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2016年7月17日 (日)

楽園にて

スターウォッチングで有名なT高原の近くに長辺90-100mくらいの、縦長の湿原があります。
T高原の駐車場から一段下へ降りた草原の右端に、”ビオトープ入り口”という看板が立っているのですが、夏場は草に埋もれて見えないかもしれません。
数年前、計3回くらい昼間下見に来たことのある場所なのですが、近くのM平でホタルをあまり見ることができなかったため、どうせここもダメだろうと、その後ほったらかしにしておいた場所。
標高約375m、県北の似たような標高のポイントでも既にホタルは終わりかけているのですが、来年の下見を兼ねて16日夜、初めて日没時に来てみました。
M平への農道からアプローチするのが最短距離なのですが、あえてT高原側から徒歩でアプローチ。
おとといや昨日同様、19時40~50分の間にはそれまで降っていた小雨がお約束のごとく上がり、長靴を履いていざ出陣。
駐車場から看板の立っている森の入り口に辿り着くまでが草ぼうぼうで、まず一苦労。
そう、長靴必修なのです。
そこから歩くこと7~8分、真っ暗な林を抜けていくのですが、途中”お嬢”がふらふらしていないか防犯パトロール?を兼ね、ドキドキしながら歩きます(^_^;)
昨日もそうでしたが、月がある程度の高さに昇ってくる21時過ぎより、20時20-40分頃の方が暗いのです。
そして気温と湿度的には好条件の16日、お嬢は見つからなかったけど、湿原に出るやヘイケがたくさん舞っている光景を目撃しました。

Img_4272_73p

ビオトープ湿原の全景。
ただし、左側の奥の方まで湿原は伸びており、画面にはすべて収まっていません。
ここ数年間で少し様変わりしたようで、湿原の真ん中には(阿賀町のT湿原のような)幅広の木道が敷設してありました。
湿原の主役は葦ではなく、どうも花菖蒲かアヤメのように思えました。
このビオトープの詳細自体、ネットで検索しても出てきませんので詳しいことはわからないのですが、数年前ぼくが訪問したときより草丈が倍以上に伸びており、草(もしくはアヤメ?)の占める面積がやはり倍以上に拡がり、”原野化”が進んでいるように感じました。

Img_4278_4346p

さすがに曇っているとはいえ、湿原の中央にはホタルは出てきてくれません。
T高原の側から林の中を歩いてくると、最初にここへ出ます。
そして、ここが地形的に月明かりが全く入らず、ご覧のように湿原の片隅にヘイケが集中していました。
正面右奥の林の中から沢の水がざ~と音を立てて流入しており、その水はとことん清澄できれいな水でした。
湿原の四方には池のように水がたまっているエリアがあり、そこにはイモリを始め、さまざまな生物がいるようです。
楽園という言葉が頭に浮かびました。
ホタルに話を戻せば、ヘイケもゲンジも多数棲息していることは間違いありません。
今日は見られなかったけれど、あと2週間早かったらお嬢でさえ、林の中で見ることができた可能性だってあります。
標高があるため、6月下旬から7月上旬くらいが最盛期になるのかな?
湿原にたくさん咲いているかもしれない花の時期と、ホタルのピークが重なれば理想的。
新月期なら湿原の中央もホタルが飛び交うでしょうし、そうなったら夢のような光景が展開しそう。
木道のおかげで、色々な角度から湿原を眺めることができるのが強みですね。

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