知人がブログにアップした写真を見て、ここはホタルがいると直感。
早速14日夕方、周辺の散策を含め、下見に行ってきました。
すると、この場所(胎内市某所)とってもいいじゃないですか。
ぼくの中のホタルセンサーが反応し、針が振り切れました。
時折小雨が降る空模様でしたが、居残りを決意。
運良く19時50分には雨が上がり、その後は一時雲間から月が顔を出すなどし、昨夜同様21時すぎまで撮影できました。
なんと、蓮池がありました。
周辺は湿原となっており、湿原を取り巻く水路はU字溝化されてはいるものの、いかにもゲンジが好みそうな環境。
カワニナがいればの話ですが。
1枚目の写真を撮った場所から背後を振り返って撮りました。
左手に林道が伸びているのですが、国土地理院の地形図では林道がかなり先まで記載があるのですが、ほぼ原始に帰しています。
10m先にはブッシュがかすかに残った踏み跡を覆っており、その先は踏み跡でさえ消えていそう。
上下の雨具も持って行ったのですが、着るまでもなく戦意喪失。
湿原内の草も背丈が2mくらいに伸びており、先へは進めません。
ここもゲンジがいそうな雰囲気プンプンです。
この池が知人のブログに載っていた池なのですが、帰る直前に立ち寄ってみたら、正面左手の大きな木の中にゲンジとヘイケが1匹ずついました。
ハイシーズン中なら、ひょっとしたらホタルの木と化すかもしれません。
2枚目の写真と同じ湿原です。
19時40分頃から30秒ごとに稲光が光り、いつ雨が降り出すかわからないので左側の大きな樹の下にカメラを構えました。
20時過ぎるとゲンジとヘイケが数匹舞い始めました。
標高は約90m、ピークはとうに終えているはずですが、思ったより飛んでいる。
ホタルは稲光を嫌うので、にも関わらず飛んでいるということは・・・
これは期待できます。
来年は是非6月中に来てみたいものです。
20時半から蓮池の下の方に移動し、上の写真同様15-20分ほどの露出。
ヘイケが正面の木陰に5~6匹舞っていたのですが、途中から月が5分おきに顔を出し、影になっている部分と月明かりが当たる草原及び蓮池の部分と輝度差が大きくなってしまい、両方にベストの露出を与えることができなくなりました。
昨夜は露出オーバーの写真を量産したので、今夜はややISOを押さえて撮りました。
しかし、帰宅してPCで見てみると、肉眼で見えていたほどには写っていません。
草原の中央にもヘイケが飛んでいたのですが、それらは月明かりに紛れてわからなくなりました。
でも、予想通り一帯にはかなりの数のホタルが生息すると確信。
来年が楽しみです。
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