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カテゴリー「ホタル2017(新発田市)」の7件の記事

2017年6月21日 (水)

沈黙の川

一部の保護地や別格の地を別にして、例年なら乱舞が見られるはずの場所でホタルが一桁以上に増えません。
二王子山麓を流れる坂井川や三光川は例年多くのホタルが発生するのですが、気温が平年並みに戻った20日においても、ホタルの気配は感じられないまま。

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坂井川はグーグルアースを見て頂くとわかるのですが、川通しに歩けない区間が菅谷の先、横山集落のあたりにあります。
今年初めて下見をし、先週から2回ほど足を運んでいるのですが、20日も三度目の正直ならず。
流域ではもう少し上流にいいポイントが2ヶ所あるのですが、ぱっと見、それらの場所以上に自然環境が優れているように見えます。
こんな感じの渓相が200mほど続き、集落から川へ出る細い農道も2ヶ所あるのですが、この日もホタルの姿はゼロ。
19時55分、早々に見切りを付け、ここより少し上流の既知のポイントへ移動。

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数年前乱舞を見た河原なのですが、ホタルは2匹程度しかいませんでした。
標高も60mしかないし、そろそろ乱舞が見られてもいいはずなのですが・・・

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そこより50mほど下流に林道が交差する橋があり、そこもポイントです。
ここでは20m程の区間で7~8匹舞っていましたが、本当にどうしたというのでしょう。
もっとも、このポイントはおととしから数が半減してしまい、シーズン中1回行くかどうかという場所なのですが、見た目の景観に変化はありません(川の水量は少なめでしたが)。
水質だとか、隣接する田んぼでの農薬の使用量の変化とか、なにかしら原因があると思うのですが、よくわかりません。
このあと、昨年1昨年と2年連続で乱舞を見ている三光川下流のポイントへ立ち寄ってみたのですが、こちらでもホタルは2~3匹しかいませんでした。
ということは、気温が平年並みに戻ったといってもそれは昨日からですし、これから出てくるということなのか、それともホタルたちは一雨来るのを待っているのか、或いは三光川も何らかの理由で今年はホタルが減少してしまったのか。
明日は久々の雨が予想されているので、明日以降が要注目ですね。
今週後半になってもいなかったら、その場所はダメになったと捉えるしかありません。

さらにこのあと、やはり10日前から頻繁に訪れている五十公野山の北の端の水田と湿原が入り交じったエリアに立ち寄ってみたのですが、ホタルは2匹目撃しただけでした。
この場所はどうもいないみたいですね。
あの湿原、見た目は完璧なんだけどなあ。
カワニナがいないということでしょうか。
アヤメ園には数は少ないけどホタルはいるし、実際もう10匹以上飛び回っているし、ここもカワニナを放流すれば一気にホタルが復活すると思うのですが。

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13日に下見した際に撮った、くだんの湿原の核心部。
(1匹だけここで見ました。あと1匹は近くの水田にいました。)

2017年6月20日 (火)

続・ホタルの川を辿る

6月17日の続きの撮影を19日、行ってきました。
すなわち、17日に訪れた橋から上流部の探索です。

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EOS80D + TAMRON SP45mm F1.8 VC
ISO500, F4, 6秒~ISO640, F3.2, 7秒 (約30枚を比較明合成)

奥に見えているのが、前回の到達地点の橋(37 534188, 139 202359 標高28m)。
結局、この橋を中心に上流下流200mが最もホタルが多かったです。
というか、ホタルの聖域でした。
早めの時間帯からこの乱舞です。

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EOS80D + TAMRON SP45mm F1.8 VC
ISO800, F3.2, 7秒~ISO1600, F3.2, 8秒 (約30枚を比較明合成)

こちらは上流側へ向けて撮ったショット。
部分的にホタル密度の高いところ、低い所があります。
落ち込みのあるところや、田んぼからの水が流れて込んでいるところはマイナスイオンが豊富なためか、ホタル密度が高かったです。
3枚目の写真は、前方に見えている橋からさらに上流を写したものです。

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EOS80D + TAMRON SP45mm F1.8 VC
ISO1600, F2.8, 8秒 (約20枚を比較明合成)

この橋まで来ると、ホタルはまばらになります。

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EOS80D + TAMRON SP45mm F1.8 VC
ISO2000, F3.2, 20秒 (約20枚を比較明合成)

橋から下流部も写してみました。
この辺まで来ると、流れ込みや落ち込みがなく水量も少なめなので、数が少ないのはそのせいでしょうか。
そして、集落もここまで。
この先は農道と川がしばらく並行して走り、ホタルもあまり見かけなくなります。
しかし、次に農道が渡る橋の上から下流部を見ると・・・

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EOS80D + TAMRON SP45mm F1.8 VC
ISO2000, F2.8, 15秒 (約15枚を比較明合成)

ホタルが復活します。
川がカーブしているため、農道からやや離れるのがいいのでしょうか。
車のヘッドライトが入りにくくなりますから。
しかし、橋から上流側はホタルの姿が全く見られませんでした。

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ご覧のように、工事用の新たな道路が造成中。
川の左岸の田んぼでは溜池造成や圃場整備が今年から進行中なのですが、その影響でしょう。
昨年まではこの区間にも多くのホタルがいたのですが。

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EOS80D + EF70-200mm F2.8L IS II (135mm)
ISO1600, F2.8, 20秒 (約15枚を比較明合成)

帰りに、米倉のホタル保護地の一角に立ち寄ってみました。
浄水場か何かの施設の脇に電球色のLED灯が立っており、以前より明るさを増して周囲を照らし出しています。
その光のせいで暖色系に写っています。
橋の上から撮っているのですが、橋のあたりが最も明るいにも関わらずホタルが一番多かったです。
それにしても、30分近くいた間に、近くの農道を車が5台通過しました。
ホタルの時期は車での通行が禁止されているはずで、看板も立っています。
車が通過する度に、ホタルの生息地一帯がヘッドライトで照射されてしまうので、気が気でなりません。
でも、看板を読んでみると、通行禁止の時間帯が19時30分~21時までとなっています。
これはせめて22時にすべきですね。
実際ぼくが訪れたのは21時半すぎなのですが、まだまだホタルは飛翔しているわけで。
それ以上に、この施設の外灯をホタルの期間だけでも消灯すべきだと思いますが。
(そういう説明、つまりホタルの期間は保護のため消灯しています、との一文をどこかで読んだ覚えがありますが、事実はそうではありません。)

2017年6月19日 (月)

友人たちとホタル観賞

毎年ホタルを一緒に見に行っている友人一家と、18日、昨年と同じ場所へ行ってきました。
まだちょっと気温は低めなのですが、この場所に関しては杞憂でした。
さすがに昨年よりは少なかったけど、充分乱舞と言えるほど多くのゲンジボタルたちに会うことがかないました。
でも、昨年は6月上旬だったのにヘイケもたくさんいたのですが、今年はヘイケは2匹見つけたのみ。
この辺はさすがに気温の影響だと思います。

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EOS6D + SAMYANG XP14mm F2.4
ISO1250~1600, F2.8, 8秒 (50枚を比較明合成)

写真撮影はおまけだったので、2ヶ所で放置プレイで撮ったのみ。
そのため、いつもより枚数を撮ってしまいました。
20枚くらいの方が絵的にはすっきりすると思いますが、せっかく撮ったので全部コンポさせてみました。

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EOS6D + SAMYANG XP14mm F2.4
ISO1600~2500, F2.8, 8秒 (24枚を比較明合成)

この場所は広場の周囲がぐるりと湿原や柳の木の林に囲まれているのですが、シーズン後半には正面奥の林との境にホタルの分布が移ります。
そのときは、主役はヘイケボタルとなります。
背後のポイント(1枚目の写真)ほどではないけど、それでもホタルは見られました。
帰りにホタルの保護地である某所に立ち寄りましたが、ホタルは10匹以下しかいなかったです。
よほどこの草原は、ホタルの繁殖に適した環境が備わっているのでしょうね。
10年後も、ここでホタルの乱舞が見られることを祈ります。

2017年6月17日 (土)

ホタルの川を辿る

16日、前夜に続き同じ川をもっと下流から辿ってみました。

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スタート地点はここ、標高約24m。
すぐ横に橋があり、その上から上流側に向かって写したのが次の写真。
橋があるといっても、ここまで車で入ってくることはできません。
幹線道路から端に至る道は土手の道と同じような状態であり、歩いてのアプローチとなります。
土手の道はきれいに草が刈られているので、歩きやすいです。

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ちなみに、橋から下流部はこうなっています。
こっちにもホタルが1匹現れました。
大きな建物の向こうに交通量の多い幹線道路が走っているので、またそこから先は川は用水路と化すため、幹線道路と交差する地点あたりまでがホタルの棲息する区間だと思います。

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撮り始めは19時47分ですが、気温が低めのため、昨日ほどには飛んでくれません。
まあ、予想の範囲内ですが。
結局昨日の橋の所まで歩き(約300m)、そこで撮影終了としたのですが、その橋の所を基準にすると、ホタルの数は前夜の1/4ぐらいでした。
ちなみに、1枚目の写真左側の用水路にはホタルは現れなかったです。
そこは完全にコンクリートで固められているので、やはりという感じでした。

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今回歩いた300mの区間、途中にもひとつ小さな橋が架かっています。
それが前方奥に見えている橋。
ホタルは相変わらずたま~にしか飛ばないので、ひとつの場所に粘らず、露出8秒で20枚撮ったらどんどん先へと歩いていきます。

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その小さな橋の上から下流部を写したショット。
ここは1番ホタルが多かったです。
左に林があるので集落の外灯をさえぎってくれ、それゆえ他の場所より暗いのがよいのだと思います。

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さらに歩いて、昨夜来た橋まで到達しました。
橋の上から下流部を写したショットです。
やはりここもホタルが多い。
流域で2番目に多かったです。
とはいえ、ここだけ枚数を倍撮っているのでホタルは多そうに見えますが、実際は4番目の場所よりは少なかったです。

ここより上流約300m付近に小さな橋があり、その区間は未体験ゾーン。
その小さな橋から上流部は、集落からの林道と並行して川が流れているので、既知の区間です。
来週は広い範囲でホタルのピークが来るものと思われるので、条件のいい時に残された未知の300mの区間を歩いてみたいと思います。

2017年6月16日 (金)

ホタルのいる川、いない川

やっと気温が平年並みに戻りました。
阿賀野市の18時の気温が23℃。悪くありません。
でも、19時を過ぎたら急激に気温が下がってきたのですが、今夜からある程度はホタルが飛んでくれるのではないかと。
向かった先は、新規開拓の安野川。

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1枚目の写真から200mほど下流側のここが4月の下見で目を付けた場所なのですが、ちょっと薮が深すぎです。ここまで伸びるとは。
19時50分を過ぎてもホタルは出ません。
もともといないのか、もう少し気温が上がれば出てくるのか・・・
この場所は早めに見切りを付け、お隣の大荒川へ移動しました。
ここは昨年6月14日に多くのホタルを見た場所。
1匹だけ目撃しました(写真は撮らず)。
やっぱり出てくるまで、あと3~4日要するのか?

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場所は伏せますが、最後に立ち寄ったこの川は多くのホタルが舞っていました。
上の写真で、総露出時間は約1分半に過ぎません。
週末から来週前半にかけて、ピークを迎えるのではないでしょうか。

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下流側のこちらで、総露出時間は約1分20秒。
改めてこの川に魅せられました。
このあとすぐに雨が降ってきて、現地には15分しかいることができなかったのが残念。
この川もまだ部分的にしか撮ったことがないので、下流から上流まで土手沿いを歩きながら多くのカットを残したいと思っています。

2017年6月14日 (水)

松岡からホタルが消えた

松岡集落裏の広大な田んぼに、圃場整備の手が入りました。
幾つかの幅の広い農道(というより道路)が作られつつあり、一帯の田んぼに水が入っていません。
今年は耕作しないようです。
あぜ道も草ぼうぼうで、人の手を離れると、原始に帰するのはあっという間だと思いました。
まだ気温が低いので断定はできませんが、松岡川に棲息するホタルを除き、あれだけいたホタルがほぼ絶滅する(絶滅した?)可能性があります。

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ホタルは人間の営みと同居する生き物。
こうなると、ホタルは絶滅への道、まっしぐらです。
松岡は新発田近郊では唯一昔ながらの田園風景が見られた希有な地域でしたが、とうとう開発の手が及んだようです。
まあ時間の問題とは思っていましたが、それにしても悄然とします。
林との際を流れる小沢の水量もほとんどなくなり、一部の湿地帯を残すのみとなりましたが、それも遅かれ早かれ消失するのではないでしょうか。
20時10分頃まで現地にいましたが、蛍の光はひとつも見ることができませんでした。
なんということでしょう。
ここ以外にも、新発田市近郊でぼくの知る限り3箇所は圃場整備が行われています。
それらの田んぼからは確実にホタルはいなくなります。
もう少し、自然や生き物と共生する農業を模索できないものでしょうか。
事実、そういう新しい流れも場所によって息づいているのに。

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帰りに、昨日ホタルを1匹だけ見た五十公野のポイントへ立ち寄りました。
この日はホタルの姿を全く見かけませんでした。
中央奥には湿原もあるし、気温が上がればかなりの数のホタルが発生すると思うのですが、どうでしょう?
新発田市街の街明かり、及び背後の道路を行き交う車のヘッドライトが結構入ってくるので、薄明終了の時刻になってもヘッドライトなしで農道を歩けるほど明るいです。
天の川もその存在がかすかにわかることはわかりますが、光害の強さが予想以上にありました。
もっとも、もう少し奥へ行けばやや暗さが増すエリアもあることはあるのですが、微妙です。
この場所は、気温がもっと上がった夜に再度来てみたいと思います。
この田んぼにはまだ圃場整備が及んでおらず、水路は昔のまま。
ホタルが生きていて欲しいです。

2017年6月13日 (火)

静かにシーズンイン

今年の満月は6月9日でした。なので、月曜日あたりからぼちぼちホタルが出現するのかなと思っていましたが、事実、昨日から現れました。
今年新たに目を付けた新発田市近郊のポイントA(標高13m)と、下越のホタルの出現に際しベンチマークとしている大天城公園(標高15m)を1日おきに1週間前から交互に訪れていたのですが、とうとう昨夜、大天城公園で5~6匹のホタルが発生したことを確認した次第。
なにせ19時のときの気温が15℃と極めて低いので、昨日も今日も数匹現れはしたもののほとんど飛びません。
静かなシーズンインです。

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ピクセル等倍で見ると、鉄塔の後ろで飛んでいる個体も写っていました。

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これら2枚は6月13日、大天城公園で撮った写真です。
昨日も来ていた地元の老夫婦に話を聞いたのですが、昨年は6月5日に発生したとのこと。
昨年の新月は6月4日だったのですが、そんな関係からホタルの発生は早かったのです。
ぼくもうそう予想していたので、大天城公園へ最初に来たのが6月7日。
そのときは他の場所に立ち寄ってから来たので、時刻は既に21時半を回っていたのですが、かなりの乱舞を見ました。
でも、今年は昨年とは気温が5℃ほど違います。
20℃以上じゃないとホタルは活性化しないので、果たして19時の時点でそこまで気温が上昇するのはいつになるのやら。
このあと、自宅から10分で来られるポイントAに立ち寄ってみました。
21時過ぎだったにも関わらず、1匹だけですが目撃することができました。
この場所にホタルがいれば痛快です。
自然環境的には申し分ないところなので、来週以降どこまでホタルが増えるのか楽しみです。

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この日の午前中、五十公野のアヤメ園の下見に行った時、ついでに周辺の山道を歩き回ってみました。
目的は熱水鉱床探し。
その中には、タンパク石(オパール)や瑪瑙、水晶が見られることがあり、五十公野山はコアな鉱物マニアの間では結構知られた場所なのです。
割と簡単に、このような石英質の露頭を見つけることができました。
次のサイトで学術的に紹介されているので、興味のある方はどうぞ。

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