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カテゴリー「ホタル2018(下越)」の19件の記事

2018年10月16日 (火)

再び大草原へ

思ったより雲が少なかったので、昨夜と同じ場所、つまり高坪山東麓の標高約220mに位置する草原、へ行ってみました。
ところが一つ誤算がありました。
ちょうど月が射手座方向の天の川の中心付近にあるのですね。
日没直後のまだ明るさが残っている時間に行き、柿の木を入れて天の川を撮るつもりでしたが、試写して断念。
ただ、気持ちの良い草原であることは変わりないので、エブリサシ岳方面をバックに星空を撮りました。

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右の明るい星は火星。
それ以外は地味~な星空です。
しかし、ぼくの生まれ星座である水瓶座が火星の左に位置しています。
といっても、星座図と首っ引きで眺めないと、それとわからないのが悲しいところですが。

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その後はクロマドボタル探しに専念。
昨日とはちょっと違う場所で撮りました。
このあと、下荒沢川の上流、最後の堰堤まで行ってみましたが、そこにも数は少ないながらもクロマドボタルはいました。
途中にある神社までは何度か行ったことがあるのですが、そこから奥は未体験ゾーン。
堰堤までは道幅が狭いながらも道路は舗装されており、意外とあっけなく辿り着くことができました。
途中にはエブリサシ岳方面を一望する展望地もあり、標高も220mほどあるので、この草原のやや上部にある今年見つけた素晴らしい展望地とほぼ同じ。
この一帯はいろんな意味で穴場です。

2018年10月14日 (日)

柿の木星景とクロマドボタル

12日、クロマドボタル探しに胎内市の標高90mの山あいへ。
ここはゲンジやヘイケが多数いる穴場で、林道の奥の方は両岸に雑木林が迫り、いかにもクロマドボタルがいそうな雰囲気。
今までは標高200~300mと比較的標高のある山間部でばかり目撃していたので、標高の低いところにもいるのかどうかを確かめるのが狙いでした。
しかし、あまりにも星空が素敵すぎて星見に切り替えました。
(一応10数分探したけれど、いなかった。)

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この場所には長居はせず、すぐ次の候補地へ。
高坪山東麓の展望地です。
標高約220mあり、やはり林道の終点付近は雑木林に囲まれているので、クロマドボタルがいそう。
そして展望が抜群なので、星見ももちろん楽しめるポイントです。

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クロマドボタルはすぐに見つけることができました。
しかし気温は12度。
幼虫が発光するにあたり、どのくらいの気温までならOKなのか全くデータがないのですが、素人考えではやや低すぎると思います。
そのせいか、たま~にしか光りません。
15分ほど粘り、やっと連続発光している個体を発見。
5~6枚コンポしましたが、現場では1匹しか気づかなかったものの、写真に撮ってみると他にも2匹写っています。
クロマドボタルはこのくらいにして、相変わらず満天の星空なので、再び星景写真の撮影再開。

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コンポ枚数は約10枚。
あまり枚数が多いとススキのブレが大きくなるので、5~10枚くらいが適当かなと思いました。
光害があまり感じられず、ところどころ薄雲が漂っているものの、いい空でした。

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この展望地へ行く途中にもう1箇所空き地があり、今回初めてそこでもカメラを構えてみました。
実はこの空き地というか草原に、柿の木が2本あることに気づいたのです。
右の大木は柿の木なのですが、懐中電灯で一瞬照らしたりしてみたのですが、どうにも不自然でうまくいきません。
カメラ用の外付けのストロボを離れた場所から発光させるのが最も手っ取り早いかもしれません。
ストロボ持っていないので原始的な方法でやってみましたが、意外とむずかしいものです。

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もう1本の柿の木を入れて、北の天の川を写してみました。
こちらは何とかうまくいったと思います。
でも不自然と言えばまだ不自然。
人工光を使わず、月明かりや薄明終了前に撮るのがいいのでしょうけど。
この日は3箇所場所移動しましたが、どの場所でも薮の中でがさごそと音がしました。
栗やドングリがたくさん落ちているので、冬眠前の熊さん、夜間活動が盛んなようで。
邪魔しては悪いので、そそくさと退散しました。

2018年8月 4日 (土)

8月のホタル星景

8月3日、碁石海岸で日没を迎えたあと、標高300m台後半の棚田へ移動。
碁石海岸では先日に引き続きグリーンフラッシュを狙ったのだけど、透明度もイマイチで雲もあり、ごく普通の夕日でした。
気を取り直して向かった先は、7月14日、奇跡の透明度に恵まれ、数年に一度レベルの星空に出会えた場所です。

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EOS 6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (15mm)
地上部18枚、星空部1枚(いずれも固定撮影)

現地へ着いたのが19時50分。棚田の背後の林との境でヘイケとゲンジが光っている姿が目に飛び込んできました。
数は10匹前後しかいないけど、田んぼの奥の方でもかすかにチカチカしています。
そちらはヘイケでしょうか。
なので、急遽ホタル撮りを始めたのですが、なかなか田んぼの方へは飛んできてくれません。木の上の方の茂みで光っている個体が多かったです。
最後のコマを撮り終えたのが20時20分。
まだ薄明は終わっていないのに、コントラストの高い天の川が姿を現しました。
ホタル2匹、流れ星1個と天の川の饗宴。

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EOS 6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (14mm)
追尾撮影(15枚コンポ)

ペルセウス座流星群の極大日が近づいているので、流星群を撮るのが主目的です。
21時20分に急に本曇りになり撤収しましたが、それまでの間、写った流れ星は1個だけ。
眼視でも全く見えませんでした。
今までの暑さもどこへやら、夜8時を過ぎると半袖では寒くなり、長袖のジャケットを羽織りましたが、気温的には適度に涼しく快適そのもの。
本来なら21時過ぎからはカメラを北東方向に向け、23時くらいまで流星群を撮る予定だったので、やや消化不良。
お盆前にあと1回、快晴になって欲しいですね。

2018年7月14日 (土)

宴の後

13日、おととい訪れた場所へ行ってみました。
結論から言うと、おとといの7割減といったところ。
どうやら終焉に向かっているようです。
標高が400m近くあるので、ちょうど連休にかけてピークが来るのかなと思っていましたが、さにあらず。
200m以上のポイントはどこも横並びで、7月上旬の早い時期にピークが来たようでした。

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谷側へカメラを向けてみました。
この日は山側ではさらにヒメボタルの数が少なく、谷側山側ともに20時30分を過ぎるとさらに飛翔数が減りました。

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EOS 6D Mark II + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC
(総露出時間約75分)

谷側はかなり急傾斜ですが、肉眼ではほとんど視認できなかった谷底のあたりでもヒメボタルは結構いるようです。
写真に写してみると、ホタルの分布状況がよくわかるので面白いです。
1週間前だったらどのくらいいたのか?
それほど広い森ではないので、「ホタルの川」を撮ったポイントよりは少ないとは思いますが、来年は是非ピーク時の数を確認してみたいです。

2018年7月12日 (木)

森の息吹

昨年7月18日の記事で取り上げた林道へ行ってみました。
昨年の記事を読むと、あと1週間早かったら、とありますが、ちょうどそのタイミングでの再訪です。
夜ここへ来るのはこれで2回目。
まだまだ未開拓の場所です。
実は昨日、標高230mくらいの新しいポイントへ行ってみたのですが不発。
その林道沿いには3~4kmの間、ところどころで1~3匹いることはいるのですが、なんかもう終盤に入っているような雰囲気でした。
そこで、これからは標高300mオーバーの場所へ行かないといけないと思い、昨年見つけたばかりの、標高300m台後半のポイントを訪れてみたのです。

 

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EOS 6D MARK II + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC
総露出時間約50分

 

明るいうちに来て、昨年ヒメボタルを見かけたポイントを中心に前後の林道を歩き回りました。
周辺の山林はほとんど手入れがされていないみたいで、下草が伸び放題となっているところがほとんです。
地形の影響もあり、林の奥の方まで見渡せる場所は、谷側山側それぞれ2箇所ずつしかなく、結局それらの場所は昨年ヒメボタルを見かけた場所と一致するのでした。
上の写真は山側にカメラを向けてみたもの。
場所決めに迷ってしまい、19時50分になった段階で場所を3m横に移動しました。
今の時期は19時40分を過ぎると、背景を撮るには暗くなりすぎてしまいます。
19時20~30分の間に撮るのがベストですね。わかってはいるのだけど。
ところで、谷側ではこの3倍くらい多かったような気がします。
山側の傾斜は20度前後であるのに対し、谷側の斜面の傾斜は30~40度あり、そんな急斜面でもホタルは気にすることなく、上空を飛び回っていました。
さすがに400m近い標高の場所だと、半袖では肌寒く、長袖のジャケットを羽織らざるを得ませんでした。
ということは、ここのホタルは出始めで、これから週末にかけてピークに向かうのかもしれません。
明日もう一度来れば、ホタルたちの動向がわかることでしょう。

2018年7月 9日 (月)

宴は続く

昨年までは標高200m以上の生息地しか知らなかったので、ワンシーズンで一箇所につき1~2回しか行くことができませんでした。
今年はそれらより半分以下の標高の場所でヒメボタルの生息地を見つけたので、6月下旬からかなり足繁く通うことが出来ました。
その結果、やはりひとつの場所でヒメボタルが現れるのはせいぜい6~9日程度という結論に達しました、あくまで下越のポイントの場合ですが。
一例を挙げましょう。

(A)標高50mポイント
6/22 1匹、6/26 10~15匹、6/30 多数、7/7 ゼロ

(B)標高160mポイント
7/1 15~20匹、7/3 多数、7/4 多数、7/8 前回の4割減

7月8日はポイントBへ行ったのですが、雨で行けなかったので中3日のインターバルをはさみました。果たしてどのくらいいるのか?

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EOS 6D Mark II + SIGMA 14-24mm F2.8 DG (20mm)
総露出時間約55分

今回は山側の斜面へ超広角レンズを向けてみました。
前回の記事で山側の斜面は斜度が40度近くあると書きましたが、誤りでした。
道路からすぐの所はそのくらいの斜度があるのですが、2m奥から斜度は緩やかになっています。20~25度くらいでしょうか。
3日の間に命を終えた個体がほとんどなのかなと予想していましたが、思ったより多くのヒメボタルがそこかしこで舞っていました。
全体的には4割減といった感じでしょうか。
山側の斜面ではまんべんなく分布しているようでした。
しかしこの日は光り始めがやや遅く、途中からサブのカメラを早くから飛翔を開始した谷側の林へ向けてみました。それが次の写真。

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EOS 80D + SIGMA 24mm F1.4 DG
総露出時間約1時間10分

撮り始めがかなり暗くなってからなので、背景がまともに写りませんでした。
19時50分を過ぎた辺りからつるべ落としに周囲は暗くなるので、それ以降背景を撮るのは困難。
ここでは最初のコマをISO1600, F2.8 で4分の露出をかけたのですが、画像処理で思い切り浮かび上がらせてこの程度です。
熱ノイズもひどく、RAWで撮ったら少しはマシになったかもしれませんが、あくまで記録写真ということで。
一応このポイントでの撮影が今回が最後。
明日以降は標高200m以上のポイントへ行ったり、新たな場所探しに充てることにします。

2018年7月 5日 (木)

雨のホタル街道

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EOS 6D Mark II + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC
総露出時間約1時間35分

 

4日、前日と同じ場所へ。
カメラも、昨日の2枚目の写真を撮った場所と同じような位置に設置。
雨は時折やみかけるものの、終始小雨は降り止まず、21時45分頃本降りになり撤収。
そんな中、前日より4割くらい少なかったのですが、この日も多くのヒメボタルが舞ってくれました。
雨は何度もやみかけ、そうなるとホタルたちは一気に勢いを増し、飛び交います。
幸い風は全くなく、ホタルたちにとってはそんなに悪い条件ではなかったのでしょう。
前日ホタルの川が形成された地形を確認。
この川の下流?はちょうどこの林道の正面奥にあたるようです。
こうして写真に撮ってみると、肉眼では判別しえないホタルたちの分布がよくわかるので面白いです。
実はカメラを構えている背後の空間の方が、さらにホタルの数が多かったかもしれません。
そこは、山側の傾斜が35度はあるであろう急斜面で、高さ20mの杉が密生しています。
下草も勢いがあり、1.5~2mはあるでしょう。とても人が入れる空間ではありません。
おそらく、そこは人の手が入ったことのない原生林ではないでしょうか。
そんな急斜面をヒメボタルが活発に行き来しているのです。
この次来ることがあったら、超広角レンズを杉の大木が密生するこの急斜面に下から向けてみたいと思いました。
それにしても、森の生命力ってすごい。
雨の中の撮影が全く苦になりませんでした。

2018年7月 4日 (水)

ホタルの川

3日、初めての森へ行ってみました。
最近、昼間1回、夜間1回の下見を終え、数日前の夜に他の場所での撮影後立ち寄ったのですが、上昇基調で発生している気配がありました。
ここ数日通っていた場所よりやや標高があり、そろそろピークではないかと目論んでのことでしたが、その通りでした。
というか、4年前に新潟県下越地方でヒメボタルの撮影を開始して以来、これほどの乱舞を見たことがありません。
途中から感覚がおかしくなり、森全体に自分の意識が同化してしまいました。
ヒメボタルと真っ暗闇の中で一人で対峙していると、たまにこのような感覚になることがあります。

 

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EOS6D Mark II + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC
(総露出時間約55分)

 

林道から7mほど分け入った森の中からの撮影。
三脚を立てている位置から正面に向かって緩い下り勾配になっており、20m先には小沢が流れているようでした。
撮影中この林道を前後200mほど散策したのですが、その区間の2/3でそこそこの数のヒメボタルが道路両脇の杉林で見られました。
こうして写真に撮ってみて初めてわかったのですが、小沢沿いにヒメボタルが集中しているようです。
こうして見ると、ホタルの川ができていることに気づきます。
しかし、この地点は林道からは見えません。。
下草は20~30cmほどと低く、かなり遠くまで見渡せます。
しかしこの場所もヒルが怖いので、これ以上奥へ入る気にはなれませんが。

 

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EOS6D Mark II + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC
(総露出時間約20分)

 

20時20分を過ぎた辺りから、すなわち完全に暗闇に支配されると、林道に多数のヒメボタルが回遊してくるようになりました。
これまた乱舞です。
当初は林の中で1枚撮ったらすぐ帰宅するつもりでしたが、21時になっても林道を左右から行き交うヒメボタルの数は減らなかったので、追加で撮ってみました。
カメラの位置は道路のど真ん中。下手にレンズを向けています。
しかし、どこが道路だか全くわかりません。
普通に撮ると背景が写らないので、4分露出で背景がある程度わかるよう撮ってみようとしたのですが・・・
完全な暗闇の中では、もはや何をどうやっても背景が写りません。
画像処理で強引に浮かび上がらせようともしたけれど、それでもダメ。
ヒメボタル写真は一晩に1枚ですね、1台のカメラで撮る限り。

 

 

2018年7月 3日 (火)

神域の森

昨日に引き続き、某神社へヒメボタルを見に行ってきました。
昨夜に比較すると、本殿背後の林で3割減、それ以外の場所では5割減といった感じでした。
この辺でのヒメボタルのピークは土日だったようです。
夏日が続くと一気に婚活が行われますので、土日よりホタルの数が減少したのはセオリー通りと言えるでしょう。この場所でヒメボタルの姿が見られるのは、あと2~3日といったところでしょうか。
さて、この日は本殿背後の谷にカメラを向けてみました。

 

 

 

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EOS6D MARK II + TAMRON SP 45mm F1.8 Di VC

 

総露出時間約50分。
ホタルが写っていたのは半分のコマでした。
小沢が下を流れているため、ゲンジも結構舞っていました。
技術的なことになりますが、今回は次のような点に留意しました。

 

1.光跡をできるだけ真円に近づけるため、絞りは使用レンズの開放付近で撮る(ここではF2を使用)。
2.明るさが残っているうちに背景を撮っておけば背景は真っ暗にしか写らなくてもいいので、ノイズを押さえるためもあり、ISOは3200までとする(シャッタースピードは20秒)。
3.カメラノの発熱を抑えるため、インターバルは1~2秒間隔とする。
4.前回、ある程度近くを飛ぶヒメボタルの光跡が尾を引くような感じの写りになってしまったコマがあるので、乱反射の原因になっているかもしれない保護フィルターや拡散系のフィルターは付けずに撮影する。
5.レンズは50mm前後の焦点距離を使用。

 

ネットで漁ったヒメボタルの撮影方法と、自分がここ3年間で試行錯誤してきた方法とをミックスさせた結果、このような改善を施したのです。
結果は満足のいくもので、今まで撮ったヒメボタルの写真の中では、絵的にも画質的にも最も上質な1枚となりました。
(ただし、RAWではなくJPEGでの撮影。RAWだと画像処理に3~5倍の時間を要するので、割り切っていつもJPEGで写しています。)

 

21時頃撮影を切り上げ車の所へ戻ってくると、満天の星空が出ているではありませんか。
出発するとき、山間部に厚い入道雲がかかっていた新発田に比べ、村上方面は快晴だったのでもしやとは思っていました。
コントラストも高く、久々に天の川のモクモクを見ました。
目の前の田んぼではまだヘイケが光っているし、ホタル星景の撮影開始。

 

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EOS6D Mark II + SIGMA 24mm F1.4 DG (星空部1枚、地上部は約60枚を比較明合成)

 

ポタ赤を持ってこなかったのが悔やまれます。
稲穂に止まって点滅しているヘイケはかなり多くいたので(これらは写真には写っていません)、20時台のゴールデンタイムだったら壮観な光景を見ることができたのでは?
正面の林にもヒメボタルは生息しており(歩いていって肉眼で確認)、ピクセル等倍で見ると明らかにヒメボタルのものと思われる光跡が幾つか写っていました(正面にくっきり写っているそれは、多分ヘイケの光跡と思われます)。
火星が昇ってくるまで我慢しようと思ったのですが、右から薄雲が流れてきたので21時45分撤収。

 

 

2018年7月 2日 (月)

神域の守護者

こちらの杉林は、ある神社の裏山。
谷になっていて、広い範囲を見渡すことができます。

 

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本殿前でもヒメボタルはそこそこ現れたのですが、やはりヒメボタルは境内裏の林で最も多く見られました。

 

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EOS 6D Mark II + TAMRON SP35mm F1.8 Di VC
総露出時間約45分(プロソフトンA使用)

 

初めての場所なので、どこにカメラを構えたらいいか迷いました。
結局右側の林が最もいそうに思えたので、本殿は35mmだと半分しか入らないけどこのような構図にしました。
でも、思ったより本殿前にもホタルが回遊しに来てくれたので、当初の正面からの構図の方が良かったかもしれません。
夜のとばりが下りると、境内は神域としてのスイッチが一段深く入ります。
エーテル界との回路がそこに開かれます。
そして、エーテル界から金色に輝く守護者が現れるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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