いよいよ終盤
ヒメボタルに限らず、ホタルは月のサイクルを本能的に察知した上で、孵化してくるようです。
昨年7月の新月は16日でした。
そして、昨年は13日から17日まで、連続でこの場所へ通い詰め、そこそこの数のヒメボタルを目撃したのです。
標高は約350m前後あるので、昨年も一番最後に通い詰めた場所。
日にちから判断するとまだこれからとも思ったのですが、今年は新月をとうに過ぎており、12日が半月。
しかも11日は快晴になったので、ホタルたちはほとんど飛ばないかもと予想しました。
それでも、林の中ではこのように少しは飛んでくれました。
しかし、それも20時20分頃まで。
それ以降は、林の中は何もなかったかのように静まりかえりました。
写真右下の林のはじっこと農道の境に、普段でしたらここまでヒメボタルが出てきてくれます。
7月6日に訪れた際は、今から思えばその頃はピークだったのか、ここでヘイケとヒメボタルの共演が見られましたし、昨年もそうでした。
だからこそ、快晴のこの日、白鳥座とのコラボを狙った訳なのですが・・・
ところがこの日は月明かりもあり、ヒメボタルはおろか、ヘイケでさえもほとんど現れませんでした。
月明かりを真っ正面に受けているので葉っぱの表には出てきませんが、それでも何匹かは写ってはいるのですが。
眼視では、木の真下に行くと、かろうじて2~3匹のヒメボタルの姿を捉えることができました。
それにしても昨日の場所といい、今年は県北のこれらのポイントではヘイケの姿をあまり見ることができませんでした。
単にタイミングが合わなかっただけと思いたいのですが、ちょっと腑に落ちません。
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