
8月7日は、恒例の天蓋高原夏まつり(高根フロンティアクラブ主催)。
久々に花火を見に行ったのですが、アットホームな雰囲気に癒やされました。
花火大会(といっても25発だけですが)が始まる直前、1000本あるというキャンドル以外の場内の照明が全て消灯されました。
時刻は19時50分くらいだったでしょうか、すると満天の星空が出現しました。
天気はどうかな~とあまり期待していなかったのですが、完璧な星空です。
北斗七星の横に花火が打ち上げられ、バックグランドが真っ暗なので3号や4号の花火でも夜空に映えました。
花火大会を見終えてから大毎の棚田へ移動する予定だったんですが、果たして大毎の空はどうでしょう?雲が湧いていなければいいのですが。
いつものポイントへ車を停め、車から外へ出てみると、今年イチバンのもの凄い星空です。
感激しました。

EOS60Da + SIGMA 18-35mm F1.8 (22mm)
記念写真代わりに、速攻で1枚。
今日はEOS 60DaにIDASのHEUIB-IIを付けているのですが、外すのが面倒なのでそのまま使いました。
周辺が流れ気味ですが、それはフィルターのせいというより、バックラッシュの影響があるかもしれません。
なにせSWAT300(輸出仕様)を持ち出すのは1年ぶりですから。
今年は星景写真ばかりで、いつもPanhead EQを使ってきたのです。
バックグランドの色を見ると、やっぱりこの日はいい空だったんだなと思います。
シンチレーションはやや高かったものの、これだけコントラストの強い”シャンデリア”のような天の川を見たのは2年ぶりぐらいだったかもしれません。

EOS60Da + TAMRON SP45mm F1.8 (with HEUIB-II)
総露出時間約30分です。
この倍くらいコンポ枚数を重ねてみたい誘惑に駆られましたが、他にもカメラを向けたい対象があるので、30分で切り上げました。
欲を言えば切りがないですが、個人的にはこれで充分満足です。

EOS60Da + TAMRON SP45mm F1.8 (with HEUIB-II)
昨年秋にいろいろ小物を買い込み、どの方向でもバランスを保てるようなシステムを構築しました。
ドイツ式にするOPパーツも持っているのですが今回は使わず、L型プレートを使って自由度を高めてみました。
写真はケフェウス座周辺の散光星雲ですが、それまではこの対象にカメラを向けることは非常に難しかったのです。
今回初めてラクに導入することができ、ひとつ進歩しました。
しかしながら、構図がダサすぎ。
せっかく知人のTさんが同じ対象の写真をHPにアップしたのに、しかも事前にそれを見ていたにも関わらず、間抜けな構図となりました。
こちらも総露出時間は約25分ですが、天の川の中心部方面と比べると暗いので、こちらは1時間は露出をかけたいところ。
少なくとも、気の短いぼくをそういう気にさせる得体の知れない魅力を、ケフェウス座付近の天の川は備えているようです。
23時20分に現地を離れましたが、こういう空なら朝まで星を見続けていたいと思いました。
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