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カテゴリー「神社・仏閣・史跡(下越)」の35件の記事

2019年1月13日 (日)

船山神社と種月寺

県立図書館で弥彦神社に関する文献を読み漁っていたら、まだまだ行ったことのない神社や寺が弥彦子周辺に幾つかあることに気づきました。
中でも、船山神社と種月寺だけは行っておかなければと思い、その足で弥彦方面へ。

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角田山の南麓、旧巻町の中心部から五ヶ浜へと抜ける街道(現・国道460号線)沿いに立地する船山神社です。
弥彦神社の摂社なのだけれど、図書館で読んだ本にはなかなかディープなことが書かれていました。
それはそうと、周辺の自然環境がいいです。
典型的な里山風景が拡がります。
福井、そしてやや南の樋曽周辺には他にも趣のある神社仏閣があり、春になったらじっくり訪れてみたいと思いました。

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種月寺本堂です。
国指定重要文化財。
だいろの湯の奥に、こんな風流な、堂々たる建物があるなんて、今まで思ってもみませんでした。
山門前の佇まいからして非常に趣があります。
小雨が降っていたので現地滞在は5分と短かったのですが、やはりここも春になったらゆっくり観光してみたいスポットの一つです。

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石碑には、西国三十三所観世音菩薩と書かれています。
山門をくぐると、すぐ左手に現れます。
おそらく江戸時代に作られたものでしょう。

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地図を見ると、すぐ近くにお寺のマークが載っていたので、ついでに訪れてみました。
こちらは真言宗の青龍寺。
墓地が結構広く、奥の方には身分の高そうな人のものと思われる立派な、そして年季の入ったお墓が多く、まるで高野山の墓地みたいでした。

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朱色の薬王橋を渡った参道の奥に佇む薬師堂。
福井地区もそうですが、ここでも縄文時代の遺跡が発見されています。
このあたりは縄文遺跡の宝庫。
ますますじっくり探訪してみたくなりました。

2019年1月 6日 (日)

精霊たちの初詣

五十嵐浜からシーサイドラインを経て白岩観音へ。
しかし、この日(6日)の波はイマイチで、サーファーもほとんどいませんでした。
それではと、国上寺と乙子神社経由で弥彦神社へ。
日曜日なので、夕方だったにも関わらず人は多かったです。

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EOS6D Mark II + EF24-105mm F3.5-5.6 IS USM (with ND100 filter)

2019年1月 3日 (木)

折居の聖域

折居集落の外れにハ所神社がありますが、その横に清冽な小川が流れています。

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この石橋を渡り、20mも歩くとそこにとても美味しい清水が湧いています。
正式名称は”権現山霊水湧水場”。
水の美味しさは聖域の必須条件。この一帯はそれを満たしています。
実際に、肉体的な疾患を治す効能があるとして、ここの清水は昔から飲まれてきたのです。

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ハ所神社裏にイチョウの大木があります。
推定樹齢は約800年以上。
こちらも昔から信仰の対象とされてきました。

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普段は扉が閉ざされている八所神社ですが、正月三が日とあって本殿が開放されていました。

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権現山山頂には中世の昔、上杉氏の重臣・千坂氏の砦・折居城がありました。
今も土塁跡や虎口、曲輪群などの遺構が残っています。

2018年11月26日 (月)

弥彦の某神社

弥彦山周辺のパワースポットというか、ぼく的にお気に入りの場所を挙げると、順不同で「妻戸神社」「十柱神社」「乙子神社」「祓戸神社」ということになりますでしょうか。
実は弥彦神社の境内には、地図やガイドブックにも載っていない神社がひとつあります。
名称も云われも不詳の、某神社がそれ。
ネットで調べると、幾つかこの神社に言及している記事を見つけることができますが、要約するとネタ元は学生社から刊行されている「彌彦神社」であり、この書籍が某神社について触れている唯一の本のようです。
彌彦神社の成立よりもっと昔、古代の「越」地方において一大勢力をふるったという伝説の主『阿彦』なる人物の墓であろう、と著者は推論しています。
11月26日、初めてこの地を訪れてみたのですが、一見して、あ、墓だと直感しました。
或いは、古代メキシコのナワーリズムで言うところの盟友のような存在を封じ込めた場所であったか。

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狛犬は2匹とも激しく摩耗しています。
一体どのくらい前に作られたものなのか?

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実はこの場所、本殿にかなり近い林の中にあるのですが、ここだけぽつんと取り残されたような感じがあります。
5m四方を取り囲んで結界が張られているような感覚です。

このあと、弥彦山スカイラインを上がって、日本海を一望する展望地へ移動。
グリーンフラッシュを期待して行ったのですが、写真を撮っているうちに左側から厚い雲が移動してきて太陽を覆い隠してしまいました。

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カメラに搭載されているHDRモードで撮りましたが、逆光でつぶれがちな山肌もディテールが出るので面白いですね。
もちろんソフトを使って同様の処理もできますが、その場で見ることができるので楽しい。
キャノンの場合5つの処理パターンがありますが、絵画調標準がお気に入りです。

2018年11月22日 (木)

黄金の里と慈光寺周遊

21日、初めて五泉市黄金の里へイチョウを見に行ってきました。
慈光寺が好きなので蛭野地区は知ってはいたけど、いつも通り過ぎるばかり。
途中下車?したのは初めてです。
とはいえ落葉は既に始まっており、紅葉のピークはとうに過ぎていましたが。

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周辺に多数の石碑や塚があるのですが、これは何?
柵があってここより近くへ立ち入ることができないので、確かめられませんでした。

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3枚目の写真は慈光寺の石垣。
ちょっとした要塞のよう。立派です。

2018年11月16日 (金)

弥彦山周遊

まだ弥彦山の真の頂上、奥の院が鎮座するところ、には行ったことがなかったので、星景の下見も兼ねて登ってきました。

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もっと早くに登っておけばよかった。
奥の院の辺りは雰囲気がとてもよかったです。別格。
開放的な地形なので、鉄塔が入るとしても星景にはもってこいだと思いました。

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奥の院前から寺泊方面へカメラを向けてみました。
ここからカノープスが見えるはず。
数年前、既に新天研の方が撮られましたが、例えば今日でしたらAM2時頃から南の空に顔を出すはずです。
南の低空の光害がひどいんだろうなあと思いますが、一度カノープスを撮りに来てみたいと思います。

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帰りは西生寺方面に抜け、妻戸神社を参拝。
ここと乙子神社が弥彦山麓で最も好きな場所です。
先日、県北の漆山神社へ行ってきましたが、大岩壁の麓に祠が置かれているパターンって多いですね。
ここも高さ18mの岩壁の下に祠が設置されています。
知る人ぞ知る神域です。

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次に、菊まつり開催中の弥彦神社へ。
さすがに平日でも大賑わいです。
人混みを避けて、弥彦神社境内では最も神聖さを感じるこのエリアへ。
奥に緑色の苔むした屋根の建物が見えますが、ここが国重文の十柱神社。
明治45年の大火でも、延焼を免れた唯一の建物です。
その横に摂社や末社がずらりと並んでいます。
ここに乙子神社と妻戸神社のそれもあります。

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最後に紅葉谷へ立ち寄りました。
さすがに半分くらい落葉している樹木が目立ち、紅葉シーズンが終わりかけていることを体感。
入ってすぐの所にこんにゃくや甘酒を売っているお店がありますが、そこの甘酒が美味しかった。
既に気温がかなり低くなっていたので、身体が温まりました。

2018年11月15日 (木)

旧中野邸の泉恵園

紅葉狩りで有名な泉恵園ですが、中野邸の庭の方がぼく的にはきれいだと思います。

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2枚目は泉恵園の山中での1枚ですが、弥彦の紅葉谷の方が総じてきれいですね。

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とはいえ、2つの洞門観音は見逃せません。
こちらは観世音菩薩。

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こちらは千手観音。
洞窟の中へ一歩踏み込むと、たちまち静寂が支配します。
ここでゆっくりと、ホットコーヒーでも味わってみたいものです。

2018年11月12日 (月)

熊野神社の七本杉

村上市布部の熊野神社を初めて訪れたのは昨年6月のことでした。
この周辺には他にも二つの熊野神社(薦川と猿田のそれ)があり、やはりどちらも昨年6月に訪れ、すっかり魅せられてしまったのです。
実は熊野神社にはある思い入れがあります。
昔約10年間大阪に住んでいた時、片っ端から聖地や神社巡りをしていたのですが、最もお気に入りだったのが熊野本宮大社(和歌山県田辺市)でした。
多分7~8回は訪れていると思います。
昨年薦川と猿田の熊野神社(どちらもとても小さな神社ですが)を訪れた時、当時の思い出がまざまざと蘇ってきました。
さて、この布部の熊野神社、急な石段を141段上らないといけないのですが、石段の入り口まで来て引き返してきたのです。
周辺の草むらにヒルが多数いて、車を停めたところから石段の入り口まで20m歩いただけで靴下にヒルが2匹もくっついたのに気づき、恐れをなしてUターンしたのです。
石段もそこそこ草むしていたし、石段を登ればさらにヒル攻撃に遭うことが予測できたので。
実はこの周辺の山中はなにげにヤマビルの宝庫でして、長靴や”ヒルファイター”が必修ですが、このときはどちらも持ちあわせていなかったのです。
そして時日は流れ(大袈裟か)11月11日、リベンジを果たしに行ってきました。

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この石段、写真で見るよりかなり急です。
あまり訪れる人がいないのでしょう、石段は隅から隅まで苔むしています。

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石段を登りきってみると、思いの外立派な社殿が出現。
勧請は1640年とのこと。
市の天然記念物になっている七本杉を含め、周辺には杉の大木がたくさんあります。
そのほとんどは樹齢350年とのことなので、熊野権現の勧請と同時に植えられたものと推測されます。

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こちらが本殿の後ろに立つ七本杉。
樹高35mくらいでしょうか。
肌に活力があり、木が生きていることを実感できます。
熊野信仰は、山仕事で生業を立てている人々が巨木の精霊を祀ったのがはじまり。
実際、昔は七本杉の根元に祠があり、この木の精霊を祀っていたそうです。
平安時代半ばになると山岳仏教と結びつき、白川法皇、鳥羽法皇らの熊野詣でを契機に、熊野信仰は一気に全国に広まりました。
とりわけ山間部に住み、狩猟や木こりを生業としている人々の間に広まったので、猿田や薦川など、三面川水系の山あいの集落に熊野神社が多数残っているのは、このような事情が背景にあるからです。

2018年10月26日 (金)

月夜の弥彦神社

弥彦山山頂付近で月の出を鑑賞したあとは、弥彦神社境内へ直行。

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EOS80D + EF16-35mm F4L IS (16mm)

秋の定番行事・菊まつりの開催が迫っているとあって、参道は既に多数の照明が設置されており、かなり明るかったです。
最後に、近くの祓戸神社へ立ち寄りました。

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建物の左側の屋根の下に見える光芒は満月の光。
しかしながら周辺の外灯の明るさが半端なく、月明かりの割合は4割くらいではないでしょうか。

2018年4月11日 (水)

黒鳥兵衛伝説

前回アップした桜の木の根元には、「黒鳥兵衛の鬼塚」と書かれた石碑が建っています。
11日、やっと満開になったと予想されたので、昼間改めて立ち寄ってみました。

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平安貴族のような艶やかさ漂う見事な桜です。
ところで、黒鳥兵衛は平安時代の人物で、奥州の豪族・安部氏の家来。
反乱を起こした安部氏は朝廷の命を受けた源義家に滅ぼされますが、家来の兵衛は越後に逃れ、蒲原地方一帯に勢力を伸ばしました。
定説では、兵衛は悪行の限りを尽くしたが故に討伐されたことになっていますが、勝てば官軍の習い通り、本当に悪人であったかどうかはわからないと思います。
確かなのは、身長180cmの頑強な大男だったこと。
いずれにせよ、兵衛が勢力を伸ばすのを面白く思わなかった義家は弟の加茂次郎義綱を派遣し、兵衛を討伐します。
兵衛の遺体は別々に切り離され、首は西宮内、胴体は弥彦、手足は緒立(現在の新潟市西区黒崎)に埋められたといわれています。
埋葬地の上には兵衛の荒ぶる魂を鎮めるために、八幡様が祀られました。
そして、この桜の背後の杉林の中に八幡宮が確かにありました。

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境内にはある種の霊気が漂っています。
でも決しておどろおどろしいいものではなく、透徹な空気感を感じます。
そして、手足が埋葬されたと言われる緒立にも八幡宮がありました。

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亀貝インターを下りてすぐ、日帰り温泉施設の新潟市老人福祉センター・黒埼荘がありますが、その近くです。
敷地は結構広く、遠くから眺めるとやはりマウント状になっているのですが、この場所は緒立八幡宮古墳が発掘された場所でもあり、新潟県の指定史跡になっています。
遺跡そのものは1600~1700年前の古墳時代前期のものなのですが、ここにも黒鳥兵衛伝説が語り継がれているのです。
緒立温泉の源泉は八幡宮の境内にあるのですが(次の写真)、源泉の湧く場所は兵衛の遺体が埋められた場所だとのこと。

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敵対する有力者を殺害し、その霊を鎮めるために祠を建てるのは歴史上普通に見られることです。
神社の裏?の歴史をひもとくと、地名に”戸”が付いている場所は殺害や虐殺が行われたところで、死者の呪いを恐れるがゆえに、つまり霊を封印させるために神社を建立したという例はたくさんあるのです。
弥彦神社も、確か境内にそういった性質の小さな祠があったかと思います。
今回、鬼塚を調べるに際し、郷土の歴史について大変詳しく書いてあるHPを見つけました。
まさに西宮内に住む佐々木家の方が作ったHPがそれ。
より詳しく知りたい方は要チェックです。

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