弥彦の某神社
弥彦山周辺のパワースポットというか、ぼく的にお気に入りの場所を挙げると、順不同で「妻戸神社」「十柱神社」「乙子神社」「祓戸神社」ということになりますでしょうか。
実は弥彦神社の境内には、地図やガイドブックにも載っていない神社がひとつあります。
名称も云われも不詳の、某神社がそれ。
ネットで調べると、幾つかこの神社に言及している記事を見つけることができますが、要約するとネタ元は学生社から刊行されている「彌彦神社」であり、この書籍が某神社について触れている唯一の本のようです。
彌彦神社の成立よりもっと昔、古代の「越」地方において一大勢力をふるったという伝説の主『阿彦』なる人物の墓であろう、と著者は推論しています。
11月26日、初めてこの地を訪れてみたのですが、一見して、あ、墓だと直感しました。
或いは、古代メキシコのナワーリズムで言うところの盟友のような存在を封じ込めた場所であったか。
狛犬は2匹とも激しく摩耗しています。
一体どのくらい前に作られたものなのか?
実はこの場所、本殿にかなり近い林の中にあるのですが、ここだけぽつんと取り残されたような感じがあります。
5m四方を取り囲んで結界が張られているような感覚です。
このあと、弥彦山スカイラインを上がって、日本海を一望する展望地へ移動。
グリーンフラッシュを期待して行ったのですが、写真を撮っているうちに左側から厚い雲が移動してきて太陽を覆い隠してしまいました。
カメラに搭載されているHDRモードで撮りましたが、逆光でつぶれがちな山肌もディテールが出るので面白いですね。
もちろんソフトを使って同様の処理もできますが、その場で見ることができるので楽しい。
キャノンの場合5つの処理パターンがありますが、絵画調標準がお気に入りです。
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