新発田の秘境
EOS60Da + TOKINAR 14-20mm F2.8 PRO DX
場所は米倉のホタル保護地。
横長のポイントで、農道から田んぼを一枚はさむこのエリアは、田んぼをはさまずすぐ林が農道から立ち上がっているエリアに比べて、なぜかホタルの発生が1~2週間遅れるようです。
ぼくは今年初めてこのポイントでホタルを見たわけですが、そのときは後者のポイントから見ました。
地元の人曰く、シーズン後期でホタルが発生するというこのエリアでは、その後ホタルウォッチングに来てないため、ピークは未確認。
7月31日、別にホタル目的だったわけではないのだけど、ステライメージ上でシュミレーションすると天の川が正面から立ち上がってくることを確認。
しかもその延長線上には大きな街はないため、かなり濃い天の川が見られるのではないかと、笹川流れでのシュノーケリングから帰ってきてすぐ駆けつけてみた次第。
とはいえ、現地に着いたのは21時40分。
ひょっとしたらまだ数匹飛んでいたかもしれないホタルの軌跡を取り込むことはできなかったけど、それでも木立の上部の方で1匹点滅を繰り返している個体がいて、それを写すことはできました(ホットピクセルのように写っているのがそれ)。
後ろを振り向くと、左手背後に幹線道路沿いに林立する外灯が見えるため、あまり心地の良いポイントではありません。
それでも、天の川方向~南側~の暗さはそこそこあり、くっきりとした天の川を見ることができました(星空部は1枚画像)。
EOS60Da + TOKINAR 14-20mm F2.8 PRO DX
37 53 23.2N 139 22 34.5E (標高60m)
1枚目の写真の天の川方向に、猿ヶ馬場山(202m)があります。
大槻集落南の臼ヶ森山(235m)とを結ぶ直線を三角形の底辺とし、さらに南に位置する荒城山(357m)を三角形の頂点とするエリアは、ぼく的には新発田のラストフロンティア。
新発田市街から最も近い秘境と言えます。
上の写真は、米倉有機資源センターから猿ヶ馬場山の東麓に向かって伸びるダートの林道を少し入ったところから撮ったもの。
この三角形のエリアを走る林道は全てダートとなっており、ぼくもまだ走行したことは(一部を除いて)ありません。
2枚目の写真を写した林道沿いの草原で、なんとホタルを4~5匹見ました。
時刻は既に22時40分を回っており、ホタルたちも葉っぱの影で今にも消え入りそうな光で弱々しく点滅していたのですが、このあたりにも相当数のホタルが生息していることを伺わせてくれました。
グーグルアースを見ると、林道の奥に堰堤があるようなので、その辺までホタルがいそうですね。
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