競技スキーの聖地・大原スキー場へ
かねてからの念願である、旧入広瀬村の大原スキー場へ日帰りで行ってきました。
ここは長岡市のヨーデルスポーツ店主・八木下さん率いるチームヨーデルの本拠地で、過去多くのトップレーサーを輩出してきたのです。
この日も、今年の全中で優勝した少年がトレーニングに来ていたらしいのだけど、それはスキー終了後、店に立ち寄って八木下さんと世間話をしているときに知った話なので、そうとしっていればじっくり滑りを見たかった・・・
スキー場のHPにリフトの長さや斜度など具体的な数字がなく、ゲレンデの写真をネットで検索しても、全容がはっきりとわかる写真はほとんどなかった。
なので、一度は実際に足を運んでみなくてはと思っていた次第。
これがリフトを1本上がったところにある、大原スキー場のメインバーンです。
この日はGW後半初日とあって大勢のレーサーのグループが訪れ、10時過ぎにはなんと計7セットものポールが立ち並びました(この写真は9時35分に撮ったもの)。
コース幅は思っていたよりワイドです。
180cm以上のロングの板で、思い切り横にスペースを取って大回りできます。
しかし斜度はそれほどでなく、胎内スキー場のメインバーン上部と同じくらいか、それより1~2度きついかなという程度。ぼくの地元・ニノックススキー場の尾根コースは終盤に28度の1枚バーンが現れるのですが、そこよりは斜度は緩いです。24~5度くらいかなあ?
しかし、左手奥に見えるコース(次の写真参照)がこのスキー場で最も傾斜のきついところで、今回はポール練習をしていたので入りませんでしたが、手持ちの「全国ゲレンデガイド2002」の記事によると最大斜度27度とあるので、それは多分このコースのことを指すのでしょう。
26~27度であれば、本当に練習にはもってこいですね。
今シーズンは訳あって営業を休止した、ぼくのホームゲレンデの村上市ぶどうスキー場上部のパノラマゲレンデが最大斜度30度あるのだけど、こうして数字を並べてみると、いかにぶどうスキー場が上級者にとって希有なスキー場であるか、改めて思い知らされます。
営業再開の暁には、ぜひレーシングキャンプを招致して欲しいですね。
大原ほどにはコース幅がないのでポールセットは1セット限定となるだろうけど、新潟から交通も(高速の開通によって)至近となったし、スキー場の強力な集客源となると思うのですが。
ぶどうスキー場同様、大原スキー場のリフトの数は2本。
1本目のリフト下部の斜度(上の写真)は、まさにぶどうスキー場正面ゲレンデと同じくらいの斜度となっています。落ち込みの長さも同じくらいか。
右手の建物はレストハウス。
中は思ったよりきれいで、ゲレ食が比較的安価に設定されており、それでいて味も量も満足できるレベルだったのにも驚きました。
自販機の価格も、特に割高に設定されていなかったことも好印象。
大原スキー場の唯一の問題は、やはりアクセスの悪さだと感じました。
長岡から栃尾経由で来たのだけど、山道が結構急傾斜で、タイトなカーブの連続。
トップシーズン中はフルタイム四駆車じゃないと無理ですね。
春スキーの時期限定で、今度は平日に来てみたいと思いました。
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