太郎代観音
子供の頃から耳にしてはいたけど、過去40年間縁がなく、来たことがなかった太郎代観音。
予想より境内が広大で、様々な観音像や神サマが祀られています。
太郎代観音の正式名称は金龍庵。曹洞宗のお寺になります。
本尊は聖観世音菩薩で、上の写真がそれ。
開山は1573年から1591年頃。
一人の僧侶が訪れ、村の基盤を築いた斎藤太郎太夫(黒鳥兵衛を討伐した源義綱の重臣)のために石仏を奉納したのが本尊となったと言われています。
当初お堂に安置していましたが、不思議な事に風もないのに何度も屋根が吹き飛んだので仕方なく雨ざらしにしたところ、天変地異はやみました。
以後、屋根は作らずに雨ざらしにしているそうで、その縁起が傍らに立つ案内板に書かれています。
雨ざらし観音の立つ丘を取り囲むように、三十三観音像が置かれています。
こちらは弘法大師像。
金龍庵の正門脇に佇む聖母観音。
(説明板がないので、正式名称は不明。聖母観音はぼくが付けた仮称です、念のため。)
戦後建てられた像も多く、あまり厳かな雰囲気はありませんが、カメラ片手にぶらぶらするにはもってこいの場所です。
ちなみに、知る人ぞ知る秘境?のラーメン屋・山一食堂は、太郎代観音の駐車場の向かいにあります。
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