クロダイの勇姿
19日は、下越の海上ではまだ北風が吹いておりました。
最初は笹川流れへ行くつもりでした。
で、胎内市の村松浜に立ち寄ったところ、まだまだ波けがあり、透明度も良くなさそうだったのでこれ以上北上するのは断念。
こういう時の保険として使える、マリンピア日本海前の海岸へ移動。
海の色が全然違います。
テトラに囲まれている性もあって波もあまりなく、ここで潜ることに決定。
ただし、今回はまだ潜ったことのない、写真右側の縦堤を目指しました。
いつものように正面の縦堤の付け根・左側からエントリー。
透明度がよくて一安心。
前回より10~15%ほど落ちるかなといった程度。
ここはすぐ8mまで落ち込んでおり、地上の風景からは想像もつかない圧倒的なダイナミクスを誇っています。
結局、お目当ての右側の縦堤は2.5~3mと意外と浅く、今回も正面の縦堤の左側を中心に潜りました。
正面の縦堤から右へ行くと急に水深は浅くなることがわかりました。
海岸線と平行に並ぶテトラの、内海側の水深も2.5mくらいしかありません。
その代わり、透明度は非常に良く、同じ砂浜の海底でも関屋浜よりずっときれいです。
ゴミも全く落ちていませんでした。
きれいなのだけれど、残念ながらキスとかハゼは全く見かけませんでしたが。
オリンパス TG-5
(水深3.0m、水温26.8℃)
さすがに大雨が降ったため、水温がぐっと下がりました。
こないだは見なかったクロダイの子供の群れに遭遇(左斜め上の魚はウミタナゴ)。
この日は、この子達の親に何度も遭遇、写真を撮りまくりました。
(水深4.5m、水温26.7℃)
クロダイよりさらに多く見かけたのはこれ、メバルかカサゴです。
両者の違いがよくわかりません・・・
15~25cmクラスが最も多かった。
(水深4.8m、水温26.7℃)
クロダイもカサゴ or メバルも前回は全くといっていいほど見かけなかったのに、なぜでしょう。
降雨が影響したのかな?
写真の右端に精悍な顔が写っています。
(水深4.7m、水温26.7℃)
クロダイです。
ようやく大型のクロダイにお目にかかることができました。
テトラにつかまっての待機作戦で、なんとか理想的な構図でゲット。
クラゲはこの日もまだ1匹も見かけませんでしたが(イカらしき物体を1匹見ました!)、素潜りシーズンも来週一杯くらいがいいところでしょうか。
« 網代浜の縦堤を潜る | トップページ | 笹川流れ版・青の洞窟 »
「シュノーケリング(海)」カテゴリの記事
- 笹川流れ版・青の洞窟(2018.08.21)
- クロダイの勇姿(2018.08.19)
- 網代浜の縦堤を潜る(2018.08.15)
- 深間の地磯、再び(2018.08.14)
- 吉浦海岸を潜る(2018.08.13)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
自分にはメバルのように見えましたが、実際はどうなんでしょうね。
もう10年ほど前ですが、知り合いがこの縦堤の右側で牡蠣を採っていてその場で貰って食べた事があります。
確かに水深は浅かったような、、。
そして左は真っ青でいかにも深そうな感じでしたが、8mですか!クロダイが居ても不思議ではないですね。
投稿: 小太郎 | 2018年8月26日 (日) 22時01分
小太郎さん、こんばんは。確かにメバルっぽいですよね。そうなんです、潜ってみてびっくり。右と左で全然水深が違うんです。右はどこまで行っても3mより深くなることはありません。沖の、横に伸びているテトラの外海側もそう。意外と浅いのです。
ひょっとすると左側は最深部で9mあるかもしれません。
最深部の海底をこの目で視認したわけではないので、傾斜からの推測になります。できれば8月中にもう一度ここで潜りたかったですが(自分の深度記録を更新したかった)、荒れてしまったのでもう無理かもしれません。
投稿: Toshihiko Sato | 2018年8月26日 (日) 23時01分