結界の中へ
聖籠町の山王森史跡公園は、ブナ科のアベマキを初めとした広葉樹林に覆われ、森林浴にもってこいの丘です。
この丘の中心に鎮座するのが日枝神社。
1000年以上の歴史を誇る神社なのですが度重なる火災に遭い、現在の社殿は大正13年に再建されたもの。
ぼくが初めてこの神社を訪れたのはほんの数年前なので、往時の姿を知るよしもありません。
おそらく昭和30年台まではかなりの賑わいをみせていた神社だと思うのですが、現在は参拝客の姿を見かけることは稀です。
冬期は尚更人気がなく、小春日和のこの日であっても雪の上に足跡は見られません。
本殿は思いの外立派な建物。
この丘全体が結界の中にあるようで、土地の気は抜群にいいのですがなぜでしょう?
なぜ人気が途絶えてしまったのか?
例えは大袈裟ですが、9世紀の初め頃、人口の8割が突如として消えてしまったマヤ文明の古代遺跡に佇む気分です。
最近約20年ぶりにインフルエンザにやられてしまい、今日からようやく日常生活復帰です。
カメラを手にするのも久しぶり。
とはいえまだ寒さが骨身にしみるので、手持ちでささっと工場夜景(胎内市)を撮影。
高感度に強いEOS 6D mk2でも、このくらいの暗さが手持ち撮影の限界でしょうか。
最近のミラーレス機はボディ側とレンズ側補正を組み合わせ、6~6.5段分もの手ぶれ補正が効く機種があるので、それに比べると3~4段の補正量は物足りない気がします。
まあ、横着しないで三脚を使えばいいのですが、なんだかなあ・・・
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