最後の楽園
4月19日、胎内市宮川地区と、落堀川をはさんで対岸の旧紫雲寺町のチューリップ畑を巡回。
16日に訪れた時より開花率は一気に上がり、春爛漫という感じでした。
上の写真は旧紫雲寺町のチューリップ畑。具体的には、ノーブルウッドGCの近くです。
背後の雪山はエブリサシ岳。
宮川のチューリップ畑で感じた違和感を探ってみたら、減少した作付面積だけでなく、いつの間にか増えた電柱が主な要因であることに思い至りました。
15年前は本当に少なかった。中心部にはほとんどなかったはず。
しかし今は・・・
一部の例外的エリアを除き、フレーミングを工夫しないと電柱や送電線が画面に入ってくるので楽しくないのです。
ノーブルウッドGC近くのチューリップ畑も実は送電線がいやらしい位置に伸びており、構図には気を使います。
幸い、上の写真でエブリサシ岳を入れた構図ではセーフ。
ただし、これより右に振ると電線がどーんと山の中腹にかけて入ってしまい、二王子山を入れた構図は美しくありません。
この日、旧紫雲寺町のチューリップ畑を撮り始めて17年目にして初めて発見した場所があります。
それが3枚目の写真の畑。
今まではこの手前、背後にある畑(2枚目の写真)しか行ったことがなかったのだけど、さらに農道を歩いて行ったらダウンスロープとなり、目の前に広いチューリップ畑が出現しました。
これはスゴイ!
天敵の送電線もなく(よく見ると、ごく低い所にあることはあるのですが)、何よりここからだと鉄塔銀座の二王子山の鉄塔がほとんど視界に入らず、昔のままの原風景を見ている気分に浸ることができます。
右端にはヒヤシンス畑もありました。
このエリアは地形的に周辺の車道からは見えず、農道をかなり歩かなければ辿りつけません。
まさに最後の楽園、秘密の花園です。
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