古津八幡山遺跡に酔いしれる
新発田市で見つかった中で最大級の縄文遺跡が青田遺跡。
そこの出土品が新潟県立埋蔵文化財センター(県立植物園の隣)で見られると知り、早速そこへ行ってきました。
展示物はとても充実しており、これで入館料が無料なんて信じられないくらい。
おまけに多数の土器が保管してある収蔵庫や、7万冊もの考古学関係の本が収納されている図書館にも出入りができるのですから。
見学後、古津八幡山遺跡という幟が何本もはためいているのを見て、小道を登っていくと・・・
キタ~という感じです。
古津八幡山遺跡は弥生時代の大規模な高地性環濠集落で、2005年に国の史跡に指定されました。
新津市教育委員会が14回も調査を行い、整備した上で、昨年4月から全面公開を開始。
入場は無料です。
面積は広く(11.5ヘクタール)、尾根の西端には県内最大規模の古墳があります。
この丘一帯では多数の竪穴式住居が見つかっており、それらは弥生時代のものと推定されているようです。
丘には7~8軒の竪穴式住居が復元されており、本当に弥生時代にタイムスリップしたような錯覚に囚われます。
そして、ここは星景写真にも絶好の場所です。
あれこれ構図を練りながら見学しました。
名付けて”弥生のムラ星景”。
弥生時代の星空はさもありなんというほどの透明度に恵まれたら、是非その時はここで星見をしてみたいですね。
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こんにちは。
そこそこ近所ですが、ここは旧新津市街の光とゴルフ練習場の影響が結構あるようです。
条件にもよると思いますが、天の川レベルは厳しい感じでした。
日周運動程度なら何とかなりそうですが。
投稿: ぱんだ | 2016年5月21日 (土) 17時40分
でしょうねえ。しかし、県立植物園温室を入れた星景写真は何度か撮ったことがあるんです。初冬ばかりでしたけど。そのときはそれほど悪くないと思いました。ただ、温室ドームと違ってこの遺跡は小高い丘の上にあるので、眺めがいい分、周囲の光害の影響をもろに受けそうですね。
でもいいんです。あらかわ総合運動公園にも言えることですが、視界に人工光が入らない構図が可能なら(もちろん可能です)それでよしとします。
投稿: Toshihiko Sato | 2016年5月21日 (土) 20時43分