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2016年9月の10件の記事

2016年9月22日 (木)

(続)EOS80Dのダーク比較

本日、スターショップさんから新改造を依頼していた80Dが戻ってきました。
念のため昨日と同じ条件(露光時間30sec、SI7のレベル補正で255->10に)でダークを撮ってみたのですが、意外やかなりの違いが現れました。

Img_5355_iso1600

ISO1600

Img_5356_iso3200

ISO3200

Img_5357_iso6400

ISO6400

改造に出す前、もう一台のノーマル80Dとダーク比較を行ったところ、こちらの個体の方がわずかに上だったので改造に出したのですが、その違いはほんの微々たるものでした。
でも、改造後はかなり違いが見られます。
ISO2500なら使えそうな予感・・・
(ちなみに、センサー温度は今回が25℃。昨日より高かったのです。昨日の画像とは縦横比が違いますが、ご容赦。)
技術的なことはわかりませんが、ノーマル80Dより黒っぽいダークとなったのでよしとしましょう。

※23日追記
くだんの知人がX-E2をISO1600、10分でダークを撮ったので、同条件で改造したばかりの80Dでも撮ってみました。上記の画像同様、SI7でレベル補正(255->10)しています。

Img_5386_iso1600_10

X-E2のダークは、クールピクセルが見られるくらいでベースは真っ黒なのですが、EOS80Dはレベル補正前こそ真っ黒だったものの、レベル補正後はご覧の通りとなりました。
なんというフジ機との差。
センサー温度は22℃と、昨日より低いのですが。
ノータッチガイド専門なので、長くても露出は1枚あたり5分どまり。
現場では10分も露出をかけることはないのですが、時間によってノイズが増えることがよくわかったので、3~5分の範囲に留めようと改めて思いました。
せめてKissシリーズは、高感度画質及び階調重視の低画素路線でいけばいいのに。
でも、マーケティングでは真逆の要望が出ているのでしょうね。

2016年9月21日 (水)

EOS80Dのダーク比較

知り合いのサイトで、フジX-T2とX-E2のダーク比較をされておりました。
それと同条件(30秒の露出)で、改めてノーマルEOS80Dのダークを撮ってみました。

Img_0743d_1600

ISO1600

Img_0744d_3200

ISO3200

Img_0745d_6400

ISO6400

そのサイトでは、SI7のレベル補正で最高値255を10に強調していたので、全く同条件で処理してみた画像です。
これらはRAWから生成したjpegではなく、最初からjpeg(L-size)で撮ったもの。ノイズリダクションは最弱に設定しています。
フジのX-E2は改めて天文適正のあるデジカメだなと感心します。
キャノン機は画像の均質性が長所でしょうか。
(参考までに、CMOSの温度は23-24℃でした。)
ISO3200から上になると、急にノイズが増える印象。
改めて、星を撮るときはISO3200から上は使うまいと、固く心に誓うのでありました。
今回撮った画像はフル画素、つまりLサイズ(6000x4000pixel)のjpegですが、S1サイズ(2976x1984pixel)でも撮り、LをS1に縮小したときの画像とS1の画像を並べてみました。

Iso3200_l_s

精細感重視ならフル画素がやはり有利ですね。
でも、階調は明らかにS1の画像の方が豊かです。
実際の撮影では、間を取ってM-RAW(4500×3000)を使うのがバランスが取れていますでしょうかね。

2016年9月19日 (月)

2016新潟総踊り総括

約10年前から見始めた新潟総踊りも、今年で15周年だとか。
知人がリーダーを務める猿霞の演舞を見るべく(写真を撮るべく)、何ヶ所かの会場へ足を運びました。
もちろん土曜の夜のフィナーレもばっちり見ました。
雨の降った土曜の昼間を除き、これだけ時間をかけて3日間じっくり様々なチームのパフォーマンスを見たのは過去最高だったかも。
以下、感想を列挙します。

(1)オーガナイザーの須賀IZANAI連は、いつ見ても素晴らしい。未だに彼らを超えるグループは出てきていないような気がする。
(2)新潟市内のダンススクールがコラボしたDance Presentation "UNITY"は、今回見た中で最も感動した。よさこいの枠に捕らわれない自由な発想が素晴らしく、メンバーは他のチームの誰より自由奔放に踊っていたと思う。技術的にもしっかりしており、若い彼ら彼女らに無限の可能性を感じた。
(3)国友須賀さんが創始した”モダンよさこい”の影響は、よきにつけあしきにつけあまりにも大きい。参加チームはそのエッセンスを多かれ少なかれ取り入れているのだが、そろそろ自分たちの独自性を前面に出す必要があるのではと感じた。
(4)フィナーレは本当に素晴らしかった。新潟でこんなワンダフルなイベントを毎年見ることができるなんて、あ~幸せ♡ 来年は有料の枡席で見ようと固く心に誓ったのであった。

Img_0662s

Img_0667p

Img_0696sp

写真は最終日に撮影した、駅南広場での猿霞のパフォーマンス。
ND8フィルターを付け、シャッタースピードをあえて遅くし、流し撮りしたときのような効果を狙ったのですが、ちょっと遅くしすぎました。
だいたい0.3-0.5秒くらいなのだけど、倍くらい速くしないと流れすぎてしまいますね。
猿霞のパフォーマンスも確実に昨年より進化しており、他のアマチュアグループとは一線を画すレベルに到達したと感じました。
さすがIちゃん。
最後に、全ての参加者とその場にいた観客の皆さんに心からお礼を言いたいです。
あの日あの時、あの場にいてくれてありがとー。

Img_0711p

夢の向こうへ・・・

2016年9月16日 (金)

ダーク現像比較

先日家の中で撮った、60Daのダーク画像を、キャノン純正DPP4とPhotoshop CS6で現像して比較してみました。

Img_98353ev_hikaku_2

Img_00073ev

元画像はISO3200、3分。それを+3EVしています。
下の写真は、同条件で撮ったEOS80Dのダーク画像(DPP4で現像)。
レベルを持ち上げなければ結構黒いのだけど・・・
(CMOSの温度は、60Daが31度、80Dが32度。)
ホタルの撮影では十分に60Daに肩を並べた80Dですが、ホタル写真は1枚あたりMAX30秒までですからね、ぼくの場合。
2分以上は露出する天体写真において、どの程度ノイズが現れるか、実写が怖い(^^;)
今回のダーク画像、60Daはフル画素で撮っていますが、80DはM-RAWです。
それでこれですから・・・

CS6で現像する場合、カメラプロファイルをAdobe standardにするかCamera fatihfulにするかいつも悩むところですが、ダークでさえ結構色合いに違いが出るものですね。
その点キャノンのDPP4は、忠実色でもニュートラルでもダークの色合いに違いは見られませんでした。
CS6での現像は全体に均一な仕上げとなり、明るさを持ち上げるとパターンノイズが浮かび上がってきますが、このままどんどんレベルを上げていってもこれ以上縞模様は強調されることはなく、ノイズの粒も小さなまま明るくなっていきます。
ところがDPP4版はノイズの粒に大小があり、右隅の方が明るくなったりと、均一さに欠けます。WEB上でのサイズではかなり真っ黒に見えますが、CS6現像では現れなかったランダムノイズが結構生じます。
そのため、レベルを持ち上げていくと不均一さが強調され、見苦しいものとなります。
なので、どちらかというとPhotoshopで現像したいところですね。
しかし、わがCS6はEOS80Dに未対応。
CS6のCAMERA RAWのアップデートはもう終了しているので、CCに移行しないと現像できません。
仕方ない、そろそろCreative Cloudのお仲間入りを果たしますか。

Img_9839

Polemasterを使う場合、ユニテックのダブル雲台ベースを持っているので、そこの中央にPolemasterを設置し、ドイツ式で運用するのが一般的だと思います。
だけどドイツ式には極力したくない。
ぼくはあくまで100~200mmまでの焦点距離のカメラレンズしか扱わないので、バランスウェイトの必要なドイツ式は避け、できるだけシステム全体を軽くしたいのです。
ということで、手持ちのパーツで組んでみたのが上の写真のシステム。
写真に写っているベンロの自由雲台G2は1ヶ月前に海外のショップから買ったものだけど、これが当たりでした。
過去使ってきた中ではマーキンスの大型自由雲台(現行製品で言うとQ20i)が最も信頼が置けましたが、ベンロのこれはその上を行きます。
少しの回転で締まり、テンション機構が正確に働きます。
これに肩を並べるのはRRSのBH-55ぐらいではないでしょうか。
BENROのG2、お勧めです。

2016年9月14日 (水)

CMOSの温度を測る

デジタルカメラのノイズ(ランダムノイズやダークノイズ、パターンノイズなど)の発生は、CMOSの温度に大きく影響されます。
きちんとダークフレームを撮る場合も、気温ではなくCOMSの温度で合わせるようにしないといい結果は期待できません。
以前からBackyad EOSというソフトでCMOSの温度を表示させることができるのは知っていましたが、いかんせんこのソフトは有償。4千円前後するはず。
ところが最近、無償のソフトであるExiftoolGUIでそれが可能であることを知り、早速ダウンロードして試してみました。
(二つのソフトをダウンロードする必要があります。詳細は省きますが。)

Snapshotx6i

これは2013年6月の、X6iのデータの一コマ。
右欄にcamera temperatureという項目が見えますが、そこに46Cと書いてあります。
これがCOMSの温度です。

さて、一番確かめたかったのは、夏場最大でどのくらいまで温度が上昇するのかということと、数年前に一時所持していたことがあるKiss X6iは、同世代の60Dと比べてどうなのかということ。
以下、わかったことを列挙します。

(1)ぼくは60D、70D、80Dを使ってきたのですが、これら二桁DシリーズのカメラのCMOS温度は、夏場おおむね30-35度の間で推移します。機種による違いは認められませんでした。

(2)X6iは60D並びに60Da(ぼくは両方とも当時持っていました)と比べると、約10度コンスタントに高いです。上の写真に見られるように、6月から(これは昼間、晴天のバラ園で使ったときのデータ)40度台に突入し、最高で51度という数値を記録しました。
ちなみに、80Dの最高値は36度です。ホタルの撮影で画像がノイズで赤褐色に染まり、使い物にならないため手放したX6iでしたが、やはり60Dより10度ほどセンサーの温度が高かったことがノイズの原因だったと判明しました。小さいボディは、放熱の面で不利に働くようです。

(3)ある程度長時間連射する場合でも、2~3枚目で温度はMAXに達し、以降はセンサーの温度は安定します。

(4)外気温とセンサーの温度差ですが、ごく大雑把に言うと、80Dの場合で外気温プラス4~8度くらいまで温度は上昇するようです(8-9月の場合)。

(5)60Daの液晶モニターを開いたスペースに厚さ5mmの銅板を張り付けて、センサーの温度が下がるのかどうか実験してみました。ネットで、これだけでも温度が下がるよと言っていた人がいたので。ハイ、これだけでは下がりませんでした。15分ほど連射し続けても、銅板なしのときに比べ、センサーの温度が下がることはなかったです。
ダークを撮影しても、全く違いを認めることはできず。やはり送風するか、ペルチェ素子を使わないと、目に見える効果は現れないようです。

さて、遅ればせながら本日80Dをスターショップさんに送付、新改造を依頼しました。
60Daもサブとして併用していくつもりです。
あと最近の買い物はと言えば、結局トーストの極望は収差のため周辺の星々がまともに見えないため、厳密な極軸合わせには不適当だと判断。
最近、本件とは別なニーズからヤフオクで12500円で落札した10.1inchのミニノートPCとともに、思い切ってpolemasterも購入しました。
ユニテックさんが最近出した極望PF-Lに買い換えたら、やはり同じくらいの出費になるので、それならポールマスターですよね。
あとは次の新月期を待つのみ・・・

Img_0019

デュアルコア4スレッドCPU(仮想クアッドコアCPU)なので、重い処理でもストレス無く対応してくれます(多分)。メモリーもMAXの2GBまで積んであり、ちょこっと操作してみた感じでは充分すぎるほど早い。
バッテリーも中古ながら4時間持つし、早く外へ持ち出してみたいなあ。

2016年9月 6日 (火)

NGC7822付近

以前、初代トーストをGITZOの4型三脚に載せて運用していた頃、微動装置はタカハシの三脚アジャスターとFEISOLのPB90を使っていました。
PB90はとうにないけど、PB70と三脚アジアスターはまだ手元にあるので、ベルボンのN740と組み合わせて使ってみました。
ポタ赤は輸出仕様のSWAT300。
当たり前ですが、ユニテックのゴニオ式微動装置よりさらに剛性感は増しますね。
これはいい。
しかし、三脚アジアスターの上げ下げがやはり面倒。
スクワットの練習になります。足腰がかなり強化されます(^^;)
その前段階におけるパイプの伸縮にも時間がかかり、なんだかんだ15分以上かかってしまいました。
もうひとつ確かめてみたかったのは、トーストで使われているプラスチック極望による極軸合わせ。
この個体は電源を入れた途端に照明が一定の明るさになり、3点合わせで使う2点の星が見えなくなるのです。
なので、厳密に3点を合致させるのは難しいと、改めて実感。
結局前回と同じくらいの精度でしか合わせられなかったけど、100mm4分なら問題なく追尾できたので、これで妥協すべきか悩むところです。
(一応、妥協の方向に心は傾いています・・・)

Img_9794_9803p

EOS60Da + EF100mm F2.8L IS MACRO

ISO1250-1600, F3.2, 180~240秒 計7枚コンポ

もっと重ねたかったのですが、風が出てきて空も曇ってきたのでここで終了。
実はこの対象、その場の思いつきで選んだものなのですが、撮りがいがあると思いました。
ケフェウス周辺は、興味を惹かれる星雲の玉手箱ですね。

この日(9月4日)、現地(新発田市赤谷付近)へ着いた当初は全天の半分が薄雲で覆われており、北極星も雲で見えませんでした。
北極星が見えてくるまでは、広角レンズで星景写真を撮って時間をつぶしました。

Img_9776_80p

これは西方向。林道の延長線上には阿賀野市と新潟市が控えています。
こちらの方角が最も明るいです。

Img_9781_82p

こちらは北東方向。まあまあ暗い。
星空部はISO800, F3.2, 180秒の1枚モノだけど、かなり透明度が良かったのでしょう、カリフォルニア星雲が写ってくれました。

Img_9783p

22時を過ぎる頃から雲が取れ、満天の星空が現れました。
最初の写真を撮る前に、レンズを天頂へ向けて写した1枚(ワンショット)。
しばらく地面に大の字になり天の川を見上げていました。
至福のひとときです。

2016年9月 4日 (日)

日倉山栗の里の現状

阿賀町の五十島駅から車で7~8分、日倉山山麓にある見晴らしのいい丘へ4~5年ぶりに行ってきました。
残念ながら川を渡ったところから両側はブッシュの連続となり、ほとんど通行する車もいないのではないかと思いました。
路面は陥没しているヶ所もなく、舗装は良好なのですが、薮が伸び放題なのです。
かなり車を傷つけてしまいました。
道路の終点に小屋がありますが、そこから一段上がったところにさらに見晴らしのいいベアグランドの広場があり、かつてはそこでよく星見をしていたものです。
その広場の入り口がこれまた薮となっており、以前は車で入っていけたのですが、今は無理です。
また、一帯は携帯が圏外となります、今でも。
あと5年もしたら、道路も廃道同然となるのではないでしょうか。

Img_5250p

3日の夜は思ったより透明度が悪く、普通の透明度になったのが23時過ぎ。
それまではひたすら眠い空でした。
この日は機材のテストが主体だったので、その方面の目的は果たしたのですが、テスト撮影とはいえ、ほぼ全滅状態。
ガイドも不調で、原因は未だに特定できず。
もっとも、重量1.5kgある70-200mm F2.8L ISで、歩留まりが5割を上回ったことはありません。
重量が半分の100mm F2.8L MACRO ISだととたんに歩留まりは7割以上に向上するので、やはり重さに起因する何かがあるのでしょう。
途中からドイツ式のシステムをやめ、オリジナルのV字プレートを使ってバランスを取るシステムに変更しましたが、重い望遠ズームでもたわみは感じることなく運用できることを発見したのが唯一の成果。
それにしても、30分もすると極軸がかなり狂ってしまうので、まだどこかに遊びがあるのかもしれません。
もうひとつ、この日は80Dと60Daで撮り比べをしたのですが、ISO1600以上の高感度にすると、80Dは思った以上にノイズが出てしまいました。
60Daの方がまだ上を行っているのです。
80Dを天体用に改造する計画も考え直さないといけないかもしれません。
もっとも、この日は外気温が異常に高かったので、夏場以外ならそこそこ使えると思うのですが。
新しいベンロの36mm径の三脚はなかなか良かったです。
とはいえ、重量がベルボンの32mm径のやつと200gしか変わらないので、劇的に安定感が増すわけではありませんが。
とにかく、この場所へ行くなら春限定ですね。
ぼくはもう行くことはないと思います・・・

2016年9月 3日 (土)

ベンロ COM48C 開封の儀

B&Hからベンロのコンビネーション三脚COM48Cが届きました。
ベンロのカーボン製三脚でパイプ径が32mm以上の太いものは、海外仕様だと長さが2~3種類用意されているのです。
国内版は長いサイズのみ販売されており、ちなみに今回買った36mm径の国内版コンビネーション三脚だと伸長が1560mm(4段の場合)あります。
(COM48Cの伸長は133.5cm)
身長が182cmあるぼくでも、一般撮影で使う場合は1330-1350mmもあれば十分。
もうひとつ海外版と国内版の違いは、カーボンパイプが9層巻きか8層巻きかという点。
おととしぐらいでしたか、GITZOのパイプがより高い剛性を持つCarbon eXact(カーボンエグザクト)に置き換わったように、ベンロのそれも8Xから9Xになり、国内版も来年あたりから順次9Xパイプになっていくのではないかと思われます。
系列会社のインデューロのコンビネーション三脚では、同じ36mm径で三段(伸長135cm)のものが用意されています。
実はそちらの方が好みだったのですが、パイプが旧モデルの8Xだったし、B&Hでの価格が今回買ったそれより70ドル高かったので、ベンロの方を買った次第。

Img_5213

ベンロのナットロックは、GITZOやVELBONに比べるとスムーズさに欠けます。
しかし、レバーロックならまあ合格点。
(INDURO版はナットロックです。)

Img_5215

ユニテックの微動雲台が、台座の直径とちょうどフィットしました。
数年前までGITZOのアルミ製4型のシステマティック三脚を所有していたのですが、やはりシステマティック(ベンロのコンビネーション)三脚のフラットな台座は遊びが少なくなるのでいいですね。
コンビネーションでない普通のプロナットロックシリーズのベンロ製カーボン三脚は、先頃行われた胎内星まつりで36mm径のものが35000円で販売されていました。
でも触ってみると、ベンロの8XパイプはGITZOやVELBONと比べると少し華奢なんです。
改めてそう感じました(同じ会場で展示されていたベルボンのニューモデル・V840BWがすごく良かった)。
なので、やっぱり最新の9X版にして良かったと思います。

Img_5208

付属のケースがよく出来ており、微動雲台を付けたままでも収納できました。
今夜は晴天が続く予報ですが、GPVだと県北は20時頃から薄雲が流れてきそう。
なので、今夜は数年ぶりに阿賀町の日倉山山麓に行こうかなと思っています。
ベンロのCOM48C、デビューです。

2016年9月 2日 (金)

天体写真、再開!

最近ここ数年中断していた、望遠~中望遠レンズによる天体写真を再びやってみたくなって、いろいろ情報収集を始めました。
先月29日には村上市の山奥へコソ練?に行き、EF70-200mm F2.8L IS IIの200mm側でアンドロメダを撮ってみたり。
また、先週遅ればせながらステライメージをver6.5からver7にバージョンアップしたり、パイプ径36mmのカーボン三脚をアメリカのB&Hでポチッたり、少しずつ準備を進めてきたのです。
赤道儀は昨年仕入れたSWAT300K。
いつもは星景ばかりなのでPanhead EQなのですが、こちらを使うときは極望は使わず、本体の素通し穴に北極星を導入するだけです。超カンタン。
SWAT300Kで中望遠レンズを3~5分ノータッチガイドしようとなると極軸合わせの精度が肝となるので、極望でしっかり合わせる練習もしないといけません。
カメラは今まで60Daだけでやってきましたが、近々EOS80Dを誠報社へ送り、天体用にフィルター換装してもらう予定(9月15日にキャノンからEVF内蔵のEOS M5のアナウンスがありそうなので、そこでスペックを見てから決めますが)。
60Da一台体制だと、2時間前後の”放置プレイ”をやろうという気になかなかならないですし。
もう一つホタル撮影で感じたのですが、80Dの高感度性能及び外気温の高さに対する耐性が思いのほか良かったです。
どうしてもKissシリーズは熱に対する耐性が弱く、夏場は使い物になりません。
ですから、天体改造するならやはり二桁Dかなと。

というわけで、練習第二弾は西会津町高陽根で行ったわけですが、薄明終了直後は雲が思ったより多く、何も撮れませんでした。
21時頃からようやく雲が取れ、目の覚めるような満天の星空が出現。
4~5年前より西の低空は新潟市方面の光害がわずかに感じられたのですが、北~東にかけての空は相変わらず抜群の暗さでした。

Img_9648_59_stitchp

EOS60Da + EF100mm F2.8L IS MACRO USM
ISO800, F3.2, 3分X(上5枚、下3枚コンポ、2コマモザイク)

先日タムロンの45mmで同じ対象を似たような構図で撮りましたが、今回はHEUIB-IIは使っていません(次のハート星雲には使用)。
透明度はこの方角はあまり良くなく、やや眠い空でした。
なので厳密な比較はできないのですが、半分の焦点距離しかないタムロン45mmで撮影した画像は互角に見えるので、タムロンの新しいフラグシップのシリーズの45mm、光学性能は抜群であることが伺えます。
もちろん、キャノンのマクロレンズも解像度抜群。
しばらくはこのレンズを使い倒そうと思います。

Img_9682_92

EOS60Da + EF100mm F2.8L IS MACRO USM
ISO1600, F3.2, 3分 (5枚コンポ) with HEUIB-II Filter

重さが700g前後のレンズだと足回りも32mmで全然充分なので、気が楽です。
このあとスバルとカリフォルニア星雲を撮ったのですが、こちらは露出時間を4~5分に伸ばして写してみました。
それでも歩留まりは8割を確保したので、テストとしては上々です。
ハート星雲と二重星団(上の写真)もそうなんですけど、焦点距離的には135~150mmがベストでしょうか。
サムヤンの135mm、そしてシグマの150mm F2.8 MACRO OS、ほ、欲しい(^_^;)
もう1年以上物欲と戦ってきました。
キャノンの70-200mm F2.8の望遠ズームがあるのでそれでカバーできるのですが、このレンズ重さが1.5kgあるせいか、歩留まりが極度に落ちるのです。
だから足回りを強化しようという作戦なのですが、36mmのカーボン三脚を買う予算でこれらのレンズのどちらかを買えましたね。
(ビクセンのAPP-TL130三脚がベストですが、超望遠レンズによる太陽のGF撮影にも使うことを考えると、そして個人的にカーボン製品の質感に対する好みもあり、写真用カーボン三脚にしたのでした。)
星景写真だと沼の深さは浅く、せいぜい膝元までしかありませんが、天体写真と言える範疇に少しでも踏み込むと沼の深みはとたんに増し、日本海溝へと一直線。
くわばらくわばら・・・

 

2016年9月 1日 (木)

9月のホタル

8月31日、数年ぶりに西会津町の山奥へ行ってきました。
ここは天体写真をやり始めた当時、かなり頻繁に通った場所。
途中の集落の外灯は半分くらいLED灯に置き換えられていたけど、外灯の数そのものは増えていたということもなく、記憶の中にある風景と変わらぬ佇まいにほっとするのでした。
この日一番驚いたことは、なんとホタルを1匹見たこと。
現地に着いたのが20時。
ホタルの存在に気づいたのが21時。水路沿いの斜面の枯れ葉の中で、弱々しく点滅を繰り返していたのです。
ヘイケだと思うのですが、確信はできません。
もっとマイナーなホタルかもしれないし。
帰り支度をし始めた0時になっても、まだ時折光っていたので記録に残しました。
(ピントが合っていないのが悔やまれます。)

Img_9719_23p

EOS60Da + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (26mm)

ISO3200, F2.0, 90秒X2枚+60秒X3枚 (比較明合成)
撮影開始時刻9月1日0時24分

8月中旬にホタルを見かけたことは何度かありますが、さすがに下旬以降はありません。
今回は日付が変わって9月に突入しています。
標高は350mほど。それほど高いわけでもありません。
今年は何度も常識を覆されるような出来事に遭遇してきましたが、極めつけがこの季節外れのホタル。

Img_9675_77

EOS60Da + SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (21mm)

撮影開始時刻21時57分
地上部(固定)2枚、星空部(追尾)1枚です。
20時台は全天の半分近くを薄雲が流れていましたが、南西の空から雲が取れていき、21時半頃には全天快晴となりました。
GPVですと、新潟県北部は厚い雲が21~23時にかけて通過する予報だったので、快晴が続くであろう飯豊山の南麓へ来た次第。
22時過ぎは本当にいい空でした。
他の天体写真は近日中にアップします。

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