源頭をさまよう
坂井川の源頭部の森です。
胎内トンネルの前後には幾つもの林道がありますが、一帯の森は木が若く、森林内は明るめです。ヒメボタルのイメージとはあまり合致しないかなあ。
28日、林道をとうとう終点まで歩いてきました。
数年前に奥の湿原へ来たとき、林道(農道)はそこで途絶えているように思えたけど、おそらくその時は道の草むらが深かったのでしょう。
行ってみると意外や道は終始しっかりしており、ラストの300メートルを除けばそれほど悪路ではありませんでした。
国土地理院の1/2.5万分の地形図を見ると、一番最後に林道が川を横切っています。
その林道は熊出から宮久大橋へ通じる道路に合流しているように表示されていますが、あと数百メートルというところで、道路は薮に埋もれ、途絶えていました。
それが上の写真。
最後に川を横切る地点で、実は川沿いにも道が分岐していました。
ただし、その道は30m先で行き止まりとなり、堰堤がその先にあるはずなのですが、そこまでは辿りつけず。
もう1枚、これは林道の終点手前の風景。
ものすごい山奥に来たような、圧倒的な孤立感があります。
歩き始めが20時30分と遅かったので、あまり周囲の植生とか地形はわかりませんでした。
かなり濃い霧に山々はすっぽりと覆われており、おぼろげに透過する月明かりがとても幻想的でした。
EOS60Da + SAMYANG 16mm F2.0 ED AS UMC
(撮影開始21時40分、総露出時間約9分)
先日より、確実にホタルは減っていました。
22時に帰途につくまで、全域で合計10~13匹くらいしか見ていません。
そして、やっぱりこの場所で一番多く見かけました。
こないだも水たまりで点滅していたので、歩くときは気を付けて通りました。
明日からは晴天が見込まれるので、一気に明るくなるでしょう。
いよいよシーズン終了ですね。
長かったような短かったような・・・
大自然と、生きとし生けるもの全てに感謝です。
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