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2018年3月13日 (火)

恨めしや~

12日の夕方、最初は箱岩峠を目指すも、やはりというかまだ除雪はされておらず、近くにある墓地へ移動。
ここは丘の上にあるため、二王子山の展望はまあまあ良いです。

Img_4139

このあと自宅へ戻り夕食を取りました。
どこへ行こうか迷ったあげく、やっぱりニノックスのナイターの影響がなさそうな場所が無難だろうということで、ひょっとしたらダムサイトまでは行けるかもしれない内ノ倉ダムを目指しました。
ダムサイトから焼峰山を撮ろうという考えです。
結構ダムサイトからの焼峰山って、フォトジェニックですから。
しかし、ダムサイト手前のトンネルまであと300~400mというところで通行止めになっていました。
引き返そうと思ったら、対岸の五頭山の上にオリオン座が輝いているのが目に入りました。

Img_4148_49p

EOS6D MK2 + SIGMA 24mm F1.4 DG HSM

道路の谷側の方に常に木立があるので、これはというポイントを見つけることはできなかったけれど、久々のオリオン星景です。
この日は改造機は持ってきていなかったので、ノーマルの6D MK2での撮影。
オリオンを主役に据える場合は、やっぱり改造機が必要ですね。
オリオンの上の方にバラ星雲が写っていますが、改造機ならバラ星雲もほんのりピンクに色づくのでアクセントになるのです。
ちなみに、前方の集落は中々山。
肉眼ではそれほど外灯は明るいとは思わなかったのだけど、カメラに写すとご覧のように予想以上に明るくなってしまいました。

次に、二王子山のビューポイントの一つである陣馬山の農道へ移動。そろそろスキー場のナイター照明は消えただろうと。
1週間前に下見に来た時は農道はまだ雪に覆われていましたが、今回はOK。
すると奇跡が起こりました。
現地に着くやいなや、ニノックスの山頂駅のオレンジ色の明るい照明が消えたのです。
時刻は22時30分。
もちろんコース脇のナイター照明はとうに消えているので、ほぼ真っ暗です。
この機会を逃すまいと、まずは固定撮影からスタート。

Img_4155p

EOS6D MK2 + TAMRON SP35mm F1.8 Di VC USD

構図を微調整しながら3枚撮りました。
そしていよいよ追尾撮影開始というときに、なんと再び山頂駅の照明がともったのです。
10分くらい様子をみましたが、消える気配はありません。
もはやこれまで。

Img_4160p

スキー場のHPを見てみたら、3月18日でナイター営業は終了とのこと。
最初にナイターの終了時期をチェックしておくべきでした。
もしくは、薄明開始前に来るかですね。

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星景写真(新発田市)」カテゴリの記事

コメント

いきなりお墓が出て来てチトびっくり(^^;
そろそろ、星撮り復帰の季節ですね。

内之倉へのアクセス路の途中からって木が多いんですよね~
もう少し見晴らしの良い場所があれば、集落の見下ろしが良い感じで撮れそうなのですが・・・

Ninoxはナイター照明を落としてからでも結構強烈ですね(^^;
今週一杯かぁ・・・雪も解けちゃいそう。

Tomさん、さすがよくご存じで。内ノ倉へのアクセス路、確かに木ばかりでした。部分的に電線もあるし、この場所はイマイチですね。今夜もどこかへ行きたいのですが、透明度が悪いですね。大気がもやもや。さて、どうしましょうか。

お墓はあの場所ですね。お墓星景もなかなかシュールだと思いますのでぜひ狙ってみてください。
山頂駅の照明は目立ちますよね。見たときはアクセントになるかと思いましたが強烈すぎます。
仄明るい程度ならまだしもこれはきついですね。周りの動植物にも影響与えないんでしょうか。

お墓星景用の場所はたくさん知っています。結構お墓って好きなんで、お墓で撮ることに抵抗はあまりないんです。
まあ、そのうちに・・・
ニノックスのナイター照明、ここ2~3年でライトを入れ替えたのか、以前より照度が増したと思います。近年世界的に外灯がLED化されていますが、その明るさが人間や動植物に与える影響の深刻さを指摘する学者も少なからずいるんです。去年、ヤフーのネット記事でも読んだことがあります。
でも、車のヘッドライトもいろんな意味で無法状態ですし、人工光に対する一般の人々の意識が変わるのはまだまだ先のことになるような気がします。

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