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2016年7月 9日 (土)

未知の空間

Img_3066_3190p2

EOS80D + TAMRON SP45mm F1.8 Di VC USD
ISO4000, F2.0, 25秒 (総露出時間51分)

いつもは暗い林の中でヒメボタルの姿を追っているのですが、そのような条件では絞りを2、ISO5000-6400に設定してもまだ不満が残ります。
もちろんこれは35mm換算20-28mmになる広角レンズを使用の場合で、レンズの焦点距離も若干明るさに影響があるものと考えています。
8日、初めてホタルの撮影に投入したタムロンのこのレンズ、F2で使ったのですが周辺光量落ちも少なく、写りは抜群でした。
しかし、林の中ほど真っ暗ではない場所だし、35mm換算72mmとなる焦点距離を考慮して、もう少しISOを落とすべきでした。
ここはゲンジと姫が同時に見られる希有なポイントなのですが、ヒメボタルより明るいゲンジの光跡が8割方飽和してしまいました(画像処理である程度は明るさを落としたのですが)。
その変わり、ヒメボタルの光跡はよく写ってくれました。
絵的にはゲンジの光跡がごちゃごちゃしすぎているので、もっとコンポ枚数を減らした方が見栄えはよくなるかもしれません。
しかし、アートとしての写真ではなく記録写真というスタンスなので、このまま掲載します。

昨年7月10日にここで乱舞を見ましたが、そのときは18mmのレンズを使用で、総露出時間は38分。
ぼくの後方、約30mのところでこの日も現場で合流したTomさんがカメラを構えており、ぼくもそこでホタルの乱舞の様を一緒に眺めていました。
その場所は、ひょっとしたらここ以上に姫の姿が多かったかもしれません。

Img_8990_9094

もう1台のカメラで写したカット。
右手の林の中がヒメボタルの生息地なのですが、なかなかここまでは降りてきてくれないようで。
それでも肉眼では数匹視認できたし、ピクセル等倍で見ると3~4匹のヒメボタルの光跡が小さく写っているのを確認できました。
ゲンジのピークもとうに過ぎたはずなのですが、沢沿いの暗い茂みの中ではまだまだ多数のゲンジが舞っていました。

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コメント

30m後ろにいたTomです。
目視では結構飛んでいたし、あの後かなり放置してたし・・・・と期待していましたが・・・・

一枚目のは源氏はともかく今まで一番の密集度じゃないですが?
なかなか素晴らしいと思います。
今日辺りも行きたい気がしますが、体力的に限界なので近くの海で遊んできます。

Tomさん、檀家のおつとめ、ご苦労様でした。地形にもよりますが、35-50mmくらいの標準レンズは、はまると立体感あふれる絵が撮れますね。ぼく自身、今回超久しぶりにこの焦点距離のレンズを使ってみてその結果に感嘆したので、これからももっと活用しようと思いました。明日は夜も晴れそうなので、ホタル星景のチャンスかも、です。

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