綱木川のホタル
標高約210m、綱木川上流部のホタルです。
撮影開始時刻は、7月3日の21時8分。
現地へ着いたのが20時45分と遅く、その頃は本流沿いのゲンジも、かなりまばらな状態。
その代わり、田んぼの側ではヘイケがまだまだ乱舞していました。
どこでもというわけではなく、この鉄塔の周囲だけ密に飛んでいました。
ここは今年の春に下見したポイントなのだけど、やはりというか、湿原のあるあたりに集中していました。
この写真ではわかりませんが、杉林と田んぼとの境目に水路があり、そこにもヘイケが群れていました。
空はどんよりと雲が低くたれ込み、先日林の中でヒメボタルを撮ったときと同じセッティング(ISO5000, F2.0)でも下地のディテールはほとんど写ってくれません。
ISO6400まで上げると熱ノイズが乗るし、こうなってくると最新のフルサイズ機の必要性を感じます。
37 48 50.5N 139 24 21.7E (217m)
撮影開始時刻21時50分。
橋の上から本流を、下流部にカメラを向けて撮っています。
まだかろうじてゲンジが飛んでいました。
このカットでもやはりISOは5000まで上げていますが、やはり河床部は写りません。
強引な画像処理でなんとか抽出していますが、WEBサイズ限定ですね。
1枚目を撮ってから2枚目に入る間、20分ばかり左右の杉林の中を散策。
ヒメボタル探しです。
20時台には東赤谷でもヒメボタル探しをやったのだけど、見つからず。
いや、むずかしい。
釜ヶ沢沿いの林道が臭うのですが、入り口にゲートがあって入れないため、40分以上歩かなければなりません。
なので、あまり現実的でない。
入り口付近の林も当然チェックしたけど、こちらも惨敗。
これで目を付けていた新発田市管内のヒメボタルがいるかもしれないポイントは、6ヶ所全て探索しました。
時期的なタイミングと時間帯がマッチしないと見られないわけですが、グーグルアースで上空から見ると、新発田市から半径30キロ以内の山林は全て人の手が入りまくっていることが伺えます。
やはり県北にしかいないのでしょうか?
« 第2回ホタルを見る会終了 | トップページ | 森の妖精 »
「ホタル2016(下越)」カテゴリの記事
- 続・松ノ木平のホタル(2016.07.24)
- 松ノ木平のホタル(2016.07.23)
- 楽園にて(2016.07.17)
- 居残り撮影(2016.07.15)
- 残り香(2016.07.14)
コメント