越後最古の古刹・国上寺
約10年ぶりくらいに国上寺へ行ってきました。
和銅2年(709)に越後一の宮弥彦大神の託宣により建立された、越後最古の古刹です。
太子堂内部。
18世紀前半、本堂再建の間、本尊を一時遷座するために建てられました。
中には弘法大師像が安置されており、堂の入り口にはあらゆる良縁を結ぶ効果があると書かれていました。
なぜか心が安らぐ、不思議な空間でした。
本堂へ参拝しに行ったら、ちょうどご住職が祈祷している場に出会いました。
こちらが本堂外観。
境内のあちこちに佇む仏像や地蔵がとてもいい感じ。
それらの写真を撮るだけで、1時間くらいはあっという間に過ぎていきます。
次に、国上寺よりやや下の山中にひっそりと佇む乙子寺を訪れました。
こちらのお寺は今回が初めての訪問。
新潟県内でも個人的にベストスリーに入る、お気に入りの寺、いやパワースポットとなりました。
天照大神と建諸隅命(たけもろずみのみこと)を祀っています。
創建年代は不詳。
建諸隅命は弥彦神社の祭神・天香山命の第6嗣であることから、天香山命の末の子=末子=乙子から乙子神社と呼ばれるようになったと伝えられています。
現在の拝殿は、明治18年(1885)の再建。
新潟市中央区沼垂東にある乙子神社は、こちら本家の乙子神社を勧請して建てられたものです。
境内には、良寛が晩年10年ほど住んだと伝えられる草庵があります。
この建物は三代目ですが、往時の面影を色濃く残しています。
もう一度、乙子神社へ。
う~ん、やっぱりいいなあ。
今回、五合庵へは行きませんでしたが、朝日山展望台は大きくリニューアルされていました。
国上山へまだ登ったことがないのですが、朝日山展望台から見上げる山頂にすごく心を惹かれました。
今度登ってみようと思います。
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