無料ブログはココログ

« 夜の徘徊 | トップページ | 秋を迎える棚田 »

2017年9月27日 (水)

谷間からのディープスカイ

前日より乾いた空気団に支配された新発田市上空の空。
なぜだか深い谷間へ行きたくなり、加治川治水ダムまで行ってきました。
ダムサイトには3本の明るい照明が立っており、駐車場にもこれまた明るい外灯が1本あります。
夏場以外、北股岳へ登山するためにこの駐車場で車中泊する人は皆無なはずなのに、冬場以外は一晩中煌々と外灯が闇夜をさいて照っています。

Img_0794

EOS6D MK2 + SIGMA 24mm F1.4 DG (以下共通)
ISO3200, F3.2, 15秒

なので、3本の照明灯が直接入らないアングルを探して撮影。
ダムの直下にヘリポートがあり、そこからも撮ったのですが、さすがに輝度差が激しすぎて写真になりませんでした。
これらの照明灯さえなければ、このヘリポートは最高の撮影スポットなのですが。

Img_0807

ISO6400, F2.8, 10秒

空はご覧のように抜群でした。
おそらく今年NO.1だったのでは。
ダムサイトから数百メートルも離れると、そこには県北の空にも負けない星のシャンデリアが瞬いていました。
二重星団が右端に見えています。

Img_0821

ISO6400, F2.8, 20秒 (追尾撮影)

ダムサイトへ行く途中の、最後の橋のたもとからの1枚。
手前右に中型車でも余裕で停められる広場があり、そこからは北極星も見えるし、北東~東の空限定にはなりますが、長焦点でもOKの、最高の撮影スポットだと思いました。
奥胎内と同じくらいの暗さ、標高ですが、こちらの方が空が広く、車の出入りも一切ないため、落ち着いて撮影できます。
この日のこの場所での星空は、最近5年間ではベストスリーに入ると思われるほど素晴らしいものでした。

Img_0832d_2

ISO6400, F2.5, 10秒

この場所から下手に大きな木があります。
それを入れての1枚。
プロソフトンAをちょっとだけ使ってみました。
ちょっとだけというのは、10秒のうち半分だけ使ったからです。
丸々使うと、やや星像が肥大しすぎるのでこのようにすることが多いです。
2枚写して加算平均する場合は、1枚だけ装着させたりします。
EOS80DのISO2500と、本機のISO6400の画質は同じくらいでしょうか。
80D改でも少し撮ったのですが、あまりに高感度画質が違いすぎるので途中から6D MK2のみ使いました。
RAWからの現像時、この写真のみホワイトバランスを電球にしてみました。
これはこれでなかなかいい感じ。
最終的にやや色温度を下げましたが、光害が全く感じられないディープスカイでは、どのような色合いでも違和感は生じません。
贅沢な悩みではあります。
それにしても、ISO6400が実用になると本当に便利です。
従来は、このような構図~二値分離が難しい~の一発撮りは画質的に厳しいものがありましたが、それが可能になりました。
広角レンズでの星野&星景写真において、赤道儀はマストアイテムではなくなりました。
スナップ星景という言葉が、そのうち新語として出てくるかも。

帰りに二王子山麓の長峰原に立ち寄り、星の見え方を比べてみました。
この頃にはやや薄雲が出てきていたので厳密な比較にはなりませんが、予想以上に見え方が違いました。
まあ、ここ2~3年で二王子山麓に立つ外灯の数は倍増し、光害がこの辺にも押し寄せてきていますから・・・
赤谷から治水ダムの間に手頃な撮影スポットがないか、改めて要所要所をチェックしながら走ったのですが、他にいい場所はありませんでした。
滝谷森林公園の入り口付近、そして東赤谷駅があったあたりに良さそうな広場があることはあるんですが、森林公園へと下っていく道路の中程に強力な外灯があり、これが全てをぶちこわしています。
道路沿いは電線も多く、これもネックです。
内ノ倉ダムのダムサイトの照明もいつの間にか明るさが倍増しているし、光害の及ばぬ所を見つけ出すのはいよいよ困難になってきました。

« 夜の徘徊 | トップページ | 秋を迎える棚田 »

星景写真(新発田市)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 夜の徘徊 | トップページ | 秋を迎える棚田 »

2022年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31