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2018年6月の24件の記事

2018年6月30日 (土)

饒舌な森

30日、こないだ初めて見つけた場所へ行ってきました。
この日は友人一家を案内してのことだったので、写真は2カットのみ。
本当にこの場所でヒメボタルの乱舞が見られるのか不安でしたが、予想通りまとまった数のヒメボタルを見ることができました。
乱舞と言っていいでしょう。

 

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EOS6D Mark II + TAMRON SP35mm F1.8 DI VC (共通)

 

明るさが残るうちにざっと道路沿いの林を見渡してみたところ、同じような地形が続いていました。
2箇所、容易に林内に入っていける場所もありましたが、この辺はどうもヤマビルが多く生息しているようなのでそれは自制し、先日同様道路端からの撮影です。

 

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光り初めは19時55分。やや遅めでした。
目に見えて増え始めてきたのは20時10分過ぎでしょうか。
林内が真っ暗に近い暗さになってから一気に林内のあちこちでピカピカが始まりました。
横幅50mほどの区間でホタル観賞しましたが、この区間はどこもホタル密度は一定でした。

 

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2枚目のカットは子供が三脚を触ったため、そしてもともとピントが合っていなかったためもあって、背景はぼけまくっています。
それでも1枚目のカットに比べてカメラの近くをホタルが行き来してくれたので、少ないコンポ枚数の割にはよく写ってくれました。
現地を後にしたのは20時45分頃。
ヒメボタルは減少の気配を見せず、森の中はまだまだ賑やかでしたが、子供が家に帰りたいと言い出したため、帰途につきました。
素晴らしい、濃密な夜でした。

 

 

 

 

2018年6月28日 (木)

坂井川源流

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EOS6D Mark II + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC (共通)

28日の月の出は19時3分。
雲が厚かったせいもあり、20時15分頃まではかなり暗かったです。
実際、広い範囲でその頃まで、乱舞といわないまでも、そこそこの数のホタルが飛んでいました。
このエリアも最奥部は人が入らないため、ダートに変わったあたりから先は道路を草が覆い尽くしており、とても歩く気になれませんでした。
もっとも、最奥部にある湿原よりもっと下流部の休耕田のエリアの方がホタル密度が高いため、ほどほどの所でホタル鑑賞するのが無難だと思います。
とはいえさすが源流部、一番最後の写真の場所以外はドコモの携帯が圏外になります。
軽でしか入れないため、今後も源流部は聖域であり続けることでしょう。

松岡川上流

27日、雨も上がったので五頭山麓へ。
標高65mの山の中に忽然と現れる田んぼ。
毎年6月下旬に行っているのですが、まず外れがありません。

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ピークは2~3日前に過ぎているだろうけど、まだそこそこの数のホタルを見ることができました。
ただし、ピークを過ぎた場所のホタルは通常飛び始めが早く、活動がにぶるのがとても早いです。
この日の飛び始めは19時45分。20時15分過ぎにはあまり飛ばなくなりました。
上の写真はこの田んぼの一番奥の湿原。
何年か前、正面の林がホタルの木になったことがあります。
この写真でもヘイケがメインで写っていますが、多数のヘイケがこの木に集まり、クリスマスツリー状になるのです。
20分を過ぎると田んぼの他のエリアも静かになってしまったので、早々と帰途につきました。

帰る途中、松岡川上流へ立ち寄りました。
いろいろと工事が行われている松岡集落裏の田んぼですが、工事地帯の奥にも田んぼと畑が細々とあり、そちらは今でも耕作が行われています。
お目当ては、松岡川右岸の、田んぼがある土手。

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ここで標高55m。
昨年はここでヘイケの乱舞を見ました。
今年はとうにピークが過ぎているので乱舞というわけにはいきませんでしたが、川の環境が変わっていないことを確認し、数匹のホタルを見ることができてひと安心。
ちょっと除草剤の使用が気になります。
昨年はここまで茶色になっていなかったような。
ここの田んぼは圃場整備が入る前の松岡の田んぼ同様、コンクリートが全く使われておりません。
あぜ道の土も軟らかく、ヘイケの生育には適しています。
来年は一度ピーク時を狙ってここへ来てみたい。

2018年6月27日 (水)

道端から撮るヒメボタル

26日、最初に訪れた場所は、23日の記事の冒頭の写真の場所です(村上市)。
しかし、この日は不発。
ゲンジが1匹現れたのみで、お目当てのヒメボタルは姿を見せませんでした。
まるで気配が感じられないので20時10分、早々と見切りを付け、こないだ偶然見つけた新たなポイントへ移動しました。

 

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すると、木陰に2匹いるではありませんか。
中央やや左にヒメボタル特有の光跡が写っています。
なかなか表に出てきてくれなかったので、うっすらとではありますが。
ここから道路を戻りつつ左右の林に目をやると、どちらの林内でもぴかぴか光るものが見えます。
これはすごい。

 

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この道路、舗装されてはいますが、ところどころ落ち葉がうずたかく積もっています。
そこにヒメボタルが何匹もいました。
じっくり観察していると、4~5分に1~2匹の割合で道路を横断する個体もいます。

 

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上の2枚は、上手から下手に向かって左側の林を写したもの。
どちらかというと左側の林の方が数が多かったと思います。
どちらの林もかなり奥行きがあり、それでいて木と木の間隔がそれほど密でないので奥の方まで見渡せます。
かなり奥の方でもチカチカしていたので、森全体での個体数は20~30匹はいそうです。
そして、これから満月を過ぎれば、つまり来週前半にはさらに増えてくると直感しました。
(最終的には、80~100匹程度まで増えるのでは?)

 

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左右の林ともに道路から急斜面を下りたところにあるので、林の中へは入れません。
でも、このようにたま~に道路際まで飛んできてくれるので、写真を撮るに際して不都合はありません。

 

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最後の1枚はこの近くの、やはり道路端から小沢の流れる林の中を写したもの。
このあと道路をはさんで反対側の林内を下見しようとしたのですが、足首をヒルに噛まれたのでやめました。
すぐ気づいたのでわずかな出血で済みましたが、ヒルの噛む力ってすごいんですね。
ひっぺがすのに、かなりの力を要しました。
先日もヒルに足首をやられましたが、このあたりはヒルの宝庫のようですね。
ヒメボタルも多いけど、ヒルも多い・・・
流域によって、ヒルのいるところといないところがあるようです。
新発田周辺はいないだけに、これはちょっと気を使います。
農道や林道から十分ヒメボタルは見えますので、無理に林内に入らず、このようなお気楽ポイントを探し求めたいと思う次第です。

 

 

 

 

 

 

今夜はオールナイト

26日、県北の標高の比較的低いヒメボタルの生息地で写真を撮った後、気になってしかたがない胎内市の某あじさいロードポイントへ立ち寄りました。
時刻は23時半。
もちろんスモールランプで進入したのだけど、意外なことに車がまだ1台停まっていました。
どうもその方は、ビオトープの手前の方で写真を撮っているらしかった。
ざっと観察したけど、本流ではゼロ、右岸の林の際で1~2匹、ビオトープで1匹くらいしか目に付きませんでした。
時間が時間ではあるけど、好条件のこの日でこれくらいなら、やっぱりこの場所に生息しているホタルの絶対数は少ないのかもしれません。
しかし、お目当ては他の場所にありました。
今シーズン最初に下見した時、上流から下流を見て左手の土手の上に田んぼと休耕田らしい野原があるのですが、そちらにひょっとしたらより多く生息しているのではないかと。
そして、予想は当たりました。

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コンポ枚数はどちらも3枚。
23時45~52分にかけての撮影です。
40分台前半はもっといたのだけど、人の気配を察したのか、それまで木立の上の方で点滅していたヘイケ数匹が見えなくなりました。
曇っているとはいえ、かなり明るいのでヘッドライトは全く点けないで歩いてきたのだけど。
ここの野原は地形的に月光が入りにくく、また細い川の流れもあるのでゲンジの生息には適している環境です。
1週間前だったらもっといたかも。そして、もっと早い時間帯だったら・・・
お隣の関沢川にも面白そうな田んぼと休耕田があるので、まだまだ探せば穴場はありそうです。

2018年6月24日 (日)

舞踏会は続く

かなり月が大きくなってきましたが、地形的にあまり月明かりの影響を受けないポイントでは、まだまだ多くのホタルが舞っているはず。
気温もかなり上昇した24日、2年ぶりにそんな条件(明るい月光)に強い場所を訪れてみました。

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ここへ通じる農道の入り口で、あろうことか、またしてもTomさんとバッタリ遭遇。
不思議です。ホタルの光も神秘的ですが、この邂逅の方がより神秘的・・・
この日はまあまあ飛んでくれました。
ざっと150mの区間に渡り、まんべんなくホタルが小川に沿って舞っていました。

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帰りに100m下流部を下見したら(上の写真とは無関係です)、月明かりが直接差し込む河原でも多数飛んでいました。
この流域はあちこちにホタルがいます。
里山風景よ、いつまでも。

2018年6月23日 (土)

月夜に舞うヒメボタル

県北でのヒメボタル鑑賞は例年7月に入ってから行くのですが、標高の低い場所(次の写真の場所は標高50m台)だったら今ぐらいにピークが来るかもしれないと思い、駆けつけた次第。
昨年はここへ7月上旬に行ったのですが、既にピークはとうに過ぎているみたいで数匹しかいませんでした。
アクセスがよく、農道から見ることができるので、もしここに沢山いるのだったら貴重な場所になります。
新規の場所での生息数を把握するには2~3年がかりとなりますが、2年目の今年、果たしてどのくらい見ることができるのやら・・・

 

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農道が300mほど杉林に沿って延びており、昨年は左手の杉林の中で2~3匹舞っているのを見つけたのです。
杉林の奥行きはそれほどなく、グーグルアースで見ると30~100mくらいだと思われます。

 

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さすが県北、標高60m未満の場所でも気温が新発田よりずっと低い。
まあこの日は快晴だったので、日が暮れたら急激に気温が下がってきたわけですが。
なんと、ヒメボタルは杉林の中ではなく、農道を隔てて反対側の畑の方を飛んでいました。
2匹います
うち1匹はそのうち林の中へと消えていきました。

 

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左の木陰を1匹のヒメボタルが舞っています。
ここでは結構畑地の方まで飛んできます。
というか、最初に光り出したのは林内ではなく、この辺を舞っている個体でした。
その後、この個体も林の中へ吸い込まれていきましたが。
決してヒメボタルは森の中にのみ生息しているわけではありません。
標高350mのポイントでも、やはりこのように林から10~15mくらいまでは飛んできますし。

 

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農道を歩きながら林の中を観察します。
また1匹見つけました。これで3匹目、いや4匹目かな(結局、これが最後となった)。
今回初めて、林の中へ入っていく小道を100mほど離れた場所で見つけました。
150mくらいで自然消滅しましたが、林内にヒメボタルが一定数生息しているなら、この小道は最高の撮影ポイントです。下草もあまり生えていないし、サクサク歩いて行けます。

 

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帰りに、やはり昨年初めて見つけたヒメボタルの生息地へ立ち寄りました。
正確に言うと、立ち寄ろうとしたのです。
しかし、気温がどんどん下がってきて15度にまで落ち込んだので、ここよりは標高のあるその場所まで行くのをあきらめ、途中の林を観察してみました。
そして、1匹だけですが、農道脇の葉っぱの上で弱々しく点滅を繰り返しているヒメボタルを発見しました。
5分くらい観察していましたが、だんだん光るのをやめ、ついぞ歩くことも飛ぶこともありませんでした。
全く動かなかったのでゲンジの写りと代わり映えしませんが、点滅間隔と色は確かにヒメボタル。
ピンぼけ写真なので恥ずかしいのですが、まさかこんな所にいるなんて・・・
ヒメボタルの生態は謎に包まれているとよく言われますが、本当にそうなんだなと実感しました。
この場所で標高69m。
帰宅してからグーグルアースで上空から見ると、結構集落も近いし、山林は人の手が入りまくっていそうだし、よくぞこんなところにと感心します。

 

 

 

 

 

 

 

2018年6月22日 (金)

あやめ園の夜

前回のブログの場所の撮影を早々と終え、向かった先は五十公野のあやめ園。
2年に1度くらいの割合で夜に来ているのだけど、意外とホタルの数は多いのです。
ライトアップは21時半頃に終了となるので、それ以降がホタル撮影の好機。
21日はライトアップ終了時間を21時と思い込んでいたために、早く着きすぎてしまいました。
ライト(外灯が一基建っている)は非常に明るいです。しかも無指向性。
JR旧赤谷線沿いの立ち並ぶ外灯も無指向性だし、新発田市は外灯に対して無神経ですね。
どの辺にホタルが多いかあちこち探しているうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。
10枚撮っては、う~ん、この場所はイマイチだなあと、すぐ次の場所へ移動の繰り返し。
腰を据えることができずに終了。
個体数は多いのだけど、さすがに21時半過ぎとなると活発に飛んでいるホタルは減るので、絵になりにくい。
予め、撮影ポイントを決めておかないとだめですね。

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そもそも、持って行くレンズを間違えました。
シグマの14-24mm F2.8 をホタル撮影でのテストがてら6D MK2に装着して持って行ったのだけど、星がらみでなければ35mm換算で35~50mmがこの場所でのベストチョイスだなと思いました。
明日は快晴になりそうですが、月はますます大きくなります。
ホタル&あじさい星景を撮るには絶好の場所なのだけど、また来年ですね。
アヤメ自体は満開で、とてもきれいでした。

2018年6月21日 (木)

原野での舞踏会

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15秒 X 約30枚

21日、新発田市郊外にスイートスポット的に残る原野で、ホタルたちの舞踏会が行われました。
19時40分にはもう木陰で光り始め、19時50分~20時10分あたりがピーク。
この日は風が強かったため常時舞っているわけではなかったけれど、舞踏会の熱気はすさまじいものがありました。
上のカットの最終フレームの撮影時刻は20時5分。

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20秒 X 約40枚

ちょっとわかりにくいアングルですが、S字状に川が蛇行しており、約7m先で細い流れが分岐しています。
その辺りが最もホタルが多かったです(写真を見るとよくわかります)。ほぼ手つかずの川の原風景が残るこの場所は、本当に貴重。
昨年初めて来た場所なのだけど、昨年はこの1.5倍くらい見られたので、新発田市周辺のポイントはおしなべて、今週末にかけてピークが来ると予想されます。

2018年6月20日 (水)

太古の森と癒やしの小川

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新発田市管内でヒメボタルの生息地を探し始めて3年目。
今年こそはと思うのですが、イマイチ予感が働かない。
今年は2~3箇所、候補地を見つけたのだけど、まずはここが1箇所目。
林床が適度に湿っていて、県北の生息地の林床と雰囲気はかなり似ています。
林の中は意外と下草が短いため歩きやすく、怖さは感じません。
幹線道路の外灯や道行く車のヘッドライトがわずかに入ることもあるけど、さすがに林の中へ10mも入り込むとそこは真っ暗闇の異世界。
2~3分もすれば五感が暗闇モードになり、暗闇でのみ働くジャンクDNAがアクティベートされます。
そして、未知の感覚の波が押し寄せる・・・
前置きが長くなりましたが、林内ではなぜかヘイケが1匹光っただけ。
ちょっと木が若いかな・・・

次に、昨年ホタルの生息を初めて確認した小川沿いのポイントへ移動しました。
(途中、二王子山麓のポイントも巡回したけど、風が強くてあんまり飛んでいなかったのでスルー。)

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20秒 X 15枚

21時を過ぎていましたが、ホタルたちの舞は続いていました。
ここは人里からかなり近く、しかし外灯は周辺にないし、車のライトがほとんど入らない(道路沿いだけど、夜は交通量が極端に減るため)ので、70mほどの区間にかなりのゲンジが生息しているのです。

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20秒 X 20枚

三脚の位置は変えずに、カメラを左右に振って2つの構図で撮りました。
この70mの区間は護岸化工事を免れており、そのせいでホタルが多いのでしょう。
木々も高く生い茂っており、月明かりもダイレクトには入りません。
車道と川が交差する先、つまり少し上流に行くと、この川は河床も含めて完全にコンクリートのU字溝と化しており、そこに生き物はいません。
ここだけなのです。
すぐ近くに加治城19代城主の佐々木景綱の墓があります。
大きな桜の木が何本もあり、この地を隠居先とした景綱はかなりの風流人だったのでしょう。多分、景綱が桜を植えたのでは?
当時はどのくらいのホタルが舞っていたのだろう。
タイムスリップして確かめてみたいものです。

大集結

6月8日の記事の場所へ行ってきました。
予感はあったのだけど、写真狂の知人が大集結。
hosioさんとは数年ぶりの再会。
アットホームな雰囲気の中、四方山話に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
Tomさん、hosioさん、ありがとうございました。
気温も十二分に上がり、下越の平野部のホタルを鑑賞するには今週が好機です。
なのに、このポイントではそれほど現れず。
昨年の今頃、二晩連続で訪れた羽黒の山あいのポイントの1/3くらいしかホタルは現れませんでした。
見た目の環境はいいのだけど、この川にカワニナが元々少ないのか。
以前、大天城公園の近くに住むホタル好きのおじいさんに聞いた話なのですが、大天城公園の前を流れる川は昔から大型のカワニナが多数棲息することで知られ、それがゆえにホタルが多いんだよ、と教えてもらったことがあります。
もちろんこの場所でも今後さらにホタルは増える可能性はありますが、乱舞を見るのは難しいかもしれません。
帰りに大天城公園へ立ち寄ったのですが、こちらは21時を回っていた時間帯だったにも関わらず、20~30匹のホタルが田んぼや川で飛んでいるのが見られました。
やはり、この日からホタルは一斉に現れ始めたというのは確かだと思います。

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EOS80D + SIGMA 18-35mm F1.8 DC (18mm)

事前に仕入れた情報通り、林の際に最も多くホタルがいました。
それでも昨日の場所に比べるとホタルの光の照度が弱く、栄養が足りていないのではないかと・・・

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EOS80D + SIGMA 18-35mm F1.8 DC (35mm)

ピクセル等倍で見ると、かなり奥の方の川や田んぼにホタルの光跡がそこそこ写っていることがわかります。
肉眼ではあまり見えなかったのですが、双眼鏡を使うと広範囲にホタルが棲息していることがわかりました。
撮影中、かなり暗くなってから入ってくる車が2台ありましたが、このポイントは車道沿いの川が生息地なので、ホタルが光り始める時間帯にヘッドライトを煌々と照らして進入してくるのはやめて欲しいものです。
ポイントに車で横付けできるというアプローチの至便さが、見た目の自然環境の割にはホタルの数が少ないことの原因であるとも考えられます。
お互い気を付けたいものです。

2018年6月19日 (火)

今週がピークです

おとといの場所へ18日、再訪してみました。
おそらく18~19日がこの場所ではピークとなるはず。

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10秒 X 10枚

この日はおとといよりホタルが光り始めるのが5~6分早く、19時45分にはチラホラと。
左側の林にかなりいるようで、それが田んぼ側に流れていくパターンでした。

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10秒 X 15枚

引き続き同じ場所で連射。
最後のコマを撮り終えたのが20時ジャスト。
右手の田んぼとの境にある小さな流れにホタルが集中してきました。
乱舞開始です。

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15秒 X 20枚

ワンショットでもそこそこ絵になるくらい、多く飛んでいます。
現地でTomさんとまたまた遭遇したのですが、二人して肩を並べ、しばし至福とのひとときに浸っていました。

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15秒 X 10枚

コンポ枚数を半分に減らしてもこれだけ写ります。
移動するのがめんどくさくて、同じ構図で70枚も撮ってしまったのですが、70枚全て比較明合成したら地形がわからないほどイエローの網目模様で埋め尽くされてしまいました。
さすがにそのバージョンはボツに。
でも、田んぼの奥の方ではホタルはまばら。
これから少しずつホタル前線?は奥の方へ移動していくとは思うのですが。

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15秒 X 40枚

あぜ道の対岸側に行くと、こちらはおとといとさほど代わり映えしない飛翔数。
こちらではヘイケの割合が高かったです。
20時半過ぎに早々と現地を離れ、ホタルの生息確認をしたい次のポイントへ。
女堂~折居付近の折居川、戸板沢付近の松岡川、池ノ端付近の太田川などを巡回しましたが、ホタルの姿はゼロ。
好条件のこの日にいないということは、ホタルは生息しないと考えて良さそうです。
もっとも、折居川はちょっと場所を変えればいることはいるのですが、上流を含めて河川の環境破壊が激しく、絶対数は少なそうです。
松岡川は松岡小学校横あたりまで行くと、かなりの数が見られます。
しかし、そこから下流となると一気に姿を消します。
太田川は松岡川のさらに下流部にあたるわけですが、水質が悪く、両岸が完全にコンクリートで固められており、また堰が多いなどの要因で水生昆虫が育ちにくいのが原因なのでしょう。
それほど丹念に探したわけではないので断言はできませんが、ホタルはある程度山あいに行かないといないようです、田んぼでも川でも。

2018年6月17日 (日)

奇跡の田んぼ

1週間ぶりに阿賀野市のとある田んぼへ立ち寄ってみました。
まだ19時現在の気温が18℃と、ホタルが活性化する気温より少し低いけれど、新月期ではあるし、どんよりと立ちこめた雲に空は覆われているし、まあまあの条件です。
この田んぼは3年くらい前に見つけました。
古き良き時代の田んぼの面影を残しており、これならホタルは沢山いるはずです。
でも、実際にホタルを見に来たのは、今日でまだ2回目。
まだまだ知らないことばかり。
どのくらい、ピークになると現れるのだろうかとか。
嬉しいことに、予想以上にホタルが飛んでくれました。
ゲンジ6~7割、ヘイケ3~3割といったところでしょうか。
本当に自然が残っているところだと、シーズン冒頭からヘイケも現れます。
まだまだ葉っぱの上でゆっくり点滅を繰り返しているだけで、飛ばない個体も多かったです。
数はまだまだ増えるでしょう。
飛んでいる個体も飛び方が非常にゆっくりで、まさに今日地上デビューを果たしたばかりといった感じ。
ホタルを見慣れているぼくですが、この田んぼのホタルにはとっても癒やされました。

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この光跡が、この日のゲンジボタルのゆっくりしたテンポの飛翔を現していると思います。

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EOS 6D Mark II + TAMRON SP35mm F1.8 Di VC or SIGMA 24mm F1.4 DG
(いずれのコマも、15~20枚を比較明合成)

奥の方の田んぼではまだホタルがほとんど発生していません。
また、田んぼの中程は町明かりの一部が入るので、あまりホタルは飛んでいなかったです。
結局、道路の山側の林と田んぼ側の水路沿いに最も多く生息していました。
ていうか、道路(農道)のど真ん中でまったりと光っているホタルもいる・・・
この農道自体デッドエンドなので、夜は車が通ることは皆無であろうし。
帰りは集落までの200m、スモールランプだけで走行しました。

2018年6月12日 (火)

生きる

11日、真木山東麓の太田川沿いを下見したあと、松岡川へ。
太田川は良さそうな場所もあるのだけど、あちこちに堰が設けられており、ところどころ水の流れが淀んでいるので、ホタルがいるかどうかは微妙なところですね。
一週間後くらいにもう一度来てみようと思います。
帰りに、今年はもう行かないと決めたはずの松岡川へ立ち寄りました。
下流部でなく、松岡集落を抜けて、昨年から大規模な圃場整備と溜池造設工事が行われている核心部、すなわち中流部へ。
新発田市郊外ではあちこちで圃場整備が行われていますが、松岡のそれが最も大規模なような気がします。
松岡の広大な田んぼは、それこそ世界遺産とまではいかなくとも何らかの保護の対象にしてもいいほど、昔ながらの田んぼの姿を留めており、中央には湿原もあり、極めて豊かな生態系がそこにありました。
もちろん、ホタルもゲンジ、ヘイケ共に無数に生息しており、豊かな自然と共存して生きる道もあったはずです。
あまりの地形の変容ぶりに、しばらく悄然として立ち尽くす自分がいました。

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幸い、松岡川そのものには工事の手が及んでいません。
例年通り、たくさんのホタルが発生しました。
どうかこの流域だけはそっとしておいて欲しいものです。

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奥の草むらに数匹のホタルが舞っています。
手前の土手の上にもホタルが1匹、静かに発光を繰り返していました。
この辺りは畑と田んぼ、それと少しばかりの湿原があった場所です。

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この川もそのうちなくなるのかな?
ホタルたちのとまどいが伝わってくるようでした。

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松岡川本流です。
もはや風前の灯火という感じですが、さすが本流、ホタルはそれなりに飛んでいます。
田んぼに生息していたヘイケはほぼ絶滅したと思われますが(なにせ全ての田んぼが重機で掘り起こされ、地ならしされているため)、なんとか川沿いに生息するゲンジだけは生き残って欲しいものです。

2018年6月10日 (日)

蔵まつりと寺びらき

10日は新発田市内で三つのイベントが開催されました。
北越後農協主催の北越後マルシェ、金枡酒造主催の蔵まつり、そして寺町では寺びらきという具合。
全て見に行ってきたけど、どれも面白く、有意義な時間を過ごせました。

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以上4枚は金枡酒造さんの所で撮ったもの。
庭園が結構見応えあります。
昭和初期の建築になる、蔵を含む建物群も雰囲気抜群。
今年は寺びらきと重なったので出店者は少ないんじゃないかと危惧していましたが、杞憂に終わりました。

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こちら3枚は寺びらきでのワンシーン。
三光寺さんが今年も圧巻でした(3枚とも三光寺さんで撮った写真)。
もう少し、他のお寺も頑張って欲しい。
格差がありすぎ。
三之町、四之町界隈ではまちびらきなるイベントも開かれており、ランチ後見学に立ち寄りました。
こちらのイベントの核は、三之町と四之町の台輪の展示と、白勢長屋の見学。
後者は現在空き家となっている池田邸を会場に、野菜を販売したりガラス製食器の作品を展示販売したりといった内容。
しかしながら、ここへ来るお客さんのほとんどは建物の中へ入ってみたいと思っているはず。
中は何もなくとも、2階まで上がれるようにして欲しかったですね。

2018年6月 8日 (金)

あじさいロードにホタルはいるか?

櫛形山脈の胎内市街に近い側を流れる飯角川(いいずみがわ)は、あじさいで有名です。
また、古代蓮の咲く池も下流部にあり、流域は自然がまだまだ残っています。
昨年古代蓮を見に行った時、やや上流部でホタル池という看板を目にしました。
駐車場も設けられており、今年は絶対見に行ってみようと思っていたのです。
まだ時期尚早なのはわかっていますが、つい先日来た時、早くも1匹だけですが目撃。
7日も、塩沢のさとう珈琲店帰りについつい立ち寄ってしまいました。

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残念ながらこの日はゼロ。
星景撮るのにも絶好のロケーションです。
星座がわかるように、星空部は拡散系フィルターを付けて別撮りしました。
あじさいもだんだん咲いてきたし、これでホタルがわんさか舞ったら夢のような光景になるだろうな。
ネットで探しても、ここで撮られたホタル写真は出てきません。
果たして、最盛期にはどのくらいのホタルが発生するのか。
近くにはビオトープっぽい池もあるし、林の際を流れる小沢は天然のままです。
さらには、上流部にわずかにある田んぼにもホタルがいるかもしれません。
(ヘイケが沢山いそうな雰囲気でした。)

この日は、昨日に引き続きこのあと大天城公園に立ち寄り、ホタルチェック。
ビオトープと、公園の前を流れる川では蛍の姿を見かけなかったけど、鉄塔の立つ田んぼの周辺では6~7匹飛んでいました。
あと、田んぼ横の水路で1匹。
公園の駐車場には写真のように車のヘッドライトを防ぐための目張りがなされ、観光客の受け入れ体制充分といったところです。
また、駐車場奥の公衆電話横の外灯が消灯されていました。
いいことですね。
米倉の保護地も抜本的な対策を講じないと、ホタルは減っていくのではと危惧します。

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2018年6月 7日 (木)

木漏れ日に咲く

先日、新潟日報に胎内市塩沢のさとう珈琲店が載りました。
ちょうど行こうと思っていた矢先だっただけに、シンクロしたみたいでちょっとびっくり。
7日は思ったよりよく晴れ、夕方になっても直射日光が当たったまま。
久々に暑さを感じる一日でした。
撮影後、店内でコーヒーゼリーでティータイム。
遅い時間帯だったけど、新聞掲載後とあって次から次へとお客さんが入ってきていました。

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EOS 6D Mark II + TAMRON SP35mm F1.8 Di VC (共通)

2018年6月 6日 (水)

6日のホタル発生状況

二王子山麓の標高55mくらいの、比較的早くゲンジが発生するポイントへ。

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林の際に細い流れがあり、そこにゲンジが発生します。
数年前、かなりの乱舞を見ました。
左手は結構開けており、天の川がいい角度で上がってくるのですが、まだ好天時とホタルの発生時期が重なった時に来たことはありません。
2日に今年初めて来た時は1匹見ただけ。

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今日は2匹見かけました。
正面に1匹写っています。
早めに切り上げ、もっと標高の低い菅谷手前の加治川の支流ポイントへ立ち寄りましたが、まだゼロでした。
次に箱岩峠を越え、大天城公園へ。
ここもまだ1匹しかいませんでした。
月の条件はいいのですが、おととしよりは遅れているようです。
ひょっとしたら豪雪の影響で地温がそれほど上がっていないのかもしれません。
最近の日照りの影響もあるかも。
来週前半雨マークが続いていますが、気温は下がってしまう。
なので、来週後半から一気に出てくるものと予想します。

2018年6月 5日 (火)

鳥海山の写真を再処理

2015年5月中旬に、仁賀保高原付近から撮った鳥海山の星景写真は、自分でも思い入れのある1枚です。
透明度はそれほど良くなく、しかも大気光が強く出ていたので絵的にはそれほど美しくありません。
また、当時の画像処理技術の未熟さも手伝い、今見返してみると恥ずかしさで顔から火が吹き出そう。
なので、ちょっと再処理してみました。

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EOS60Da + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (35mm)

できるだけ測色的なリアルさを大切にし、色温度とかは変えないように処理しました。
大気光の部分はどうしようもないので、よく見るとムラが残っていますが。
今年5月下旬にリベンジに行くつもりでしたが、ずっと天気が悪かったためリベンジならず。
鳥海山は遠いので、もっと近い月山へも行ってみたい。

ところで、今日は櫛形山脈の麓の某河川へホタルウォッチングに行ってきました。
まだ1週間早いかなと思いつつ・・・結果、やっぱり早かった。
そこは初めての場所なのですが、ホタルの臭いがプンプンする超有望地です。
ビオトープっぽい湿原も隣接しており、昨年訪れた羽黒の山の中よりもっと多く生息しているかもしれません。
帰りに、これまたシーズン開幕のベンチマークとなる大天城公園のビオトープへ立ち寄ったのですが、ホタルの姿はゼロ。
ホタルの出現の早かった2016年でも、最初にそこそこの数を見たのは6月7日だったので、やはりまだ早いのでしょう。
それにしても、新発田の某保護地はスゴイ。
あそこは別格のようです。

4日はあまり飛ばず

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EOS 6D MARK II + SIGMA 24mm F1.4 DG
地上部約50枚(比較明合成) + 星空部1枚(プロソフトンAを露出時間の1/2使用。追尾撮影)

4日も前日と同じ場所へ。
3日に行った場所より100mちょっと上手の方へ行ってみました。
ところが、20時台前半のゴールデンタイムになってもあまり飛びません。
気温などの条件は同じなのですが、不思議です。
そうこうしているうちに、同業者が1人現れました。
市内に住むAさんという方で、桜についてめちゃくちゃ詳しい人。
また、この川沿いには土手にマーガレットが数多く見られるのですが、これはAさんがこの川の管理担当者にかけあって刈り取らないように、花を増やすようにしているそうです。
単なる草むらだと殺風景だからということで、マーガレットを植え始めたのだそう。
Aさんとの桜やホタルについての話が止まらなくなり、撮影そっちのけで30分くらい話に興じていました。
なので、一つの構図しか撮らず、枚数的には100枚以上撮りました。
しかし、明るさが残っているうちから延々と撮り続けても、バックグランドの空や景色の明るさが違ってくるので、全てをコンポジットするのは無理があります。
結局、夜空の暗さが一定の暗さになってからのコマを選んでコンポしました。
昨夜より少し薄雲が出ており、ポタ赤を使ったものの、星空の描出はあまりできませんでした。
帰りに松岡川下流部を視察しましたが、なぜか1匹も光っていませんでした。
もう現れてもいいはなずなのに。釈然としません。
中流部で行われている大規模な圃場整備&溜池造設工事が水質に影響を与えているのでしょうか。

2018年6月 4日 (月)

ホタルの季節到来

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EOS 6D MARK II + SIGMA 24mm F1.4 DG

地上部24枚(比較明合成) + 星空部1枚(プロソフトンAを露出時間の2/3使用。ただし、固定撮影)

6月3日撮影。
2日の夜からホタルが光り始めているか、心当たりの場所の巡回を始めました。
2日はまだ気温が低かったためゼロ。
3日は一気に気温が上がり、19時の時点でまだ23℃ありました。
これなら今日あたりから地上に出始めるはずです。
最初に訪れた標高55mの二王子山麓のポイントでは1匹見かけただけでした。
次に訪れた、地元の集落と小学校のグループが熱心に保護活動を推進しているポイントではそこそこ見かけました。取りあえず一安心。
現地に着いたのが20時40分頃。
そのときはざっと15匹ぐらいは飛んでいたけど、さすがに21時を過ぎると4~5匹程度に減りました。
この写真は21時過ぎに撮ったものです。
20時台に写したものは、星空部を取り忘れたのでボツに。
写真をご覧になるとわかるように、全体的にもやもやとした大気状態で、カブリもひどかった。
それでもシーズンしょっぱなから、ナンチャッテ蛍星景が撮れたので満足です。
それにしても、ここへ来る度に感じることですが、2km離れた道路を走る車のヘッドライトがバンバン飛び込んできます。
最短で300~400mほど近い所まで接近する車もあるけど、そこの道路を車が走った日には昼間のように明るくなります。
ヘッドライトの明るさがここ2~3年で一際明るくなった印象があり、本来はNGであるはずの、フォグランプを常時点けて走っている車も多い。
この場所ではまだ農道への交通規制が始まっていないようでしたが(例年、蛍の生息地付近の農道への車の進入を食い止める看板が要所に立ちます)、始めるにしても規制の範囲をもっと拡げないと意味がありません。
構図的に天の川を絡めた蛍星景を撮るにはもってこいの場所なのですが、そんなこんなで蛍だけでなく人間にもストレスがかかるので、積極的に来る気にはなれない場所です。

2018年6月 3日 (日)

闇夜の再来

満月が過ぎ、日一日と闇夜の時間が増えてきました。
例えば、6月1日の月の出は21時7分、2日は21時52分(新発田基準)。
薄明終了が20時50分頃なので、ほんの少しの間ですが天の川が見られるはず。
しかし、両日とも透明度が悪く、写真的にはイマイチの状況でした。

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6月1日撮影。
赤道儀は持ってこなかったので固定撮影です。
月が昇る30分くらい前の画像です。

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EOS 6D Mark II + SIGMA14-24mm F2.8 DG (15mm)

6月2日撮影。
この日は赤道儀持参。地上部1枚、星空部3枚。
絞りをいろいろ変えてレンズテストを行いました。
上の写真はF4版。
四隅まで素晴らしい星像になります。ただし、100%正円というわけではありませんが、WEBサイズなら完璧に見えることでしょう。
ここまで絞らなくても、F3.2~F3.5がおいしい範囲かと。

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2日の帰り、場所を変えて水田に写る天の川を1枚(固定撮影)。
実はこの日、県北の棚田地帯へ行こうか迷ったのですが、透明度がイマイチだったため近場でお茶を濁した次第。
でも、この場所でも十分です。

2018年6月 2日 (土)

大好きな寺尾中央公園のバラたち

今年も寺尾中央公園のバラたちに会えて、とても嬉しかったです。
バラ園の巡礼を行っている時、ぼくは本当に幸せです。
生きてて良かったと実感する瞬間。
撮影日は5月31日。
ピークはとうに過ぎていたけど、それでも探せばきれいな個体は容易に見つけることができました。
今回10数年ぶりにフルサイズ機と、花写真の定番・100mmマクロレンズの組み合わせて撮りました。
フルサイズ機は初代EOS 5Dを昔持っていたけど、昨年6D Mark IIを買うまでは二桁Dのカメラ、つまりAPS-C機を使ってきたので、それ以来なのです。
80Dとの組み合わせだと、やや焦点距離が長く感じることが多かったのですが、6D MK2との組み合わせだとベストマッチですね。
撮っていて、いつになくワクワクしました。

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2018年6月 1日 (金)

妖精の潜む濁川公園分区園

新潟市北区にある濁川公園には市民農園があります。
ここに、ガーデン好きの市民の方々がマイガーデンを作っています。
昔は奥の方に素敵な花園があったけど、いつしかそこの持ち主の方もいなくなり、かなり草ぼうぼうになってきています。
代わりに、手前の区画が近年変貌を遂げ、おそらく昨年からでしょうか、素敵なバラ園が出現しました。
その周辺も素晴らしい花園となっており、手前半分の区画だけで十二分に楽しむことができます。

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もちろん濁川公園内にはもっと立派なバラ園がありますが、なぜかここのバラたちは傷むのが早い。
その点、分区園の側のガーデンに咲くバラたちはよく手入れされているためか、完璧な個体が多いです。
聖籠町の二宮邸のバラたちは、近年激増している観光客の気の影響を受けているのか、気疲れ?している個体が多いようで、これほど完璧な個体はあまりありません。
二宮邸同様バラ以外にもいろいろな花が咲いているし、花好きなら見逃せない場所です。

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