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2017年6月30日 (金)

北大平と葡萄のホタル

月が出てきたので、そろそろ前半戦も終わりです。
村上市の山間部のぼくの知っているポイントは標高が高いので、例年7月の新月期に訪問しています。
しかし、様子を見るために6月28日、例外的に標高の低い(約60m)ポイントへ行ってみました。

Img_5933_68

昨年開拓したポイントで、標高は60m。
高根川をはさみ、北大平集落の南に位置する田んぼになります。
ホタルはまばらでした。
高根川沿いにはそこそこいたのですが、最もいそうだと思われたこのあたりはご覧の通り。
総露出時間6分かけて、やっとこの程度。
標高は新発田市近辺のポイントと同じですが、県北はやはり1~2度低いようです。
19時半の時点で18度だったので、7月に入らないとホタルは増えないかもしれません。

Img_5989_93

正面が北大平集落。
昨年来た時はシーズン終盤で、ヘイケしか見ませんでした。
今年はシーズン初期ということでしょうか、この場所では。
ピーク時にはどのくらいのホタルが発生するのだろうか。
なかなか雰囲気のある田んぼだけに(もちろんU字溝はありません)、期待をしてしまいます。

Img_5995_6000

この日はもう一ヶ所、行ってみたい場所がありました。
大須戸川です。
ここは今年初めて下見を済ませた場所で、上の写真を撮った橋の所で標高は48mです。
ここから、小須戸集落東に架かる橋まで、まんべんなくゲンジが舞っていました。
しかし、数的には乱舞と言えるほどではありません。
両岸の草丈が高いので、やはり橋の上が写真を撮る上ではベストポイント。
しかし、R7沿いにあるコンビニ・ヤマザキの照明が視界に入るのです。
橋の2/3を照らし出しており、まぶしくってなりません。
林の上の方がオレンジ色になっていますが、これはヤマザキの超明るいナトリウム灯によるものです。
この橋のあたりに限らず、R7沿いの外灯や店舗の照明の光量はかなりありますね。
なので、大須戸川でのホタル観賞はムードに欠けます。
個人的にも、この場所を再訪することはないでしょう。

Img_6003_41p2

大須戸川が期待はずれだったので、かつて足繁く通った、葡萄集落背後の田んぼへ立ち寄ってみました。
ここで標高が181mあるのでさすがに肌寒く、ホタルの姿もまばらでした。
この日は夜空は快晴で、天の川がくっきり見えます。
さすが葡萄、R7の外灯の影響が多少あるのですが、それでも試写してみると、新発田市管内のポイントより、ISOを一段上げないといけません。
それだけ空が暗いのです。
カメラをセッティングするまではそれでもホタルが2~3匹飛んでいたのですが、時刻も既に21時50分を過ぎていたため、撮り始める頃になるとホタルの飛翔は完全に止みました。
それでも草の上に止まって、光続けている個体が3匹この写真に写っています。
うち2匹はなんとかwebサイズでもわかると思います。クールピクセルのように見える点がホタルです。
やはりこの田んぼは素敵です。
高速道の工事の影響が出ていないか心配だったのですが、かつてと変わらぬ風景が拡がっていたのでちょっと安心しました。

Img_6003_19

R7に出るべく、農道を下って葡萄集落に入ると、車のウインドウ越しにホタルが何匹も光っているのが目に入りました。
車を停めて外に出てみると、目を疑うような乱舞の光景が目の前にありました。
この川、ほとんど用水路のような感じの細い流れですが、ちゃんと名前が付いています。
池ノ平川です。
外灯や人家の明かりが届かない、ほんの60mほどの区間をホタルが乱舞していました。
時刻は22時30分。
標高はやや下がり、156mになります。

Img_6648_68p1

EOS80D改 + TOKINAR 14-20mm F2 PRO DX (14mm)
ISO3200, F2-2.2, 13-15秒 (約20枚を比較明合成・星空部は1枚画像を使用)

相変わらず天の川がくっきりと見えるので、場所を少し変え、天の川を入れて撮ってみました。
ポタ赤は使っていません。固定撮影です。
カメラは、葡萄でのみ天体仕様のEOS80Dを使いました。
最後のショットを撮り終えたのが22時55分。
さすがにこの頃になるとホタルが減ってきたのですが、いるところにはいるもんですね。
久々の葡萄だったわけですが、改めて葡萄の自然の底力に感服しました。

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コメント

県北の自然と天の川とホタル、すばらしいです。
数は多くなくてもどれも雰囲気がありいいですね。
それにしても国道脇でしょうか。結構な灯りがありますね。こういう山里は暗いままにしておいて欲しいですが、地域の人たちはどう感じているのでしょう。

まるひさん、いつもコメントありがとうございます。葡萄集落はもろR7沿いなので、それにこの集落の入り口に、R7のトンネルを抜けた出口に背の高い外灯があり、それの影響も強いです。
まだLED灯はないですが、周辺が超暗いだけに蛍光灯でも鬼のような明るさを感じます。まあ、葡萄に限らず、新発田周辺の山里の集落もどこも外灯が増える一方ですし、LED化の流れも着々と進んでいます。大天城公園や米倉の保護地では地元の人たちがホタルを見にきますが、そういうホタル好きの人は本当に少数派ですね。葡萄にはいないようです。高根にはいるんですけどね。
この世から暗闇を減らせばそれだけ防犯率が高まるという、おかしな固定観念にみんな洗脳されてしまっているのでしょう。
結局は地元の人々の意識が高まらないと、世の中の光害は増える一方なのだろうと思います。いつか、このベクトルが逆転してくれるといいんですけどね。

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