ポーラーエクスプレス
ロバート・ゼメキス監督の映画・ポーラーエクスプレスをご覧になったことはありますか?
クリスマスイブの夜、少年の前に突如として蒸気機関車が現れます。
途中、サンタを信じる少年少女をピックアップしながら、蒸気機関車は一路北極点を目指すというお話しです。
10月25日19時50分、突如としてポーラー・エクスプレス号は加茂市の冬鳥越スキー場の駐車場に現れました。
映画では蒸気機関車ですが、バージョンアップして電気機関車になったようです。
昔、蒲原鉄道で使われていた車両を使っているみたいですね。
口をあんぐり開けてぽかんと突っ立っているぼくの後ろに、人の気配がしました。
少年は小太郎と名乗りました。なんか聞いたことある名前だなあ・・・
二人して、その怪しげな電車をしげしげと観察しました。
2両編成になっていますね。
スバルのタイゲタ星出身だという車掌さんがせかすので、思い切って乗ることにしました。
二人して、ドキドキしながらホームの階段を上がります。
聞けば、この電車の始発は琴座のベガだそうです。
車掌さんは中央やや右に輝く星を指さし、あそこから来たんだよと教えてくれました。
この電車、地球には太古の昔から来ているそうです。
あたりに霧が立ちこめてきました。
高揚してきた冒険気分が不安を払拭しました。
でも、なかなか出発しません。
車掌さんが言うには、ぱんださんを待っているのだということ。
そのぱんださんも程なく到着し、車両に乗り込んできました。
電車が動き出しました。
さらにもう一人、早出川ダム近くの野原でまるひ少年をピックアップしながら、電車は線路をテイクオフしました。
目的地はポーラースター、すなわち北極星。
車掌さんによると、いったんスバルに立ち寄り、北極星出身の車掌さんと交代するということでした。
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いやー、カッコいい!素敵な星景写真ですね!
次の列車にはわたしも是非乗車したいものですー。
以前、私もこの電車を前景に撮ってみましたが、様になりませんでした~・・・。orz
また、カノープスも撮られていたとの事!流石ですね。
投稿: ちーすけ | 2014年10月27日 (月) 20時55分
光栄です、と同時にいつまでも少年のような無垢な気持ちで星空を眺めたいと思いました。
すてきな物語、ありがとうございました!
投稿: 小太郎 | 2014年10月27日 (月) 22時06分
ちーすけさん、コメントありがとうございます。
現場では何も考えずに、本能的に撮っていました。
ストーリーは、画像処理していると浮かんできました。
明るい水銀灯があちこちにあるので、一般論からいうと構図を決めるのは難しいと思います。
こういう時はライトとけんかせず、ライトを気にせずに気に入った構図で素直に写すといいと思います。
どんな状況も一期一会ですから。
そう腹をくくると、いい写真が撮れることが多いような気がします。
投稿: Toshihiko Sato | 2014年10月27日 (月) 22時09分
小太郎さん、またポーラーエクスプレス号に乗りましょうね!!
投稿: Toshihiko Sato | 2014年10月27日 (月) 22時15分
こんばんは。
ここは先頭?の車両が黒っぽいので撮りにくいと感じていましたが、Satoさんうまいですね。
色々な角度から撮られてしかも絵になってますねー。
投稿: skame | 2014年10月27日 (月) 23時38分
こんばんは。
先日はどうもありがとうございました。
久々にお会いできて嬉しかったです。
ストーリーがうまく練り込まれていて、上記の素敵な作品とともに楽しく読ませていただきました ^^
4人で星空の下に集まりましたが、言われてみれば少年のような純粋さで楽しんでいたのですね。
ポーラーエクスプレスも面白そうなので、雨か満月期に借りて見てみようと思います。
なお別れた後は、冬のダイヤモンドと日周運動向けの撮影を短時間して帰宅しました。
体力的に限界だったので仕方ないですが、翌日は雲に阻まれ余計惜しい思いをしております(- -;
11月に入りますが、まだまだ撮りに行こうと思います。
また今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: ぱんだ | 2014年10月27日 (月) 23時42分
skameさん、
道路の外灯の明るさを利用しました。本当に真っ暗だったら、なかなかディテールを引き出すことは難しいでしょう。何事も臨機応変、郷には入ったら郷に従えです。
ぱんださん、
こちらこそ、お会いできて嬉しかったです。2年ぶりぐらいでしたでしょうかね。ポーラー・エクスプレス、是非見てみて下さい。超お勧め。もちろん大人が見ても楽しめます。音楽も秀逸なんです。何を隠そうこのワタクシ、7年くらい前になりますか、初めてこの映画を見て、感動したあまり翌年12月にドイツを旅行しました。この映画の後半のハイライトの場所となっている広場が、ドイツのクリスマスマーケットの広場をモデルにしていると思ったからです。その後、1年おきに3回ほど12月上旬にドイツを旅してきました。あの映画の広場のイメージに最も近い場所は、ぼく的にはニュールンベルグのマルクト広場です。
投稿: Toshihiko Sato | 2014年10月28日 (火) 00時11分
物語仕立ての星景も素敵ですね。
オブジェを取り入れた星景だとイメージが膨らみます。
最後の写真がGOODです。本当に走っているよう。
投稿: まるひ | 2014年10月28日 (火) 14時59分
まるひさん、いつもありがとうございます。
4コマ漫画ってあるじゃないですか。あっち路線で創作してみたんです。ストーリー付き組写真ってとこでしょうか。
魅力的な被写体に出会えると、いろいろイメージが膨らみますね。
投稿: Toshihiko Sato | 2014年10月28日 (火) 21時58分