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2018年7月 4日 (水)

ホタルの川

3日、初めての森へ行ってみました。
最近、昼間1回、夜間1回の下見を終え、数日前の夜に他の場所での撮影後立ち寄ったのですが、上昇基調で発生している気配がありました。
ここ数日通っていた場所よりやや標高があり、そろそろピークではないかと目論んでのことでしたが、その通りでした。
というか、4年前に新潟県下越地方でヒメボタルの撮影を開始して以来、これほどの乱舞を見たことがありません。
途中から感覚がおかしくなり、森全体に自分の意識が同化してしまいました。
ヒメボタルと真っ暗闇の中で一人で対峙していると、たまにこのような感覚になることがあります。

 

Img_8178_8345p

 

EOS6D Mark II + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC
(総露出時間約55分)

 

林道から7mほど分け入った森の中からの撮影。
三脚を立てている位置から正面に向かって緩い下り勾配になっており、20m先には小沢が流れているようでした。
撮影中この林道を前後200mほど散策したのですが、その区間の2/3でそこそこの数のヒメボタルが道路両脇の杉林で見られました。
こうして写真に撮ってみて初めてわかったのですが、小沢沿いにヒメボタルが集中しているようです。
こうして見ると、ホタルの川ができていることに気づきます。
しかし、この地点は林道からは見えません。。
下草は20~30cmほどと低く、かなり遠くまで見渡せます。
しかしこの場所もヒルが怖いので、これ以上奥へ入る気にはなれませんが。

 

Img_8345_8406p

 

EOS6D Mark II + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC
(総露出時間約20分)

 

20時20分を過ぎた辺りから、すなわち完全に暗闇に支配されると、林道に多数のヒメボタルが回遊してくるようになりました。
これまた乱舞です。
当初は林の中で1枚撮ったらすぐ帰宅するつもりでしたが、21時になっても林道を左右から行き交うヒメボタルの数は減らなかったので、追加で撮ってみました。
カメラの位置は道路のど真ん中。下手にレンズを向けています。
しかし、どこが道路だか全くわかりません。
普通に撮ると背景が写らないので、4分露出で背景がある程度わかるよう撮ってみようとしたのですが・・・
完全な暗闇の中では、もはや何をどうやっても背景が写りません。
画像処理で強引に浮かび上がらせようともしたけれど、それでもダメ。
ヒメボタル写真は一晩に1枚ですね、1台のカメラで撮る限り。

 

 

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ホタル2018(下越)」カテゴリの記事

コメント

もう、ため息しか出ません・・・。
完全な闇の中で見るヒメボタルの光芒が、距離感のみならず時間感覚まで奪い去った刹那、宇宙空間にダイブしたような感覚に陥りますよね。
コトバで説明するのは無意味、是非、多くの方に体感して頂きたいです。

いや~、美しいですね。
ヒメボタルは見たことありませんでしたが、とっても綺麗な光のホタルですね。
何だか、眺めていると夜の森の奥深くに吸い込まれそうです。すばらしい!

もっちゃん、ありがとうございます。都会の方へ行くと宅地でも見られる場所もあるようですが、ヒメボタルは光害地でなく、足元も手元でさえも見えなくなる真の暗闇で鑑賞したいものです。光の中に闇があり、闇の中に光がある。両者は絡み合っているのです。

ホタルの川・・・とても美しく幻想的ですね。目の当たりにしてみたいものです。素晴らしい。

ちーすけさん、コメントありがとうございます。中越の山間部でも生息地はあると思います。阿賀町にも絶対いそう。ヒメボタルは森の復権の象徴。より多くの人に関心を持って欲しいものです。

けんちゃ様、コメントありがとうございます。もっとまんべんなく写っていると思ったのですが、比較明合成してみるとこのように”川”ができました。なぜあのエリアにだけ集中しているのか、不思議です。森の神秘ですね。ヒメボタルにしかわからない理由があるのでしょう。ヒメボタル体験、本当に鮮烈ですよ。

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