da(ぼくは両方とも当時持っていました)と比べると、約10度コンスタントに高いです。上の写真に見られるように、6月から(これは昼間、晴天のバラ園で使ったときのデータ)40度台に突入し、最高で51度という数値を記録しました。
ちなみに、80Dの最高値は36度です。ホタルの撮影で画像がノイズで赤褐色に染まり、使い物にならないため手放したX6iでしたが、やはり60Dより10度ほどセンサーの温度が高かったことがノイズの原因だったと判明しました。小さいボディは、放熱の面で不利に働くようです。

(3)ある程度長時間連射する場合でも、2~3枚目で温度はMAXに達し、以降はセンサーの温度は安定します。

(4)外気温とセンサーの温度差ですが、ごく大雑把に言うと、80Dの場合で外気温プラス4~8度くらいまで温度は上昇するようです(8-9月の場合)。

(5)60Daの液晶モニターを開いたスペースに厚さ5mmの銅板を張り付けて、センサーの温度が下がるのかどうか実験してみました。ネットで、これだけでも温度が下がるよと言っていた人がいたので。ハイ、これだけでは下がりませんでした。15分ほど連射し続けても、銅板なしのときに比べ、センサーの温度が下がることはなかったです。
ダークを撮影しても、全く違いを認めることはできず。やはり送風するか、ペルチェ素子を使わないと、目に見える効果は現れないようです。

さて、遅ればせながら本日80Dをスターショップさんに送付、新改造を依頼しました。
60Daもサブとして併用していくつもりです。
あと最近の買い物はと言えば、結局トーストの極望は収差のため周辺の星々がまともに見えないため、厳密な極軸合わせには不適当だと判断。
最近、本件とは別なニーズからヤフオクで12500円で落札した10.1inchのミニノートPCとともに、思い切ってpolemasterも購入しました。
ユニテックさんが最近出した極望PF-Lに買い換えたら、やはり同じくらいの出費になるので、それならポールマスターですよね。
あとは次の新月期を待つのみ・・・

Img_0019

デュアルコア4スレッドCPU(仮想クアッドコアCPU)なので、重い処理でもストレス無く対応してくれます(多分)。メモリーもMAXの2GBまで積んであり、ちょこっと操作してみた感じでは充分すぎるほど早い。
バッテリーも中古ながら4時間持つし、早く外へ持ち出してみたいなあ。

2016年9月 4日 (日)

日倉山栗の里の現状

阿賀町の五十島駅から車で7~8分、日倉山山麓にある見晴らしのいい丘へ4~5年ぶりに行ってきました。
残念ながら川を渡ったところから両側はブッシュの連続となり、ほとんど通行する車もいないのではないかと思いました。
路面は陥没しているヶ所もなく、舗装は良好なのですが、薮が伸び放題なのです。
かなり車を傷つけてしまいました。
道路の終点に小屋がありますが、そこから一段上がったところにさらに見晴らしのいいベアグランドの広場があり、かつてはそこでよく星見をしていたものです。
その広場の入り口がこれまた薮となっており、以前は車で入っていけたのですが、今は無理です。
また、一帯は携帯が圏外となります、今でも。
あと5年もしたら、道路も廃道同然となるのではないでしょうか。

Img_5250p

3日の夜は思ったより透明度が悪く、普通の透明度になったのが23時過ぎ。
それまではひたすら眠い空でした。
この日は機材のテストが主体だったので、その方面の目的は果たしたのですが、テスト撮影とはいえ、ほぼ全滅状態。
ガイドも不調で、原因は未だに特定できず。
もっとも、重量1.5kgある70-200mm F2.8L ISで、歩留まりが5割を上回ったことはありません。
重量が半分の100mm F2.8L MACRO ISだととたんに歩留まりは7割以上に向上するので、やはり重さに起因する何かがあるのでしょう。
途中からドイツ式のシステムをやめ、オリジナルのV字プレートを使ってバランスを取るシステムに変更しましたが、重い望遠ズームでもたわみは感じることなく運用できることを発見したのが唯一の成果。
それにしても、30分もすると極軸がかなり狂ってしまうので、まだどこかに遊びがあるのかもしれません。
もうひとつ、この日は80Dと60Daで撮り比べをしたのですが、ISO1600以上の高感度にすると、80Dは思った以上にノイズが出てしまいました。
60Daの方がまだ上を行っているのです。
80Dを天体用に改造する計画も考え直さないといけないかもしれません。
もっとも、この日は外気温が異常に高かったので、夏場以外ならそこそこ使えると思うのですが。
新しいベンロの36mm径の三脚はなかなか良かったです。
とはいえ、重量がベルボンの32mm径のやつと200gしか変わらないので、劇的に安定感が増すわけではありませんが。
とにかく、この場所へ行くなら春限定ですね。
ぼくはもう行くことはないと思います・・・

2016年9月 3日 (土)

ベンロ COM48C 開封の儀

B&Hからベンロのコンビネーション三脚COM48Cが届きました。
ベンロのカーボン製三脚でパイプ径が32mm以上の太いものは、海外仕様だと長さが2~3種類用意されているのです。
国内版は長いサイズのみ販売されており、ちなみに今回買った36mm径の国内版コンビネーション三脚だと伸長が1560mm(4段の場合)あります。
(COM48Cの伸長は133.5cm)
身長が182cmあるぼくでも、一般撮影で使う場合は1330-1350mmもあれば十分。
もうひとつ海外版と国内版の違いは、カーボンパイプが9層巻きか8層巻きかという点。
おととしぐらいでしたか、GITZOのパイプがより高い剛性を持つCarbon eXact(カーボンエグザクト)に置き換わったように、ベンロのそれも8Xから9Xになり、国内版も来年あたりから順次9Xパイプになっていくのではないかと思われます。
系列会社のインデューロのコンビネーション三脚では、同じ36mm径で三段(伸長135cm)のものが用意されています。
実はそちらの方が好みだったのですが、パイプが旧モデルの8Xだったし、B&Hでの価格が今回買ったそれより70ドル高かったので、ベンロの方を買った次第。

Img_5213

ベンロのナットロックは、GITZOやVELBONに比べるとスムーズさに欠けます。
しかし、レバーロックならまあ合格点。
(INDURO版はナットロックです。)

Img_5215

ユニテックの微動雲台が、台座の直径とちょうどフィットしました。
数年前までGITZOのアルミ製4型のシステマティック三脚を所有していたのですが、やはりシステマティック(ベンロのコンビネーション)三脚のフラットな台座は遊びが少なくなるのでいいですね。
コンビネーションでない普通のプロナットロックシリーズのベンロ製カーボン三脚は、先頃行われた胎内星まつりで36mm径のものが35000円で販売されていました。
でも触ってみると、ベンロの8XパイプはGITZOやVELBONと比べると少し華奢なんです。
改めてそう感じました(同じ会場で展示されていたベルボンのニューモデル・V840BWがすごく良かった)。
なので、やっぱり最新の9X版にして良かったと思います。

Img_5208

付属のケースがよく出来ており、微動雲台を付けたままでも収納できました。
今夜は晴天が続く予報ですが、GPVだと県北は20時頃から薄雲が流れてきそう。
なので、今夜は数年ぶりに阿賀町の日倉山山麓に行こうかなと思っています。
ベンロのCOM48C、デビューです。

2016年5月30日 (月)

潮風に吹かれながら

ぼくはEOS 40Dから、二桁Dのモデルチェンジの度に買い換えている、キャノンのお得意さんです(^^;)
80Dに買い換えるか、それとも高感度性能重視で(ホタルや星景メインですから)値頃感が出てきた6Dにするか随分悩みましたが、総合的な使い勝手を重視し、最新モデルの80Dを買いました。
フルサイズでホタルを広角レンズで撮る場合、当然絞りは開放かそれに近い絞りを選択するわけですが、その場合レンズに接近してきたホタルの軌跡が太く写りすぎるきらいが出てくるのです。
個人的には、ホタルの光(軌跡)は、できるだけシャープに細く写したいと思っています。
なので、パンフォーカスの範囲が広くなるAPS-C機には、フルサイズ機に対してメリットもあるのです。

早速、3機種でダークの比較をやってみました。
条件はISO6400, 3分で3枚連射、3枚目の画像で比較しました。
70Dのみ、他の2機種とは違う日(前日)に撮っています。
ドナドナ前のラストショット?です。
ノイズリダクションはオフ、全てMサイズのjpeg撮って出しです(強調処理は行っていません)。ちなみに、気温はいずれも22~23度でした。

Img_8186_60da

60Da

Img_3814_70d

70D

Img_0003_80d

80D

70Dに比べたら、随分改善されましたね。このあと、CS6でレベル補正(オート)をかけた画像でも比較したのですが、それだとより一層、70Dとの差が出ました。
しかし、60Daがまださらに上を行っている事実に驚愕。
差はわずかですが、これにより60Da、現役続行です。あと2~3年は頑張ってもらいましょう。
日曜の夜、快晴だったのでテスト撮影に出撃。
同時に買ったトキナーの14-20mm F2.0のテストも兼ね、いつもの60Daでなく、80Dを持って行きました。

Img_0067_77p

ISO1000, F2.5で、固定撮影3枚、追尾撮影4枚を合体させています。

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ISO6400, F2.0, 8秒のワンショット(追尾撮影)です。
8秒なら、追尾でも背景の写り方は固定撮影と変わりません。
結論から言うと、まずカメラ(80D)についてですが、感覚的には70Dより2割ほど高感度性能が上がっていると感じました。
ISO6400でも、なんとか使える感じ。70DはISO5000から上は緊急用と感じましたが。
80Dはヒメボタルの撮影でも、充分戦力になりそうです。
次にレンズについてですが、海外のサイトの詳細なレビューを読んでから買ったので、その高性能ぶりは予測の範囲内のこと。
絞り開放から使えます。歪曲も、周辺光量落ちも少ないです。
周辺部の星像もシグマの18-35mm F1.8並みにいいですし、色収差もほぼ皆無。
フォーカスリングの機構が時代遅れなのが玉に瑕ですが、天体写真では最初からマニュアルフォーカスしか使わないのでよしとしましょう。
同社の11-20mm F2.8 PRO DXも併用していくつもりですが、全ての項目においてこのレンズを凌駕しています。

Img_0060_62p3

ISO1600で、固定撮影、追尾撮影それぞれ1枚ずつを合体。
絞りは固定撮影F2.8、追尾撮影の方はF2.0。
今日のブログのタイトルは、この写真に対して付けています。
ISO1600なら、全然ノイズは気になりません。
カメラの写りはいいし(^-^)、実に気持ちのいい夜でした。
この日は様々な組み合わせで撮りましたが、どんなに枚数を重ねても散光星雲の赤が出てくるわけではないので、ノーマルカメラで天の川を写す場合はワンショットで構わないかな、と思いました。
80Dのテスト撮影は今回限り、次回から星景は再び60Daで撮るつもりです。
最後にこの場所ですが、岩船港です。
10年以上前はシーバス狙いでかなり足繁く通っておりました。
昨年久々に夜間に下見に来たのですが、赤灯台を正面に見る位置まで堤防を歩いてくると、そこから先端にかけては、正面の海岸線に人工光が一切視野に入らないことを確認しました。
35mm換算で20mm程度の画角なら大丈夫です。16mmだとわかりませんが。
この日は明るい漁船が数隻、背後の沖合にいたので真っ暗というわけにはいかなかったですが、漁船がうんと沖合にいるときは意外と暗くなるのです。
天の川も結構下の方までディテールが写ります。
それにしても、昔に比べると防波堤に入って釣りをしている人の数が劇的に減りましたね。
先端部には一人もいなかった。ある意味、寂しかったです。

2015年10月24日 (土)

プチ改良その二

B&Hに注文していたDesmondのレベラー”DLEV-1 Leveler”が届きました。
FEISOLのパノラマ雲台に載せて使う予定。
もっとも、メインはユニテック純正の微動雲台です。
微動雲台マニアと化してきているので、後学のためというか、趣味ですね。

Img_1989_2

左は、最近シュミットさんのHPで発見したタカハシの微動雲台”AZ微動ステージ”。
重量680gと、ユニテックのガイドマウントが710gなので、似たようなスペック。
高さがどの微動雲台より低いし、すっきりしたレイアウトなので直感的に使えそう。
デザインもいいと思います。
もう少し価格設定を押さえ、きちんと販促すれば売れ筋商品になると思うのですが・・・
(なぜか、タカハシのHPにも載っていません。)

さてDesmondのレベラー、トーストさんの微動雲台でも似たような構造を採用しています。
軽量でありながら剛性感があるので、おそらく2kgくらいの望遠鏡やレンズでも搭載可能だと思います。
この構造の元祖・マンフロットのレベラーは鬼のようにネジが固く、全く使い物になりませんでしたが、この製品はほどよいタッチで回すことができます。
トップに取り付けるアルカのクランプが、きちんと三角形のいづれかの角と向きが合うかが心配の種でした。
しかし、手元にある4個のそれを順番に試してみたところ、マーキンスのそれがぴったりと向きがあってくれたので助かりました。

Img_1996_2

高さもご覧の通り。アルカのクイックリリースクランプを除けば、両者はほぼ同じ高さです。
さて、今日届いた胴細タイプのW1/4ロングネジをプレートに付けてみました。

Plate

黄色の丸印がそれ。
手元にある14cmと12cmのプレートのどちらかを使う予定で、実際にネジを通して組み立ててみました。
プレートは製品によって背面の肉抜きの形状や厚さが異なるので、最終的には実際に組み立ててみないとわからないのです。
案の定、ここで問題が発覚しました。
12cmのプレートの中程の狭まっている部分でネジの頭が当たり、そこから下に降りなくなりました。なので、12cmは却下です。
で、14cmのプレート(Desmond TPC-140)を採用。
このプレートも今回、胴細ロングネジでうまくいかなかった場合に備えて買い足したプレートです。
W1/4ネジをスライドさせなくてもそのままの位置で2点止めできるような肉抜きがなされているので、これなら大丈夫だろうと。
そして、やっとのことでアリミゾ規格のダブル雲台ベースにW1/4- 20mmのネジを使って結合させることができました。
(もちろん胴細ロングネジでもよかったのですが、あのネジは貴重なため取っておくことにしたのです。)

Img_2006

やっと思い描いていたカタチに仕立てることができました。
もうひとつ、ポタ赤本体を直付けしようとしたところ、時としてスムーズに行かないことがあるので、やっぱりアルカのクランプを介して取り付けることにしました。

Img_2004

できるだけ薄く、できるだけ面積の広いものを物色した結果、SIRUIのTY-70-2というプレートを取り付けてみました。70×60×10.8mm、質量60.3g。
ただしこのプレート、表面にゴム張りがしてあります。
テストした結果、やはりそこでわずかなたわみが生じるのでゴムをなんとか取り外して装着しました。
これでぐらつきが皆無となりました。ふぅ~。
尚、微動雲台側のトップにはSUNWAYFOTOのクイックリリースクランプ DLC-60Lを付けました。この製品はレバーを180度回すだけで取り付けできるので、スピーディーな脱着が可能。
反対側にノブも付いており、こちらの方で締め付け度合いを調節できます。

2015年10月21日 (水)

プチ改良

天体写真にしろ星景写真にしろ、メーカー純正のオプション部品だけを使っている場合はあまり問題になるようなことはありませんが、ひとたび自分で創意工夫しようとすると、つまりあっちの部品、こっちの部品を組み合わせて任意のシステムを組み上げる~この場合、多くの壁にぶち当たります。
まさにぼくが最近日々頭を悩ませているのがこの問題。
ネジひとつ取ってみても、インチ規格とミリ規格があります。
プレートにはアルカスイス規格とビクセン規格のアリガタアリミゾがあり、それぞれメーカーにより多少の仕様の違いが存在します。
本屋に並んでいる天体写真の入門書では、応用編とも言えるこの分野~DIY天体版の知識~について詳述している本はありません。
先月購入したSWAT300(輸出仕様)のターンテーブルに、アルカ規格のクイックリリースクランプを取り付けるのにどれだけ苦労したことか。

Img_1976

Img_1979

ビクセンアリミゾで行くか、アルカスイスで行くか随分悩みましたが、今のところ200m以上の望遠レンズを使う予定はないので、当面はアルカ規格で組み立てることにしました。
そして、このターンテーブルにクイックリリースクランプを取り付けようとしたのですが、ノブがターンテーブルに当たってしまう製品がほとんど。
唯一SunwayfotoのDLC-60L が干渉しなかったので、これを使いました。
しかし、やはりというか、中央のW1/4ネジ1点止めでは緩むことがあるのです。
せっかくターンテーブルにはM6とM8の穴が切ってあるので、どちらかを使って2点止めにしようと思ったのが2週間前。
ところが、そのために買ったK-ASTECのクランプDS-38は、やはりノブが干渉して取り付けられません。
結局、Astrostreetの製品(上の写真)ぐらいしか、取り付けられそうなものは見当たらず・・・
Amazonで買った同社のこのクランプ、中央はW1/4です。ここは使いたくないので、ターンテーブルをはずし(簡単に分解できました)、中央のネジを取りました。
ドリルがあれば、1~2mm削ってバカ穴にするという手もありますが。
奇しくも、色合いが本体とほぼ同じだったので、お似合いです。
萌え~です(笑)
ここまでは順調だったんですが、それから苦労しました。
で、2日がかりでいろいろ部品を試し、ようやくターンテーブルに取り付けることができました。M6X8mmに、2mmのワッシャーを噛ましてようやく底面すれすれに。
めでたしめでたし。
次の課題は、ユニテックのダブル雲台ベースをアルカスイス化すること。
いつもドイツ式で運用するなら、ダブル雲台ベースを直接ターンテーブルに取り付ければいいんですけど、たまには長めのプレートと自由雲台の組み合わせでバランスを取りながら撮影したい。
これはなかなか頭を使いますが、まあボケ防止にもなるし、重い望遠レンズや望遠鏡を載せない限りは、先日紹介したあのシステムを優先的に使ってみたい。
というわけで、上の写真のクランプに取り付けられるよう、ダブル雲台ベースの背面に12~14cmのアルカ規格のプレートを合体させることが次なる目標。
これがまたスムーズにいきませんでした。
胴細のカメラネジが必要なのですが、長いタイプがない・・・
手元にある11.5cmと14cm、2本のプレートがあるのだけど、このままではどちらも取り付けられません。
しかし、本日ヤフオクにネジ部が12mmのロングタイプの胴細W1/4ネジが出品されているのを見つけ、ポチリました。地獄に仏です。1個1190円というべらぼうな価格だったけど、ここはぐっとこらえて。
胴細タイプのネジは、工具専門店にも置いてなかったですし。
おそらく、これを使えばうまく合体させられると思うのですが・・・

Img_1980

さて、今夜はいい天気。
あとでちょこっと外出します。オリオン座流星群を見るためです。
その際は上の写真の三脚~BENROの28mm径カーボン三脚~を持って行きます。
微動装置代わりに、今回Gemtuneのレベリングベース・DY-60iを試用してみます。
いつぞやはこれにパノラマ雲台を組み合わせて使いましたが、このレベリングベースも単体で360度回転するのです。
ならば、ポタ赤本体(Panhead EQ)に開いている素通し穴に北極星を導入するだけの撮影だったら、これひとつ
で充分じゃないかと。
さすがに、微調整はしづらいと思うので、ナンチャッテ極望の丸の中への導入は難しいと思うんですが。
重量も約350gと軽量だし、それでいて締めたときの固定力は抜群。
フリクションもねっとりと重く、軽量機材だったら使い勝手は良さそう。
今後は登山はもちろんのこと、多少の歩きを伴う撮影では、この三脚とこのレベリングベースの組み合わせメインでいくつもりです。

2017年5月
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