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2012年10月20日 (土)

雲の襲来

19日、県北は快晴とのGPVのご託宣を信じて、新潟市内から天蓋高原へ。
新潟中央ICに入ったのが20時と遅かったので、奮発して新潟から高速に乗りました。
ところが、着いてみるとベタ曇りに近い状態です。
高速代1000円も払ったのだから、すぐには帰れません。
現地には既に、GANREFで写真を発表しているぱんださんと、今回初対面となる新天研のTさんがいました。
完全に星が見えないわけではなく、たまには雲間越しに顔を出してくれます。
雲は動きが速く、かつ黒い。
空自体は非常にいい空で、シンチレーションが極小です。
星のコントラストが高く、晴れたらすごいことになると希望は捨てず。

Img_5313

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 1分

肉眼で見ても、時として恐怖感を覚えるくらい黒い雲の塊が次から次へと襲来しました。

Img_5349

EOS60D改 + TAMRON 24-70mm F2.8 VC USD (35mmにて)
ISO800, F3.2, 3分

北極星はついぞ一度も現れなかったので、コンパスで北の方角に極軸を向けただけの設定です。
それを忘れて3分も露出をかけてしまいました。2分までなら大体大丈夫なのですが、やや星像がいびつになっています。バックラッシュが完全に解消していなかったせいもあるでしょう。
薄雲がかかっていたので、その影響もあるかも。
改造機のフィルターの影響も無視できません。ご覧のように、木星から長い光芒(ゴースト)が出てしまいました。
黒い薄雲が、見方によっては分子雲に見えます。なんちゃって分子雲を写すのに、曇り空は好適です(^^;)

Img_5355

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 1分

雲に完全に覆われたときは、この露出ではほぼ真っ暗にしか写りません。
これは画像処理でかなり暗部を持ち上げています。

Img_5369

EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 1分

何度か瞬間的にオリオンが姿を現してくれたので、すかさず撮りました。
こののカット、ノーフィルターの短時間(1分)露出であるにも関わらず、こってりと色が乗りました。やはり、シーイング自体はすごく良かったのです。
オリオン座流星群がもうすぐ極大ですから、大きいのが流れたら雲があっても写るかもと淡い期待を抱きました。
写真には写せなかったけど、雲の切れ間から中火球が一個流れ、しっかりと瞼に焼き付けることができました。1.5~2秒くらい流星痕が残ったので、かなり大きかったのです。
オリオンの上の方で流れたので、くだんの流星群の仲間でしょう。
結局、天気は回復することなく、2時すぎに帰途につきました。
TさんのSWAT200がまぶしかったなあ(笑)。

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コメント

すごい雲ですね。いかに天蓋高原が暗いかがわかります。
私も樽口峠では、あの辺だけ妙に星が少ないなあ、と思ったら雲だった、ということがありました。夜空よりも黒い雲があるとは思ってもいませんでした。
最近はなかなかこんな空には巡り会えないですね。

沼澤さんもどこかで書いておられましたが、昔はこのように雲が黒かったとのこと。ちなみに、昨夜も同じ場所へ行ってきたのですが、天気はやはりイマイチ。この日よりは晴れ間がありましたけどね。やはり途中から黒い雲が徐々に増えてきました。

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