松ノ木平のホタル
標高約350-360m、松ノ木平(村上市)は、かつて星景写真を撮りに足繁く通った場所。
ホタルも見に行ったことがありますが、ベストの時期ではなかったため、それに数年前まではホタルの生態に詳しくなかったため、乱舞はおろか、ほんの数匹しか見ることはできませんでした。
それ以来しばらく足は遠のいていたのですが、先日ビオトープ湿原でかなりのヘイケを見たので、このくらいの標高のある場所はまだヘイケが見られると確信、数年前に下見を済ませて置いた場所へ初めてホタルを見に行ってきたのです。
左手の丘の上に、見事な赤松があります。
松ノ木平の名前を彷彿とさせる、胸のすく風景は、ここがイチバンかな。
左手奥に小さな池と湿原があり、そこが今回の目的地。
ところが池の畔に通じる小道は途中から2mを超える薮となり、ここまで(約15m)近づくのが精一杯。
総露出時間はせいぜい10分程度ですが、何匹かヘイケが写ってくれました。
そこより、むしろ田んぼの方がやや数が多かったかもしれません。
月が20時10分過ぎには昇ってきたので、今回は田んぼの方では撮りませんでしたが。
その代わり、農道の傍らの水路にヘイケが群れている場所があり、そこにカメラを向けてみました。
6枚ほどの比較明合成です。
月は既に地平線から昇っていますが、もともと濃~い天の川が見られるスポットのため、ISO3200、F2、15秒の固定撮影を上下に2枚重ねただけなのに、立派な天の川が写ってくれました(プロソフトンA使用)。
やっぱり、松ノ木平はすごい。
このとき、眼下の田んぼでホタルが2~3匹時折よろよろと飛んでいるのが目に入りました。
直後にそこへ行ってみたら、田んぼの際に水路があり、そこにヘイケが7~8匹いるのが目に入りました。
明日は月の出がさらに遅くなるので、もっとヘイケが活発に飛び回るかもしれません。
もう一ヶ所、近くに溜池があるのですが、そこでもヘイケとゲンジがやはり7~8匹飛んでいるのを見ました。
来年はベストの時期に来てみたいです。
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コメント
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昨夜は本当に久し振りに晴れましたね。
私も届いたばかりの新しいブツを持ってファーストトライして来ました。
大きさ重さも半端ないですが、写りも半端無かった(^^)
昨夜は持倉辺りをウロウロしていましたが、まだホタル飛んでました。
松の木平もやっぱり若干雲が掛かっていたようですが、綺麗な天の川ですね。
月が隠れる来週末が楽しみです(^^)
投稿: Tom | 2016年7月23日 (土) 09時21分
Tomさん、ブログ見ましたよ。ズバリ、カメラはニコンのD750、レンズはタムロンの15-30mm F2.8では???いいな、いいな。
昨夜は60Daを使ったのですが、つくづくこのカメラ、寿命が来ていると思いました。ホットピクセルの数がまた増えたような。いい加減、6Dに買い換えようかなあ。持倉、まだホタルがいるんですね。すごい。あそこからだと、天の川の写りが、胎内平で撮るよりホテルの光害の影響が少ないのが長所ですね。
投稿: Toshihiko Sato | 2016年7月23日 (土) 12時30分