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2014年11月22日 (土)

夜の杉滝岩

内ノ倉ダムの奥に、杉滝岩と呼ばれる花崗岩の大岩壁があります。
初めて内ノ倉川へ渓流釣りに来たのは、中学2年の時。
当時も車やバイクは杉滝岩までしか入れなかったので、そこから40~50分ほど歩いてから竿を出したものでした。
高校2年の時から登山をはじめ、この岩壁ではよく初歩的な岩登りの練習をしました。
それから40年?
この辺りの風景は昔とちっとも変わっていません。よきかなよきかな。
21日は19時頃から約2時間現地にいたのだけど、その間3台の車が来ました。
みんな若者らしく、車でダム湖を一周するのが目的のようで、橋の上には立ち止まらず走り去ったのでした。
この辺は胎内天文台の駐車場と同じで、天気のいい日は車の出入りがあることを覚悟しなければなりません。

Img_5014_15stitch

EOS60Da + SAMYANG 16mm F2.0 ED AS (2枚モザイク)

昨日は天気がよかったのでしょうけど、今日は薄雲が多いです。
谷間なので雲が湧きやすく、終始もやっとした星空でした。
上の写真は、杉滝岩前の橋の上からの1枚です。
現地へ来て初めて方角を確認しましたが、この橋の上からはちょうどよいアングルが得られます。
紅葉はもう終わりでしたが、新緑の時期も良さそうですね。

Img_5024

EOS 60Da + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE
ISO2000, F2.8, 30秒(追尾撮影)

82mm径のプロソフトンAを持っているので、これをシグマのAPS-C用魚眼レンズの上にちょこんと載せて写してみました。
実験の結果やはりケラレてしまうので、載せている時間は10秒程度に短縮してやり直してみました。
その後5~6秒手でフィルターを持ち、左右にスリスリしています。
でも、総露出時間の半分程度被せただけでは、やや効果が薄いようです。
Leeのフィルムを後玉に貼る手が一般的だけど、どうも描写が好きではありません。
魚眼レンズの時はシャープさ優先でいくことにしよう。

Img_5033p1

EOS 60Da + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE
ISO2000, F2.8, 30秒(追尾撮影)

今でこそロッククライミングのゲレンデとして有名な杉滝岩ですが、ぼくは40年前、中学生の時にここを登っています。
もっとも、その頃から錆びた残置ハーケンとか、ありましたが。
40ぶりの杉滝岩の感触を、しばし楽しみました。
薄雲が流れてきて、それがいいアクセントになりました。
見方によってはオーロラみたいに見えないこともない。
この岩場、傾斜はそれほどきつくなく、足場もしっかりしているので見た目ほど難しくはありません。フリクションもよく効きます。
さて、人間をあまりぶらさずに写すには、やはり30秒、できれば25秒以内がいいようです。
ぼくは星像優先にしたいので、1/2倍速などの星景モードは使いません。
となると、F2.8で使う場合で岩の質感をある程度出すにはISOを4000以上まで上げたいところ。
今回もISO1600から1/3段づつ3200まで上げていって試し撮りしたのですが、画質の許容範囲はISO2000まででした。年々目も肥えてきますしね。
ここでは思い切り強めの画像処理で暗部を描出していますが、ピクセル等倍で見ると、画質は見る影もないです。
となると、来年春にはフルサイズ機導入しないといけないのかなあ。
Imaging Resourseで各社のカメラの高感度画質を比べてみて、気づいた点を列挙します。

*APS-C機で最強はフジのX-T1。次点でキャノンの7DM2。ただし、両者の差は1/3段ほどしかない。フジはX-T1以外の最近のカメラ~X-E2~なども性能は同じ。
*オリのEM-1はキャノンの70Dとほぼ同等。70Dと7DM2の差は1/3段程度。
パナのLX100も検討しており、70Dよりわずかに劣るかなという程度。60Dよりは上。また、同社のGH4より1/3段ほど上。
*キャノンのKiss Xシリーズはふるわない。画素数が多すぎるのでは?
ハイエンドのX7iでさえ、LX100に負けている。
キャノンのミラーレス機EOS MはX7iより2/3段~1段くらい悪い。
*フルサイズ機のキャノンの6Dは、7DM2より1段上。5DM3は6Dより気持ち上。
(ニコンやペンタックス、ソニーは比較していません。)

性能のいい広角レンズがあるかどうかを含めて考慮すると、現時点ではオリのEM-1と、KOWAのマイクロフォーサーズ専用レンズ、PROMINAR 8.5mm F2.8を組み合わせるのが最も堅実だと思います。
KOWAからは間もなく12mm F1.8も発売されるし、オリの場合、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROという神レンズ?があるので(ズームにしては周辺部の星像がいい。なにげに単焦点の12mm F2.0 EDよりいい)、そこも利点です。
フジの最大の欠点は操作性の悪さ。それと、カメラ雑誌ではレンズの性能の良さが言われていますが、周辺部の星像はLensTipcomのテストによると並の写りというか、あまり良くありません、単焦点でさえも。
来年春までに発売されるであろうF2.8通しの標準ズームの性能が良ければいいのですが。
ただし、ファインダーの見え味の素晴らしさは長所です。先日、最新のハイブリッド光学ファインダーを装着しているX100Tを覗いて感動しました。
このカメラは単焦点レンズ機ですが、これに明るい標準ズームを装着してくれたら、つまりパナのLX100のような立ち位置のカメラが現れたら、購入候補の筆頭に躍り出るかも。
X100Tの操作性は、X-T1よりはマシ。まあ許容範囲かなと。
絶対画質を優先させればフルサイズ機ですが、キャノンに限って言えばモニターが固定式なのが痛い。個人的に、バリアングルは必須です。
5DM3だと問題ないみたいですが、6Dのモニターだとぼくが持っている60Da同様、よっぽど明るい星でないとモニターに表示させることができません。
以前、知人が持っているEM-1のモニターを現地で覗かせてもらったことがあったのですが、60Daでは真っ暗にしか表示されない状況でも、ちゃんと地形が現れるのに驚愕した覚えがあります。
ソニーのα7Sも惹かれますが、やはりこれといった明るい広角レンズが現時点ではありません。
来年は28mm F2の単焦点が出るとのことですが、このレンズの周辺部画質が良ければ候補に上がるかも。このレンズには、組み合わせると21mmになる専用ワイコンが用意されるみたいなので、この点も惹かれます。
ただし、既存のレンズは周辺画質がどれもイマイチなので、あまり期待できませんが。
フルサイズ機で揃えると何もかも重くなるので、そこが最大の欠点です。
最近は軽量化を図りたいと思うことが多くなってきましたし。
まあ、来年春までには各社いろいろと出してくると思うので、それを楽しみにしましょう。

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星景写真(新発田市)」カテゴリの記事

コメント

いやいや、これまた凄い星景写真ですね。絶景です!
それにしても3枚目には度肝を抜かれました~!内野倉ダムには行ったことがありますが、暗闇の中、あんな場所には行くことすら出来ない私にとって、ウルトラD難度の超スゴ技写真です~。その上美しい出来ですから、ただただ参りましたーー。m(₋ ₋;)m

それから、
デジカメ選びはホント悩み多いですね。フジ(X-E2)しか知りませんが、フジに関しては仰る通りと思います。他の方のブログの情報でも高感度低ノイズな点ではAPS-C中で最高画質なようです。ですが、評判の良い筈の広角レンズの星像がイマイチな気がしています。XF14mmF2.8r の話ですが、F4に絞っても1/3以上周辺の星像は三角形から段々と歪になって行きます。キットレンズのXF18-55F2.8-4rの方がその点f3.2でほぼ点像になってくれるので良いくらいです。近い内に出るだろうXF16mmf1.4が気になりますが、14mmF2.8でちょっと懲りたので・・・。
EM-1と、KOWAのPROMINAR レンズは良さそうですね。EVFも最高の出来のようですから、現在、星景にはオリンパスが最強かもしれません。
是非、良いシステムを組んで、これから益々素晴らしい作品を見せてください。期待してます。

ちーすけさん、ありがとうございます。EVFの見え味は、フジの方がオリより好きです。オリは少し荒い気がします。フジの14mm F2.8はMTFを見て、周辺画質が良くないと思いました。16mm F1.4はMTF次第ですが、かなりいいのでは?
ただ、フジのは偽色が目立ちますね。そこも懸念されます。APS-C機にフルサイズ用のレンズの組み合わせが安心できますが、広角となるといいのがありません。悩みは尽きません。

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