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2016年4月17日 (日)

はるかなる記憶の田園風景を求めて

胎内市の海岸線に近い集落に住んでいる甥っ子から、乙のあたりでホタルを見たことがあるという情報をゲット。
そのあたりをロケハンしてみました。
基本的に、水芭蕉で知られる地本のあたりも含めて、田んぼの用水路は完全にU字溝になっているのですが、一ヶ所これはもしかしたら、という場所を見つけました。
そこは木ノ芽川。

Img_2865_

Img_2869

2枚目の写真の奥に青い堰が見えていますが、そこから先はU字溝。
しかし、そこまでの数百メートルの区間は水生昆虫が充分棲息していそうな河川環境で水質も良く、ひょっとしたら結構な数のホタルがいるかもしれないと思いました。
この辺りで海抜3m。
今年はより標高の低いところでのホタルを撮ってみたいと思っているのですが、ここが最有力候補地かもしれません。
もう少し標高のあるところ~海抜10-20m~に範囲を広げると、結構あります。
写真に写さなかった所や、ここだけは秘密にしておきたいという場所を含めると、最近1ヶ月で10ヶ所くらいの場所を発見しました。
いくつか紹介します。

Img_2874

特に期待値大なのがここ。
五斗近くの用水路、というか小川です。
周辺の田んぼもコンクリート化されているところは少なく、そして水質も抜群。
古き良き時代の田園風景が残っています。あくまで部分的に、ではありますが。

Img_2881

ここは下三光付近の用水路。完全に自然のままです。
すぐ左手に、坂井川の支流である三光川が流れています。
両岸は護岸工事がされていますが、中流部は河床の面積が広く、葦が適度に茂っています。かなりいい感じ。
舗装された車道からははずれるので、適当なところに車を停め、土手を歩いてアプローチする必要があります。
なので、車のヘッドライトが入ってくる心配もなく、ひょっとしたら乱舞が見られるのではと思ってしまうのです。

Img_2892

こちらは東姫田と上中江の間の田んぼ。
U字溝化されている用水路が半分以上を占めますが、あくまで半分です。
正面左手に神社が建っています。
鳥居は山側を向いているので夜間に撮ると神社であることがわからないかもしれませんが、二王子山の雄大さが強調される素敵な構図が得られます。
でもグーグルアースで見てみたら、神社の前の農道(舗装されています)に外灯がぽつんぽつんと立っているんですよね。
集落からはかなり距離があるのに、なんで~と思ってしまいます。
本当に夜になるとライトが点くのだろうか。
だとしたら興ざめですが。
ホタルのいそうな場所探しをして感じたのですが、たぶんぼくはホタルが見たいのではなく、昔ながらの田園風景が見たいのだと思うのです。
結果的に、そのような場所~動植物の多様性が残っているところ~には、ホタルが棲息しているにすぎません。
最近、新発田周辺の縄文~弥生時代の遺跡、並びに多くの山城が作られた戦国時代の歴史に興味を持つに至り、さまざまな文献を読んでいます。
図書館でそういった本を読むと、戦前や昭和30年代に撮られた新発田平野の写真をよく見かけるのですが、その風景に心底しびれます。
現代文明のベクトルが多少なりとも変化する確率は、現時点では非常に少ないと思いますが、それでも望みを捨てずにはいられません。

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