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2016年10月の6件の記事

2016年10月11日 (火)

鰍谷(かじかだに)紀行

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10月10日、鰍谷(関川村)のコアなスポットを幾つか散策してみました。
ここは旧安角小学校の校舎。
それほど荒んだ雰囲気はありません。
グランドとして使われていたであろう広場も、よく手入れがされています。
高台にあるので、景色が抜群。
この小学校に通ってみたいなあ。
背後に石段があり、石段を登ると・・・

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山神社が建っていました。
写真で見るとパッとしない外観ですが、ひとたびしめ縄の前で手を合わせ、目を閉じると・・・10秒ほどでタイプスリップ。
数十年ぶりに、かつて訪れたことのある向こう側?の世界へ足を踏み入れました。
この神社が気に入ったので、結局この日は2回も訪れてしまいました。

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鰍谷へ来ると必ず立ち寄るのがこの神社。
名前は失念。
いつ訪れても凛とした空気感があります。

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今回初めて訪れたのがこの滝。
通称・お不動様の背後にあります。
山奥っぽい雰囲気ですが、全然人里に近い所なんです。
自然の地形なのか人工の地形なのか判然としませんが、ここは本当に素晴らしい。
滝の落差は7~8mくらいでしょうか。
連日の雨でこの時期にしては水量が多く、迫力満点でした。

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鰍谷からの帰り、金俣からかつてホタルの写真を撮りに何回か来たことのある幾地川沿いの林道を走り、改めてホタルがたくさん棲息していそうな場所を下見しました。
幾地川はほとんどが護岸化されているのですが、幾地集落のはずれに一部自然のままの川が残っているのを発見。
そしたら、ある農道の入り口に「ホタル舞道」という看板が立っていました。
あ、やっぱりホタルの名所なんですね。
だけど、近くに車を停められそうな広い路肩がありません。
ちょっと歩かなければならないかも。
また、基本的に幹線道路から近いので、通行量は少ないとはいえ車のヘッドライトのまぶしさを感じることがあるかもしれません。
その幾地集落の手前に鎮座していたのが、この七社神社。
人肌のぬくもりを感じる、素敵な神社でした。

2016年10月10日 (月)

天使降臨

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新潟市の音楽文化会館に天使が舞い降りました。
ステージはまばゆいばかりの光に包まれ、目を開けていられないほど。
1~2分経ち、ようやく目が慣れてきたら、ほんの一瞬なのですけど、光がヒトのカタチを取って視覚化されました。
地上では、県立新潟南高校合唱部の面々として肉体をまとっているらしい・・・
和楽器集団「ぐるーぷ新潟」のコンサートでの出来事でした。

2016年10月 7日 (金)

漁船のいない海

10月6日、夜8時過ぎあたりから県北の海岸地帯では晴れるのではないかと思い、夕方から村上市へ。
市内のラーメン屋で夕食を食べているとき、その頃はまだ曇っていたので弱気になり、いったんは引き返そうかと思いました。
しかし、まだ風は強いので少なくとも日本海には漁船は出ていないはずと、漁り火のない漆黒の海を見たい一心で、柏尾海岸近くの展望台へ。

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EOS80D改 + SIGMA18-35mm F1.8 DC HSM (18mm)
ISO2000, F2.8, 20秒X1枚

現地へ着くや、急に雲が取れだし、月が地平線に没する頃には全天に占める雲の割合は1/5程度になりました。
周囲の樹木は強風で揺れまくっていますが、奇跡的にこの広場のみ風が当たらず、心ゆくまで星見を堪能できました。
・・・と言いたいところなのですが、なんということか、ポタ赤と自由雲台を忘れてきたことに気づきました。アチャ~
幸いタイマー付きリモコンはカメラバッグの中にあったので、それならばと高ISO、短時間露出で枚数を多く撮る、いわゆる固定星景のスタイルで撮り始めたのでした。

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EOS80D改 + SIGMA18-35mm F1.8 DC HSM (18mm)
ISO3200, F2.2, 8秒X10枚 (拡散系フィルター使用)

このようなスタイルで撮るのは初めて。
それぞれの構図で50枚ずつ撮ったのですが、帰宅して画像処理をやってみて、この方法の欠点に直面しました。
手元に「驚きの星空撮影法」谷川正夫著という本があるのですが、ここに赤道儀を使わない”超固定撮影”のノウハウが解説されています。
読み直してみたらこうありました(p69参照)。
「・・・広角レンズで固定撮影した多数のコマをコンポジットすると、画像周辺の星像が放射状に伸びてしまいます。これはボリューム歪像という、周辺にいくに従って像が拡がって写る特性が原因です。」
そうなんです。
50枚をソフトでコンポしたら、周辺部が激しく流れてしまうのです。
谷川氏によると、レンズの歪曲がゼロだとしても、広角レンズ使用時には生じる現象だそうで・・・
標準レンズ以上の焦点距離だったら大丈夫とのことなのですが。
30枚でもダメ。結局10枚で手を打ちました。
ボリューム歪像の出方は方角によってその強度が違ってくると思うのですが、下のプレアデスを写した写真では20枚以下なら許容範囲となりました。
結局10~15枚しかコンポ出来なかったため、圧倒的に露出不足。
そのため色があまり出ませんでした。
(多数枚コンポの精度の良さで、最近PixInsightが注目を集めていますが、ボリューム歪はこのソフトを使っても矯正できないのかな?)
早い時間帯にははるか遠くに漁船の漁り火がひとつだけ見え隠れしていたのですが、それも21時すぎには見えなくなり。
(帰りにしつこく藤塚浜にも立ち寄ったのですが、ここから村上にかけては漁船は皆無だったものの、新潟市の沖合には漁り火らしき光が2、3見えました。

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EOS80D改 + SIGMA18-35mm F1.8 DC HSM (18mm)
ISO4000, F2.0, 5秒X15枚

自由雲台がないので、カメラを傾けるには三脚の脚の出し入れで調整しました。
構図がままならないのは本当にストレスとなります。
この頃(21時すぎ)には雲の量は1割程度となり、シャンデリアのような星空が出現。
相変わらず海には漁船の姿はなく、低空の透明度こそ低かったものの、見たかった風景を現れ、至福のひとときを過ごしました。

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帰りに、岩ヶ崎海岸へ立ち寄りました。
すると、広場から海岸へ降りていく石段があったので、その石段の途中に三脚を構えて撮影。
こちらは地上部と星空部を別々に撮っています。
やはり星空部はコンポ枚数10枚、地上部は1枚です。
ここはもろに強風が当たり、しぶきも飛んできたので15分で退散。
背後の広場には蛍光灯の外灯が何本もあるので、水面の微妙な緑がかった色合いはその影響でしょう。
それにしても海岸線は外灯が多いですね。
笹川流れに限らず、少なくとも下越地方の海岸線沿いでは、人工光を視界に入れずに星見ができる場所を探すのはほぼ不可能。
久々に粟島・内浦地区の夜景を対岸から見ましたが、内浦も明るくなりました。

2016年10月 6日 (木)

EF70-200mm F4L ISで写したアンドロメダ銀河

10月2日、天蓋高原で試写した中から、天体写真に使うのは今回が初めてのEF70-200mm F4L IS USMで写したアンドロメダ銀河の写真をアップします。

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EOS80D改 + EF70-200mm F4L IS USM (200mm)
ISO2500, F4, 150秒X3枚コンポ (M-RAW)

この日初めてPoleMasterを使ったのですが、モニター開始後の微調整がうまくいかなかったため、結局いつも使っている極望に切り替え、それで極軸を合わせて写しました。
きっちり合わせたつもりなのですが、なぜか3分では微妙に流れてしまい、やや露出時間を短くして写しました。
しかし、これでもピクセル等倍で見るとかなりいびつです。
年に1~2回、新潟総踊りや花の望遠マクロ用で使う以外、防湿庫で眠ったままのこのレンズの写りを確かめる意味合いもあり、上位モデルであるEF70-200mm F2.8L IS IIを持っている身でありながら、あえてこのレンズを持ち出してみたのです。
ぼくのこのレンズ、フォーカスリングに全く遊びがなく、マニュアルによるピント合わせがラクにできるのではないかという期待もありました。
確かにナナニッパのそれよりは微調整が利くような感じがしましたが、それでも手動によるピント合わせの限界を感じました。
それにレンズの解像度がイマイチのようで、ナナニッパよりはピントの山がわかりにくかったからどっこいどっこいですね。
さらにダメ出しをすると、周辺部の星像もナナニッパのそれよりは伸びるようで、色収差もかなり見られました。
重量が700g台と軽いので機材にかかる負担は少ないのは利点なのですが、天体写真にメインレンズとして使うにはやや役不足と思いました。
露出時間を伸ばせなかったためISOを2500まで上げて撮りましたが、思ったより画質は荒れませんでした。
ここではかなり過度な画像処理を加えているのですが、それでも破綻をきたすことはなかったです。
60Daよりは上を行っていると思います。
これで80D改をメインで使っていく決断ができました。
自分のPHOTOSHOPはCS6なので、80Dの現像はできません。
なのでキャノン純正のDPP4で現像し(ここでは全く手を加えず、ほぼ撮って出しのままTIFFに変換)、それをCS6で処理しました。
ダークもフラットもなしです。
DPP4をRAW現像に使う利点として、画像本来の解像力を、厳密な補正により復元するデジタルレンズオプティマイザが使えるのではないかという期待があったのですが、残念ながらM-RAWには対応していないみたいで使えませんでした。
次回は、この機能がどのくらい効果があるのかを確かめたいので、フル画素で撮ってみます。

※10月7日、Silver Efex Proのファインアートプロセスで処理した画像に差し替えました。
今まではモノクロ用のフィルターなので、Silver Efex Proは使ったことがなかったのですが、天文ガイド11月号にありますように、Photoshopでの描画モードを輝度にすればカラー画像に対応できるとのことでしたのでやってみました。効果は絶大。
このプラグインソフトはいいですね!

2016年10月 4日 (火)

Pモーションを測定

ポタ赤で100-200mm程度の中望遠~望遠レンズを使って天体写真を撮ろうと、2ヶ月前からぼちぼち準備を始めました。
しかしながら、思うように追尾が安定しません。
色々手は尽くしたつもりなのだけど、まずはポタ赤本体の追尾性能~ピリオディックモーション~を確認しておきたいと思い、実験してきました。

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EOS60Da + CANON EF70-200mm F4L IS USM (200mm)
ISO320, F4.0, 3分X5枚を比較明合成

測定に際して参考にしたのは、ユニテックさんのコラム記事(6月27日付)。
10月4日は全天薄雲に覆われており、現地(二王子山麓)に到着したときは見えていた北極星も15分後には見えなくなりました。
そんな状況だったので、15分一気には写さず、ユニテックさん同様3分X5枚で写しました。肉眼では、南の方角は1~2個しか星が視認できなかったので、星が写ってくれるかどうか不安でしたがなんとか写ってくれました。
ぼくの機種は、TOAST PROがSWATシリーズに進化する段階で作られた、SWAT300のプロトタイプ。
SB工房さんから買ったのですが、Pモーションの数値は非公開のため、心のどこかでもしかしたらSWAT200より悪いのでは、という疑念があったのです。個体差ということもありますし。
それでは精神衛生上よろしくないので、ユニテックさんと全く同一の条件(レンズも200mmを使っています)でPモーションを写してみた次第。
結果、いいじゃないですか。よかった~
ユニテックさんのテストで使われているSWAT350と、似たような直線を描いています。
ということは、ガイドが不安定なときはポタ赤本体以外にマイナス要因があると推論できます。
取りあえずホッとしました。
これで枕を高くして眠ることが出来ます(^^;)

2016年10月 3日 (月)

天蓋高原独り占め

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EOS80D改 + TOKINAR AT-X 14-20 F2 PRO DX (14mm)
撮影時刻:18時23分 (固定撮影)

10月2日、稲がたわわに実った棚田風景を見たくて、県北の棚田地帯へ。
この一帯は標高が300mあるので、稲刈りはまだのようでした。
刻一刻と移り変わる、光のグラデーションの変化が美しかった。

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EOS80D改 + TOKINAR AT-X 14-20 F2 PRO DX (15mm)

1枚目の写真の場所で沈む天の川を撮るつもりだったけど、思ったより右端の方に現れたため、やや場所を左に移して薄明終了を迎えました。
正面には村上市街が見えています。
過去10年間、どんどん明るさを増してきた村上市の夜景ですが、そろそろ落ち着いてきたようです。
最近2年間は、明るさに変化がないように思います。

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EOS80D改 + TOKINAR AT-X 14-20 F2 PRO DX (20mm)
撮影時刻:22時46-59分

19時半頃天蓋高原へ移動してきたら、おやおや誰もいません。
これ以上ない快晴なのですが。
GPVではそこそこ雲が湧く予報だったので、ぼく自身それほど期待はしていませんでした。
もっとも雲の多いときでも3割ぐらい、おおむね雲の量1割程度で夜の23時台前半まで快晴が続きました。
透明度も抜群!今年1,2を競う星空でした。

※改造後のファーストライトとなった80Dについて、簡単に感想を述べます。
画質は予想以上に良かったです。
20時から2時間ばかり望遠レンズと格闘していました。
その間ISO1600-2500の間で使っていましたが、新品時代のわが60Daより画質は上ですね。
クール&ホットピクセルも数個しか現れず、画像処理も快適です。
星景写真の時、構図を決めるための試写でISO3200を使いましたが、こちらでも十分使える画質。
トキナーのこのレンズ、14~16mmの無限遠がフォーカスリングを一杯に回したところに来るようになりました。
20mm側ではやや手前で無限遠が来ますが、それでも改造前の80Dに装着したときよりは遊びが少なくなったので、ピント合わせが非常にラクになりました。
また今回、先週買ったばかりの、非球面レンズを使った3.5倍のルーペでピント合わせを行いました。
文房具屋で400円で買ったルーペに比べるとピントの合う面積が拡がったので、ピントの山をつかむのがかなりラクになりました。
3000円オーバーの値段に見合う性能があるかは微妙なところですが、個人的には買って良かったと思っています。

※望遠ズームでは、結局機材との格闘に終始し、作品撮りはできませんでした。
次回もう一度反省点を踏まえてトライしてみますが、ポタ赤の動作がなにげに不安定だったのが気にかかります。
ひょっとしたら、Pモーションの数値がかなり悪いのかもしれません。
ちゃんとエージング、やったんだけどなあ・・・
Polemaster、確かに便利ですが、精度の良い極望があれば、自分にはそれで十分かなと思いました。

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