新緑の姫田川上流部
渓流や滝と天の川銀河のコラボレーションを昨年から考えるようになり、17日も月明かりを頼りにしばし地元の二王子山山麓を深夜のハイキング。
地形的になかなか南が開けているところは少ないのだけれど、いい具合に谷の合間から天の川中心部が見える場所を見つけることができました。
二王子山神社の駐車場から左岸の小道を歩くこと約100m、大きな堰堤が現れます。
次の2枚の写真は、堰堤の上と下で撮影したものです。
(いずれも3枚モザイク。)
堰堤の上です。地図を見るとさらに150m上流にも堰堤がありますが、踏み跡はこの先ほとんど消えていました。
まだ半月の影響がかすかに残っていますが、南の空は光害が一切感じられないので胸のすく暗さです。
こちらは堰堤の下。直下まで踏み跡が付いており、容易に降りていくことができます。
しかしながらまだ水量が多く、しぶきをかなり被り、足場もよくありません。
なので、少し離れたところから写しました。
機材:EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM (ポータブル赤道儀 Panhead EQ)
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まるでナショナルジオグラフィックの写真みたいですね。独特のオーラが感じられるのは人工の光が殆ど無い、暗い空がなせる業でしょうか?それにしても素晴らしいロケーションですね。
ここに蛍は飛ぶでしょうか?楽しみにしています。
投稿: tantan | 2013年5月19日 (日) 06時14分
tantanさん、いつもコメントありがとうございます。個人的に、暗さへの憧憬は一段と高まり、人工光のより影響の少ないところしか行きたくありません。妹背滝から1km下流にホタルがいそうなポイントが続いているのですが、まだ乱舞に出会ったことはありませんね。ここはそれなりに標高があるので、数は期待できないと思うのですが。
投稿: Toshihiko Sato | 2013年5月19日 (日) 10時47分
こんばんは。
satoさんが動き始めたと思ったら、またすごくマニアックな場所ですね。二王子神社の駐車場から上流へ道がありましたか。
相当空が暗そうです。
確かにV字谷の上にかかる天の川は絵になりそうです。
投稿: skame | 2013年5月19日 (日) 22時35分
skameさん、こんばんは。尾根一つ隔てて流れる南俣 川上流も同じ地形で同じ方角なので、V字谷の向こうに天の川が見えると思います。堰堤まで道があり、かなり渓は開けています。ここ1-2年で新発田もまたまた郊外に外灯が増えたので、このあたりまで行かないと暗い空は拝むことができなくなりました。もうすぐ写真展ですね。楽しみにしています!
投稿: Toshihiko Sato | 2013年5月19日 (日) 23時47分