大峰山山麓のクロマドボタル
二王子山麓や五頭山麓では広くクロマドボタルが棲息していることを確認しました。
残るは櫛形山脈のみ。
ということで19日、菅谷から馬越林道に入り、大峰山登山口を目指しました。
しかしながら、曇っているとはいえ、半月より大きくなった月の影響で思ったより空が明るく、あんまり見られないかもしれません。
今までの経験則からいうと、おそらくクロマドボタルはヘイケやゲンジ以上に真っ暗な空間を好むような気がするからです。
登山口の手前の林道沿いにはいませんでした。
もっとも、このあたりはそれほど両側に山が迫っているわけではないので、月明かりの影響を受けやすく、かなり明るいのです。
そこで、登山口から登山道を50~60m登り、よさそうな地形を探してみました。
歩いてすぐ、ぼくのイメージする理想の環境であることを実感。
左手に小沢が流れているし、周囲の植生も何がどうとは言えないのですがいい感じ。
中央やや左手に1匹。
ピクセル等倍で見ると、他にも1匹写っていました。
中央に1匹。
ピクセル等倍で見ると、上の写真同様他にも1匹写っていました。
クロマドボタルは小沢沿いの薮のそこかしこにいました。
しかしながら5秒光ったかと思うとその後は数分間光らなくなり、なかなか連続発光している個体を見つけることができませんでした。
このあたり、月明かりの影響なのかもしれません。
肉眼で目視した数は6~7匹でしょうか、小沢沿い5~6mの区間で。
新発田市民としては、五十公野山にもいるかどうか確認したいところですが、月齢がよくありません。
来年の課題ですね。
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