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2017年6月25日 (日)

松岡川のホタルの生息限界

24日は最初阿賀野市の某山奥の田んぼへ行ったのですが、初歩的なミスのため写真は失敗。トホホ・・・
もっとも、ホタルの数はまだまだ少なかったですが。
その後、松岡川の上流(37 531170, 139 204282, 標高52m)へ立ち寄りました。

Img_9465_88remove

撮り始めは21時15分で、総露出時間は約7分。
例年この橋から上流側下流側とも乱舞を見ています。
ただし、比較的長い期間乱舞の続く下流側と違い、こちら側でホタルが乱舞する期間は短いです。
この日はおそらく20時台前半でしたら、この1/3の露出時間でも同じくらいのホタルが写ったのではないでしょうか。
この先さらに上流にある橋(37 525204, 139 210132, 標高72m)も覗いてみましたが、さすがにこちらはホタルはゼロでした。
おそらくあと数日するとその橋のあたりでもホタルが発生すると思うのですが、そこまで行くと本格的な渓流となるので、例年数匹しか見たことがありませんが。

Img_9454_64

1枚目の写真の橋から下流部の眺めです。
落ち込みがあり、マイナスイオンが豊富なためか、このあたりでも結構ホタルが見られます。右手奥の山際でもホタルが舞っているのが確認されます。

Img_9489_97

横のアングルから見ると、こんな感じ。
昨年までは背後の水田で多数のヘイケが発生していたのですが、田んぼに水が入っていない今年は絶滅状態になりました。
かろうじて数匹見ましたが、来年は厳しいかもしれません。

最後に、下流部のどこまでホタルが生息しているか確かめるため、松岡小学校近くの橋へ立ち寄りました。

Img_5551_63

その橋から上流部を写しました。
時刻は22時をすでに回っているのに、外灯の当たらない川の内側ではまだ乱舞が続いていました。
橋のたもとに明るいLED灯があり、これさえなければもっと高くホタルは舞うのでしょうけど。

Img_5531_44

橋から下流部です。
同じような乱舞が続いていました。
ただ、見るところホタルが舞っているのは、この先30~40mあたりまでのように見えました。
さらにR290と交わる橋まで行ってみたのですが、ここから下流部にはホタルがいなかったです。
しかしながら時間帯も遅いですし、R290沿いの外灯や、頻繁に通る車のヘッドライトが届かないであろう200m以上先の下流部へ行けば、ひょっとしたらホタルがいるかもしれません。
で、松岡川沿いのダートの農道を走り、戸板沢集落との中間地点(37 540037, 139 193547, 標高17m)へ行ってみました。

Img_5571_76a

ちょうど農道から左に折れる小道があり、そこの橋の上から下流部を写したものです。
左手の草むらにゲンジが2匹いました(一応写っています)。
上流側にも1~2匹いたのですが、わずかに動くだけで飛んでくれません。
もっと早い時間だったらどうでしょう?数はどのくらいいるのか?
戸板沢から下流部は太田川と名前を変え、佐々木で新発田川に合流します。
R460と交差するあたりまで2~3ヶ所立ち寄ってみたのですが、ホタルの姿を見かけることはできませんでした。
途中可動堰があり、そこから上流は川の流れがよどんでいたので、水生昆虫の成育には適さない環境のように見えました。
真木山の周辺でホタルのいるところはあるのでしょうか。
月岡温泉北の山あいでわずかにホタルが棲息するみたいですが、一般的には五頭山麓まで行かないと乱舞を見るのは難しいものと思われます。

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