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カテゴリー「天体写真2018」の2件の記事

2018年8月12日 (日)

楽しき流星観測

11日、星ガール4人を引き連れてペルセウス座流星群を見に行ってきました。
なかなかお盆前のこの時期は晴れないのだけど、今回3年ぶりくらいにそこそこの好天に恵まれそうだったので、GPVを信じて新発田市内の山間部へ出撃。
着いた直後の20時30分頃はベタ曇りに近い状態でしたが、徐々に雲が取れてきて、21時10分過ぎにはやや眠い空ながらも天の川が端から端まで見渡せるようになりました。

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EOS80D改 + SIGMA14-24mm F2.8 DG (14mm)
ISO1600、F3.2、90秒追尾 X 40枚

この日は夜露が猛烈で、レンズヒーターを忘れてきたため1時間後にはレンズが曇ってしまいました。
一度曇るともうダメです。泣く泣く23時20分頃撤収。
友人一家が帰ったあと、午前1時までは少なくとも粘るつもりでしたが、結局友人一家と一緒に現地を離れたのでした。
フルサイズ機に14mmの組み合わせだとかなり写ったと思います。
しかし、たまにはケフェウスから下の散光星雲も赤く描写したいという欲求に駆られ、35mm換算22.4mmとなる組み合わせで撮影に臨んだのですが、21時~23時の間、この方角にはほとんど流れてくれず、総露出時間1時間の中で写った流星はたった1個のみ。
南や南東の方角で大きめの奴が幾つか流れたようです。
みんなは地面に大の字になって空を見ていたのですが、やはりこの姿勢が一番視界を広く保つことができますね。
みんなぼくの5倍は流星を目撃したようです。
この次からぼくも地面に寝転がって空を眺めることにします。

※今回からコンポジットにDeep Sky Stackerというフリーソフトを導入。ステライメージでは画面が固まってしまい、しかも途中経過がわからないので多数枚コンポではぼくのPCでは実用にならないのです。
このソフト、素晴らしいです。ホットピクセルも完全に除去してくれます。
コンポジットの精度もバッチリ。
もっと早く導入すれば良かった。お勧めです。

2018年3月18日 (日)

早春の笹川流れにて

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EOS80D改 + TOKINAR 14-20mm F2.0 PRO DX (14mm)

天気に恵まれた17日は、県北の柏尾海岸へ。
漁船がいたらすぐに撤収するつもりだったけど、漁船は粟島沖から村上沖にかけては一艘も現れませんでした(右に粟島の灯台が写っています)。
時刻は19時半を少し回ったところ。透明度もかなりいいようで、星の輝きがいつもと違います。
そして、黄道光がはっきりと見えていることに気づきました。
本当はカメラをもう少し右に振りたかったけど、黄道光を主役にしました。
しかし、今回もトラブル発生。
新品の電池を入れたばかりの中国製リモコンが作動しません。
スタートボタンを押す度にリセットされてしまう。
以前からもこの症状がたまに発生していたけど、いよいよ故障したか。
なので、上の写真は30秒露出のワンショット画像です。本当は星空部は追尾させたかったのだけど。
でも、その後なんとか動き出したので、地上風景は入れずに星野写真を撮ることにしました。

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EOS80D改 + TOKINAR 14-20mm F2.0 PRO DX (14mm)

2分の画像を8枚コンポ。
見た目ではあまりわからなかったけど、村上方面の光害の影響が如実に現れたので、画像処理で思い切り補正しました。
モニターに表示される画像が従ってイマイチなので、35mmの単焦点レンズでオリオンをクローズアップすることにしました。

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EOS80D改 + TAMRON SP35mm F1.8 VC
ISO2000, F2.8, 60秒X10枚

この日は星景写真しか撮るつもりはなかったので、極望は持ってきていません。
つまり、ポタ赤のボディーに開けられている穴に北極星を導入しての簡易極軸合わせになります。
なので、たっぷり露出をかけるのは無理なため、1分露出を10枚撮って終了。
やはり光害カブリが発生しましたが、もともとの透明度はよかったので、総露出時間10分でもそこそこ散光星雲が写ってくれたのは嬉しかったです。
久々に漁船の漁り火のない海を見たけど、とても気持ちのいいものですね。
寒くなければもう少しいたかった・・・

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