船山神社と種月寺
県立図書館で弥彦神社に関する文献を読み漁っていたら、まだまだ行ったことのない神社や寺が弥彦子周辺に幾つかあることに気づきました。
中でも、船山神社と種月寺だけは行っておかなければと思い、その足で弥彦方面へ。
角田山の南麓、旧巻町の中心部から五ヶ浜へと抜ける街道(現・国道460号線)沿いに立地する船山神社です。
弥彦神社の摂社なのだけれど、図書館で読んだ本にはなかなかディープなことが書かれていました。
それはそうと、周辺の自然環境がいいです。
典型的な里山風景が拡がります。
福井、そしてやや南の樋曽周辺には他にも趣のある神社仏閣があり、春になったらじっくり訪れてみたいと思いました。
種月寺本堂です。
国指定重要文化財。
だいろの湯の奥に、こんな風流な、堂々たる建物があるなんて、今まで思ってもみませんでした。
山門前の佇まいからして非常に趣があります。
小雨が降っていたので現地滞在は5分と短かったのですが、やはりここも春になったらゆっくり観光してみたいスポットの一つです。
石碑には、西国三十三所観世音菩薩と書かれています。
山門をくぐると、すぐ左手に現れます。
おそらく江戸時代に作られたものでしょう。
地図を見ると、すぐ近くにお寺のマークが載っていたので、ついでに訪れてみました。
こちらは真言宗の青龍寺。
墓地が結構広く、奥の方には身分の高そうな人のものと思われる立派な、そして年季の入ったお墓が多く、まるで高野山の墓地みたいでした。
朱色の薬王橋を渡った参道の奥に佇む薬師堂。
福井地区もそうですが、ここでも縄文時代の遺跡が発見されています。
このあたりは縄文遺跡の宝庫。
ますますじっくり探索してみたくなりました。
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