FlatAideProを試す
びんたんさんのフラットエイドプロを導入(通常ライセンス版)しました。
知り合いのブログで何度か名前を耳にしたことがあるのですが、導入のきっかけとなったのは、ユニテックの賀曽利さんの4月12日のブログ記事。
ぼくは滅多に拡散系フィルターは使いませんが、それは(比較的効果が弱いと言われている)プロソフトンAでも効果が強すぎるからです。
10年前とは比較にならないくらい光学系の性能も上がってきているし、針のようにシャープな星を散りばめた画像の方がインパクトがあるのではないかと思ってきました。
とはいえ、見覚えのある星座がない地味~な星空を写す時もあるわけで、そんなときは恒星を強調するために拡散系フィルターを使うこともあります。
その場合、フィルターの有無で少なくとも2枚の写真を撮り、それをのちにフォトショップで好みの強調度になるよう調整するという手段を取ってきました。
しかし、このソフトならフィルターいらずとなり、おまけの機能ながらも導入する価値はあるのではないかと。
何年か前、カノープスを撮りに雄国山(喜多方市)へ登山した際のワンショット。
初冬なので、この方角には天の川もないし、単に星が散在しているだけです。
これにくだんのソフトでソフトフィルター効果を適用します。
悪くないです。
ただし、パラメーターの組み合わせでベストなそれを探すのに時間がかかり、10分、15分はあっという間に過ぎていきます。
デフォルトの設定が3種類ほど用意されていればいいのに。
Nikのソフトでもソフトフィルター効果は用意されているのですが、ここまで恒星が大きくなりません。
その代わりデフォルト設定が6種類ほど用意されており、直感的に各パラメーターをいじって、容易に好みの効果を引き出すことができます。
それ以外にも、フラットエイドプロにはかゆいところに手の届く機能が多数用意されており、ぼくみたいにもう長焦点はやらず、ほぼ星景専門となりつつある人間にも魅力的なソフトではあります。
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