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2018年9月 4日 (火)

固定新星景にトライ

3日、夕方から快晴になったので、友人一家と新発田市郊外・二王子山麓へちょっとだけ星見に行ってきました。
やはりこの丘は新発田市の光害をもろに被るため、年々明るくなってきている気がします。
この日はひとつだけやりたいことがありました。
最近Sequatorというフリーソフトの存在を知ったのですが、これがどの程度実用になるか試してみたくて、その素材を撮影したのです。

Img_7599_7648p_2

EOS80D改 + SIGMA18-35mm F1.8 DC (18mm)
ISO3200, F2, 5秒 X 50枚 (固定撮影)

このソフト、星は星で重ね合わせてくれ、地上部は地上部で流れないように重ね合わせてくれます。
新星景では固定撮影と追尾撮影画像を合体させるわけですが、複数の固定撮影画像からその複雑な作業を行ってくれるというわけです。
もちろん、追尾撮影時の通常のコンポジット用にも使うことができ、ダークやフラット補正も行うことができます。
尚、このソフトはWin専用であり、Macでは(有料ですが)Starry Landscape Stackerが同様の機能を有しています。
たかだか総露出時間約4分なので驚くほどでもないですが、コンポの精度は高く、通常の新星景の手法ではきれいに分離できないであろう複雑な木々の稜線が、見事に再現されました。
しかもソフトの動作が爆速で、これにも感動。
ISOをけちりすぎたので、天体仕様のカメラにも関わらず全然カリフォルニア星雲の存在がわかりませんが、取りあえず、新星景写真をワンタッチで仕上げてくれることがわかっただけで大収穫です。
これは使える!
散光星雲を赤くこってりと描写する用途には向きませんが、星空のある風景として、一般的な意味合いでの星景写真を撮る用途には最適です。
確実にノイズが減ります。
今回は試していないけど、HDR風に仕上げるオプションまで用意されているのです。
それにしても、ポタ赤を使わない撮影は本当にラク。
今後、ポタ赤の出番は半減するかもしれません。

※補足~Sequatorの使い方を解説した日本語のサイトのリンクを貼っておきます。

※余談~帰りにこの丘でカメラを構えている人に遭遇しました。声をかけてみたら、なんとKEROさんでした。この場所を独自に探し出し、この日がここでの初デビューだそうです。
KEROさんとは下越のヒメボタルの生息地でも(もちろん場所は教えていません)遭遇したし、運命の赤い糸で結ばれているとしか思えない(^^;)
ジャコビニ・ツィナー彗星を撮っていました。35mm換算220mmくらいになるボーグの望遠鏡で写した写真を、その場でカメラの液晶に映る画像を見せてもらいました。
おお、かなり大きい。早速KEROさんがご自分のブログにアップしていたので、興味のある方はどうぞ。

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星景写真(新発田市)」カテゴリの記事

コメント

これはなかなか面白そうなソフトですね。
私もやっぱり地上風景は流したくないのですが、最近はめんどくさくなってやらないことが多くなりました。
使い方はちょっと難しそうですね。でも試してみたいと思います。

まるひさん、こんばんは。それが、全然難しくないんですよ。調整できるパラメーターの数も多すぎず少なすぎず。普通のコンポジット用ソフトとしても優秀だと思います。ある人のブログで、もっと複雑な構図、大木が1本目の前にどーんとそびえていて、その背後に天の川がカーブを描いているという。そんな構図でも見事に地上風景と星空部を分離して合体させていましたからね。高感度に強いフルサイズ機だったら、そして広角レンズだったら追尾させる必要がなくなるのではないかと感じました。
日本語の使い方を説明したサイトのリンクを貼っておきましたので、ご参照ください。
Sky regeionでマスクを作るところがやりづらいかも。ブラシの大きさの変更がスムーズにできないので。でも、思い切りアバウトにやってもきちんとソフトは仕事をしてくれましたよ。優秀です。

しばらく更新がなかったので、ついに鰓が生えて完全水中生活してるのじゃと心配しておりました(^^;;

このソフト、私も半月ほど前に使ってみたのですが、どうも今一つ上手く行かずに放置状態でした。
それ用に短秒×複数枚撮っているものがなかったせいかも?と思い、撮りに行こう行こうと思いつつも重い腰が上がらず、いまだ果たせていません。

これ位、星も地上も奇麗に整っていると良い感じですね。
私もノイズは確実に減ってるのが確認できますていますので、うまく使いこなせると本当に赤道義要らずになりそうですね。

贅沢を言えばTIFFを作るのが面倒と言えば面倒、Lightroomなら簡単だから、上手く行きそうならいよいよ980円/月払ってCC導入かな(^^;

Tomさん、こんばんは。もう少し水中生活を満喫したかったのですが、最近の悪天候続きで強制終了です。でも、まだ水温は高そうなので、あと一度だけマリンピア前で潜ってみるつもり。
あ、もう使っていたんですね。ぼく的にはなんのストレスもなく、すんなり使うことができましたが。もちろん、使い方を日本語で説明しているサイトのおかげではありますけど。
それと、今回時間を節約するために、RAWからjpegに変換して処理したんです。後日TIFFに変換してやり直してみたけど、元画像が露出不足すぎて情報量が少ないってのもありますけど、吐き出される画像に違いは認められなかったです。もっとも、jpegで重ね合わせても、保存はTIFFにしていますけどね。
追尾すると多かれ少なかれ周辺部の星像は乱れるもの。
今回固定で撮ってみて、周辺部の星像が過去最良で写ってくれました。ポタ赤使うと、バランスの悪さとか機材のたわみによる影響が少なからず現れるのでしょう。
今度は6D MK2にシグマの超広角ズーム付けてこのやり方で撮ってみて、周辺部の星像が追尾で写したものより改善するのかどうか試してみたいと思っています。

現像はPhotoshop Elementsを使うという手もありますよ。これなら毎月の月謝も必要ない。一度使ってみたいと密かに思っています。
人柱になってみません?

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