プチ改良その二
B&Hに注文していたDesmondのレベラー”DLEV-1 Leveler”が届きました。
FEISOLのパノラマ雲台に載せて使う予定。
もっとも、メインはユニテック純正の微動雲台です。
微動雲台マニアと化してきているので、後学のためというか、趣味ですね。
左は、最近シュミットさんのHPで発見したタカハシの微動雲台”AZ微動ステージ”。
重量680gと、ユニテックのガイドマウントが710gなので、似たようなスペック。
高さがどの微動雲台より低いし、すっきりしたレイアウトなので直感的に使えそう。
デザインもいいと思います。
もう少し価格設定を押さえ、きちんと販促すれば売れ筋商品になると思うのですが・・・
(なぜか、タカハシのHPにも載っていません。)
さてDesmondのレベラー、トーストさんの微動雲台でも似たような構造を採用しています。
軽量でありながら剛性感があるので、おそらく2kgくらいの望遠鏡やレンズでも搭載可能だと思います。
この構造の元祖・マンフロットのレベラーは鬼のようにネジが固く、全く使い物になりませんでしたが、この製品はほどよいタッチで回すことができます。
トップに取り付けるアルカのクランプが、きちんと三角形のいづれかの角と向きが合うかが心配の種でした。
しかし、手元にある4個のそれを順番に試してみたところ、マーキンスのそれがぴったりと向きがあってくれたので助かりました。
高さもご覧の通り。アルカのクイックリリースクランプを除けば、両者はほぼ同じ高さです。
さて、今日届いた胴細タイプのW1/4ロングネジをプレートに付けてみました。
黄色の丸印がそれ。
手元にある14cmと12cmのプレートのどちらかを使う予定で、実際にネジを通して組み立ててみました。
プレートは製品によって背面の肉抜きの形状や厚さが異なるので、最終的には実際に組み立ててみないとわからないのです。
案の定、ここで問題が発覚しました。
12cmのプレートの中程の狭まっている部分でネジの頭が当たり、そこから下に降りなくなりました。なので、12cmは却下です。
で、14cmのプレート(Desmond TPC-140)を採用。
このプレートも今回、胴細ロングネジでうまくいかなかった場合に備えて買い足したプレートです。
W1/4ネジをスライドさせなくてもそのままの位置で2点止めできるような肉抜きがなされているので、これなら大丈夫だろうと。
そして、やっとのことでアリミゾ規格のダブル雲台ベースにW1/4- 20mmのネジを使って結合させることができました。
(もちろん胴細ロングネジでもよかったのですが、あのネジは貴重なため取っておくことにしたのです。)
やっと思い描いていたカタチに仕立てることができました。
もうひとつ、ポタ赤本体を直付けしようとしたところ、時としてスムーズに行かないことがあるので、やっぱりアルカのクランプを介して取り付けることにしました。
できるだけ薄く、できるだけ面積の広いものを物色した結果、SIRUIのTY-70-2というプレートを取り付けてみました。70×60×10.8mm、質量60.3g。
ただしこのプレート、表面にゴム張りがしてあります。
テストした結果、やはりそこでわずかなたわみが生じるのでゴムをなんとか取り外して装着しました。
これでぐらつきが皆無となりました。ふぅ~。
尚、微動雲台側のトップにはSUNWAYFOTOのクイックリリースクランプ DLC-60Lを付けました。この製品はレバーを180度回すだけで取り付けできるので、スピーディーな脱着が可能。
反対側にノブも付いており、こちらの方で締め付け度合いを調節できます。
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