「Must Say Good Bye」愛の周波数(528Hz)バージョン
最近、巷では528Hzが脚光を浴びているようです。(検索すればたくさんヒットします。)
火付け役になったのはLeonard G Horowitz博士の著書です。日本語版のタイトルはなにやら仰々しい題名が付けられていますが(徳間書店の超知ライブラリーの本はみんなそう・・・逆効果だと思うけど)、中身は深い深い・・・
天才とはこのような人のことを言うのでしょう。とにかく博識で、視野が異常なまでに広い。
ぼく自身まだこの人の本を読み終えていないし、右脳でしか理解していないので内容の紹介は省きますが、普段耳にする音楽も、ある決まりの元に作曲されているということです。
今の西洋音楽はA=440Hzを国際標準音として採用していますが、この基準音の周波数を変えれば使われない周波数も当然出てきます。
その中のひとつが528Hz。A=444Hzで調律した時のCが528Hzになります。
一方、主要和音が一番協和するように音程を決める”純正律”では、A=440HzのときC=528HZになります。
純正律では、ド~ミのような長3度の音程の周波数比を 4:5、ミ~ソのような短3度の音程の周波数比を 5:6 にするのが基本。A~Cは短3度ですから 5:6、つまり、440Hz×6/5=528Hzとなるわけです。
それなら純正律で調律すれば良いと思うかもしれませんが、転調したときに音程が狂うという欠陥があるのです。
昔から様々な音階が考えられてきたわけですが、どれも一長一短があり、現在は各音が完全調和から均等にずれている(?)”平均律”が一般的になってます。
さて、ぼくの電子ピアノ(KAWAI CA95)には、平均律以外に純正律やピタゴラス音律、中全律など、多数の音律が用意されており、そればかりか自分のオリジナル音律を作ることさえできるようになっています。
いろいろ音律設定を変えて弾き比べてみると、確かに微妙な差が生まれるのがわかります。
これは面白い・・・
平均律に戻し、A=444Hzにチューンして3週間前にYou Tubeにアップしたばかりの曲を弾いてみたら、やはり明らかな違いを感じ取ることができました。
なんていうか、弦と弦の共鳴音の持続時間がかすかに長くなり、その響きのつやが増すといった感じ。
そもそも、クラシックの世界では442Hzを用いることが平均的で(ベルリンフィルなど445Hzを採用しているところもある)、ポップスの世界でも古くはビートルズを初めとして、ピッチを上下させて演奏している人々も多くいます。
ぼくみたいな絶対音感をもっていない素人でもニュアンスの違いは感じられるので、音楽家の方は如実に違いがわかるであろうことは想像に難くありません。
私たちの物理的な肉体や心にポジティブな影響を与える周波数は他にもいろいろあり、528Hzだけを強調するのもなんだかなあという気はしますが、音=波動と人間の肉体や心との相互作用について、今まではあまりに感心が払われなさ過ぎたと思います。
サブリミナルの技術など、大衆を操作しようと目論む勢力はこの分野を本当に真剣に研究しています。
彼らに拮抗するためには、繊細な感覚を洗練させなければいけません。
A=440Hzベースの時、F#=741Hzとなるのですが、古来この音はデビルストーンとして知られてきました。
この音はハートチャクラとのどのチャクラを分断し、松果体にダメージを与える周波数です。
松果体のアクティベートは私たちが意識を高めていく上での、進化という言葉の本当の意味に於いて螺旋階段の上を目指すならば、第三の眼を開くのはキーワードなのです。
本当に心地よく響くものはどんな音か。
陶酔という表現を使うとき、あなたのどの部分がどのように陶酔しているのか。
それは単に酩酊しているか錯乱しているだけではないのか。
そこに温かい感情が伴っているか。
私たちはもっと意識的に、”愛の選択”を行う必要があるのです。
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Toshihikoさん、今晩は☆
このブログ,非常に興味深く読ませていただきました。
私も本、読んでみようと思います
投稿: hermit | 2013年5月 8日 (水) 23時14分
コメント、ありがとう。でも、書いておいてこういうのも何だけど、ホロヴィッツ博士の本、過去30年間読んだ中で、最も難解です。話が多岐に渡り、しかも一般の人にわかりやすくという配慮は一切なく、彼のマイペースで書かれています。彼は天才なんです。だから、ぼくも通しでは読んでいません。拾い読みしただけ。それより、この本を買った1週間後に、今度は過去30年に読んだ中で、最も自分の魂に共鳴する本と出会いました。この著者は(女性です)本物です。「アセンションの超しくみ」という本です。むしろ、この本がお勧めです。「アナスタシア」は読みましたか?この本もいいですよ。
投稿: Toshihiko Sato | 2013年5月 9日 (木) 14時42分
そうなんですか・・・ドンファンシリーズも私には途中からついていけませんでしたから・・・(^_^;)
"アナスタシア"、買って読みましたよ。しかし、今私の心にいちばん共鳴し、ワクワクするのはバシャール本と須藤元気くんの本ですね~♪
「アセンション~」、アマゾンでチェックしてみまーす!! (^^)
投稿: hermit | 2013年5月10日 (金) 14時03分