新発田旧市街探訪 (26) 御幸町1丁目(旧職人町界隈)
鍛冶小路との十字路から、職人町方面を見ています。
十字路から右手、鍛冶小路を進むと、新発田川の手前に理容みぞぐちさんが見えてきます。
例の十字路から職人町方面へ進むと、すぐ右手にこの公園が現れます。
職人町公会堂です。神明神社の祠が隣接しています。
遊具が置かれている公園は、どこも雰囲気が明るいですね。
昔ながらの長屋の建物も、まだ残っています。
職人町集会所と神社。
やはりこの神社の由緒はわかりませんでしたが、延享元年(1748)の新発田町家図の同じ場所、つまり大黒小路との境に神社の鳥居が描かれています。
この鳥居は、その当時のものではないかと思います。
境内の左隅に庚申塔がありました。
刻まれた年号を見ると、寛正十二とあります。西暦1800年です。
庚申信仰は、新発田にも江戸時代から広まっていたことがわかります。
昨日写真をアップした、元海寺さんの入り口にもありましたし、今までこのシリーズで紹介してきた神社仏閣のあちこちに庚申塔は残っています。
庚申信仰がどんなものかを説明すると長くなるので、興味がある人はウィキペディアで調べてみて下さい。
そして、新発田川。この辺は水量も豊富で、水質も比較的いいようです。
匂いもほとんどありません。
神明宮の秋の豊年祭での一コマ。
諏訪神社と神明宮の祭礼の時に、御神輿の先導をつとめる獅子舞が舞われました。
それは職人町の人たちの役割だったのです。
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