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2012年10月の10件の記事

2012年10月24日 (水)

ニンフを探して

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以上、新潟県立植物園温室にて。
今週の月曜日、妖精と出会いました。
ケルトの神話、もしくはアイルランドの民話に出てきそうな妖精 of 妖精。
あ、見えない世界の妖精ではなくて、人間のことなんですけどね。
その余韻を求めて県立植物園へ行ってきたけど、なんか違う。
”これじゃない”
もちろんきれいなんですけどね。

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10月24日の夕日。弥彦山に降り注いでいたオレンジ色のシャワーが、全ての存在を祝福していました。”栄えあれ”ってね。

EOS Kiss X6i + EF100mm F2.8L MACRO IS USM (共通)

2012年10月22日 (月)

ぎょしゃ座はスターウォッチングに最適

21日、懲りずに天蓋高原へ。GPVの予想はまたしても外れ、終始霞の中。霧のため、村上市の街明かりがほとんど見えません。
それでもおとといよりは晴れ間もあり、薄い霧の中、取りあえずいくつかの対象を写すことはできました。写りはまったくもってイマイチでしたが。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mmにて)
ISO1600, F3.2, 5分(2枚コンポ)

ぎょしゃ座の勾玉星雲です。8枚撮ったのですが、なぜか3枚目以降が微妙に流れてしまし、最初の2枚のみのコンポジットです。ここが一番透明度がまともだったもので・・・
ぎょしゃ座は双眼鏡や眼視によるスターウォッチングに最適です。
オリオンと同じぐらい大きい星座で、形も位置もわかりやすい。
この散光星雲も結構色が濃く、改造機ならフィルターを使わなくても容易に勾玉の形をした星雲をカメラの望遠レンズで写すことができます。
眼視の場合は星座の真ん中のあたりに視線をおき、じっと眺めてみてください。
暖かなエネルギーがこちらに流れ込んでくるのがわかります。

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EOS60D改 + EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mmにて)
ISO1600, F3.5, 5分(2枚コンポ)

こちらは、双子座の天体、散開星団のM35(左上)と、クラゲ星雲ことIC443、そしてモンキー星雲(中央右寄り)です。長焦点でIC443をクローズアップされる方が多いですが、200mmの望遠レンズだと周辺にあるユニークな天体も一網打尽。ただし、それぞれの形は小さいので、散漫な印象はぬぐえませんが。
双子座のあたりは透明度が悪かったので、クラゲの腕のディテールは写りませんでした。
それより、M35の美しさにハッとなりました。長焦点で画面一杯に撮影してみたい被写体です。

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 EX DC HSM
ISO1600, F3.2, 75秒

この日の本来の目的は、オリオン座流星群を撮ること。
だけど雲が取れたのは、比較的良かった天頂付近を除けばほんの20分ばかり。
カメラ2台体制で、60Daの方ではひたすら上の設定で40枚ほど撮ったのですが、大きな流れ星は現れず、なにも写すことはできませんでした。

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EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F4.5, 9分

このカットを撮影している間に一気に空がもやってきて、なんかすっきりしない写りとなりました。
今までこのレンズでF3.5以上に絞ったことはなかったので試しにF4.5で写してみたのですが、さすがに絞り開放よりシャープに写ります。
でも、周辺部の色ズレはかなり残ります。その点、シグマの魚眼レンズの方が断然色収差は少ないです。

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2012年10月20日 (土)

雲の襲来

19日、県北は快晴とのGPVのご託宣を信じて、新潟市内から天蓋高原へ。
新潟中央ICに入ったのが20時と遅かったので、奮発して新潟から高速に乗りました。
ところが、着いてみるとベタ曇りに近い状態です。
高速代1000円も払ったのだから、すぐには帰れません。
現地には既に、GANREFで写真を発表しているぱんださんと、今回初対面となる新天研のTさんがいました。
完全に星が見えないわけではなく、たまには雲間越しに顔を出してくれます。
雲は動きが速く、かつ黒い。
空自体は非常にいい空で、シンチレーションが極小です。
星のコントラストが高く、晴れたらすごいことになると希望は捨てず。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 1分

肉眼で見ても、時として恐怖感を覚えるくらい黒い雲の塊が次から次へと襲来しました。

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EOS60D改 + TAMRON 24-70mm F2.8 VC USD (35mmにて)
ISO800, F3.2, 3分

北極星はついぞ一度も現れなかったので、コンパスで北の方角に極軸を向けただけの設定です。
それを忘れて3分も露出をかけてしまいました。2分までなら大体大丈夫なのですが、やや星像がいびつになっています。バックラッシュが完全に解消していなかったせいもあるでしょう。
薄雲がかかっていたので、その影響もあるかも。
改造機のフィルターの影響も無視できません。ご覧のように、木星から長い光芒(ゴースト)が出てしまいました。
黒い薄雲が、見方によっては分子雲に見えます。なんちゃって分子雲を写すのに、曇り空は好適です(^^;)

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 1分

雲に完全に覆われたときは、この露出ではほぼ真っ暗にしか写りません。
これは画像処理でかなり暗部を持ち上げています。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 1分

何度か瞬間的にオリオンが姿を現してくれたので、すかさず撮りました。
こののカット、ノーフィルターの短時間(1分)露出であるにも関わらず、こってりと色が乗りました。やはり、シーイング自体はすごく良かったのです。
オリオン座流星群がもうすぐ極大ですから、大きいのが流れたら雲があっても写るかもと淡い期待を抱きました。
写真には写せなかったけど、雲の切れ間から中火球が一個流れ、しっかりと瞼に焼き付けることができました。1.5~2秒くらい流星痕が残ったので、かなり大きかったのです。
オリオンの上の方で流れたので、くだんの流星群の仲間でしょう。
結局、天気は回復することなく、2時すぎに帰途につきました。
TさんのSWAT200がまぶしかったなあ(笑)。

2012年10月18日 (木)

沈みゆく白鳥

16日、ひょっとしたら今回の新月期、最後の好天かもしれません。
昨夜、いい場所を見つけたのでそこで星景写真を撮ってみるべく、2夜連続で胎内スキー場風倉ゲレンデ入り口のポイントへ行ってきました。

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EOS60D改 + TANRON 24-70mm F2.8 VC USD (24mmにて)
ISO1600, F2.8, 70秒 (2枚モザイク、うち1枚は固定撮影)

新たに開拓?したその場所での1枚。
風倉ゲレンデへ行く途中、鹿ノ俣川に架かる橋を渡りますが、その橋のすぐ手前に右へ入る小道があります。
近年誰も通らないと見えて草ボウボウですが、10mも進むとテニスコート大の広場が現れます。
そこはまるで除草剤でも使ったかのように草丈が低く、それほど地面は固くないもののポー赤で星景写真を撮るにはもってこい。
何より、西の空以外視界が広いのです。
西は上の写真のように小高い杉林が屹立しており、それが新発田市の光害を防御してくれるので意外と暗い。
時刻はまだ21時16分なのですが、白鳥座が杉林に沈もうとしています。

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EOS60D改 + TANRON 24-70mm F2.8 VC USD (24mmにて)
ISO1600, F2.8, 60秒 (4枚モザイク、全て追尾撮影)

その場所から見た東~南にかけての空です。
南東がピンポイントで特に低くなっていますが、鉄塔があるのが玉に瑕。
ここだけ開けているとはいえ基本的に谷間のポイントなので、気象条件によっては南の方向に雲が発生しやすいのが特徴。
しかし、胎内平から直線距離で2kmくらいしか離れていないとは思えないほど、暗さだけは一級品です。
この日は最初非常に眠い空で、これらのカットもシーイングが悪い中で撮りました。
夜露がすごく、多分そのためなのでしょう。
なかなかシーイングが良くならないので、次なるポイントへ場所移動。

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EOS60Da + TANRON 24-70mm F2.8 VC USD (31mmにて)
ISO1600, F2.8, 120秒 (2枚モザイク、うち1枚は固定撮影)

そこは関川村金俣集落背後の田んぼです。
過去何度かここで撮っています。
北西から西にかけてはかすかに光害が感じられますが、それ以外の方角はやはり第一級の暗さ。
視界も広く、とても気持ちのいい場所です。
そこから写した、1枚目と同じコンセプトの写真。沈みゆく白鳥座。

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EOS60Da + EF70-200mm F2.8L IS II USM (135mmにて)
ISO1600, F3.5, 5分30秒 (3枚コンポ)

今年の秋、撮ってみたいと思っていたヒヤデス周辺です。
こちらへ来たら空気は乾燥しており、夜露が付きません。
23時過ぎたらほぼ最高の空になったのですが、1時までには帰りたいので泣く泣く日付が変わる前に撤収。
これもいわばテスト撮影ですが、新しい画像処理により15分程度の露光の割には分子雲をあぶり出せました。参考にした海外の作例は総露出時間7時間でしたからねえ。
あくまで今回は分子雲を強調することに重きを置いているので、全体的には明るすぎるし、あまり美しくありません。
でも、新たなテーマで撮ることは楽しい。
ここも過去何度も写しているエリアですが、毎回が新鮮です。
(補足: EOS60Da、明るい恒星にも強いです。60D改に比べゴーストが出ません。
今回は過激な処理をしているのでヒアデスでややハレーションを起こしていますが、普通の処理でしたら全くといいほどハロが出ません。この点、おそらく冷却60Dより優れています。)

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EOS60Da + EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mmにて)
ISO1000, F4.0, 4分 (ワンショット)

これも毎年写している、クジラ座の南に位置するNGC253とNGC258。
トリミングしていますが、やや絞っているため結構シャープに撮れました。嬉しいな♪

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2012年10月17日 (水)

謎の光跡

15日は、前日の記事でアップした2対象の写真しか撮りませんでした。
そして、画像処理をしているうちに、またしてもおかしな光跡が写っていることに気がついたのでした。

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1枚目の写真は、7枚連続撮影したコマの1枚目で、撮影時刻は0時34分。
2枚目は最終コマで、撮影時刻1時10分。
いずれもDPPで現像し、やはりDPPでリサイズした撮って出し画像を掲載していますので、EXIFデータをご覧頂くこともできます。
画面中央やや左に写っているのが、ここで問題にしている光跡。
なにせ、7枚全部に同じ位置で同じものが写っているのですから。
光害カットフィルターやCMOSに傷は付いていないし、頭で考えてもわかりません。
その日はもう1台のカメラ(60Da)で、最初はカリフォルニア星雲を9枚連続撮影したのでした。
調べてみると、最後のコマにだけ同じ光跡と思われるそれが右下に写っていました。それが次の画像です。

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時刻は23時56分となっています。
これを簡単に画像処理し、トリミングしたものも掲げておきます。

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見れば見るほど謎は深まるばかり・・・
どなたか、これではないかな?と思い当たる節がありましたら、どうか教えてください。

20日追記:まるひさんからご指摘を頂き、オリオンの上の光跡は、木星のゴーストであることが判明しました。19日、同じレンズで木星を撮ったら、同じような長い光芒が生じたのです。まるひさん、ありがとうございました。

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2012年10月16日 (火)

胎内の奇跡

15日、2年ぶりに胎内スキー場風倉ゲレンデ入り口駐車場へ行ってきました。
思ったより透明度が高く、しかもシンチレーション低し。
21~23時50分までいたけど、たっぷりと東~南東の星空を満喫できました。

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EOS60Da + EF70-200mm F2.8L IS II USM (142mmにて)
ISO2500, F2.8, 総露出時間約40分 (9枚コンポ)

最近、いくつか実験してみたいことがあって、この写真もその試みの一つです。
9日にスバルまでパノラマコンポした写真を撮りましたが、今回は欲張らずにアティクまで。
ISOをさらに上げ、画像処理においても分子雲強調の新たな試みを導入しました。
ここまで極端な処理をすると、フラットをしていないアラが現れてきますが、まあ仕方ありません。
総露出時間わずか40分にすぎませんが、空さえ良ければこの調子で2時間も露出を重ねれば狙い通りの絵が撮れるメドが付きました。

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EOS60D改 + TAMRON 24-70mm F2.8 VC USD (42mmにて、LPS-P2使用)
ISO2500, F2.8, 総露出時間約30分 (7枚コンポ)

次の写真は40mmという焦点距離で撮ってみたかった構図。
今までは50mmの標準レンズでオリオンのバーナードループを入れた全体像を撮ってきましたが、それだとバラ星雲が入りません。
なので、バラ星雲を含めたオリオンを撮ってみたかったのです。
なおかつ、400mmで光害カットフィルター(P2)を使ったら、どのくらい周辺部の星像にしわ寄せが来るのだろうという疑問もありました。
結論から言うと、今後P2フィルターは使わないことにします。
やはりこれは光害地で使うべきものであり、いい空で使ってもむしろ弊害の方が目立つからです。どうにも色被りを矯正しきれず、色合いや階調に不満の残る絵となってしまいました。

さて、これらの写真を撮っている間、暇なので風倉ロッジまでお散歩?に行ってきたのですが、そこでホタルを発見しました。

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EOS60D改 + TAMRON 24-70mm F2.8 VC USD (70mmにて、LPS-P2使用)
ISO6400, F2.8, 30秒

光害カットフィルターを装着していることを忘れてそのまま撮ったので、ISO6400とはいえ露出不足気味ですが、なんとかホタルの光が写っています。
道路脇の水路の草むらで、淡い黄緑の光を発見。
点滅間隔が非常に長く、ほとんど点きっぱなしといった状態でした。いかにも、弱っていますといわんばかり。
9月上旬に標高450mの樽口峠でホタルを目撃したことは過去2回ありますが、10月に入ってからホタルを見たのは初めてです。
これはかなり奇跡的なことだと思うのですが・・・
帰る前にもう一度そのホタルが同じ場所にいるか確かめに行ったら、いましたいました、まだごく淡く光っていました。最初に見てからもう1時間も立っているのですが。
連れ合いは見つかったのかな?
ある意味、白昼夢のような体験でした。

2012年10月15日 (月)

日本海の響き

14日、新潟市のりゅうとぴあで和楽器集団ぐるーぷ新潟の第13回コンサートの写真を撮影してきました。
毎年、独自の趣向で観客の目と耳を楽しませてくれるこの集団、今年も独創性溢れる曲の数々を披露し、観客を魅了していました。
なかでも、ぼくが最も感動したのは「日本海の響き」というタイトルの曲。
太鼓と笛、そしてピアノとのコラボレーションの、完全なオリジナル曲です。
リハーサルで聞いた段階ですぐ好きになり、本番では全身に鳥肌が立つというか、この場に居合わせたことへの感謝の念で胸が一杯になりました。

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いつもは開演前のロビーコンサートで見事な演奏を聴かせてくれるTさんですが、今年はロビーコンサートがなかったかわりに、一打入魂の神がかった演奏を披露してくれました。
心の底から痺れました!

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そして、これまた素晴らしいピアノパフォーマンスを見せてくれたHさん。
ソロの部分ではシャッターボタンを押すのを中断して、聞き入ってしまいました。
(カワイのグランドピアノの音も改めていいなと思いました。弾いてみたい・・・)
とにかくこの曲、メロディーがキャッチーなんです。
どなたの作曲かは存じませんが、全国区でやっていける才能だと思います。
CDを出したら、かなりのセールスを記録すると思います、本当に。

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皆さん、素晴らしいひとときをありがとうございました。

2012年10月10日 (水)

天の川絵巻

10月9日、今夜も晴れると踏んで阿賀町日倉山山麓へ。
好天続きだったこの3日間のなかでは最も眠い空だったけど、取りあえず月が出る0時頃までは星見が楽しめました。
ここ”日倉山栗の里”と書かれたプレハブ小屋の周辺は、面積が広いのであちこち設置場所が考えられます。
今回は小屋の裏手の高台に陣取りました。
ポイントは多数あるとは言え、どの場所でもそれなりに小高いブッシュや樹木が多少視界に入るので、なかなかここぞといえる定番のポイントはないかと思います。
今回はじめて三脚を立てたポイントは道路沿いのポイントより全方向視界が広く、特に東の空が最も低空まで見渡せるようになります(次の写真、参照)。
ベアグラウンドではあるけど、地面の固さは学校の校庭並みで全く問題ありません。
テニスコート一つ分くらいの広さがあるのですが、まんべんなく固いので車で入っていくことも可能。事実、ぼくは今回小型車で乗り入れました。
(小屋を左に見て、三叉路が現れます。そのなかの真ん中の道を8-10mほど上っていった先の左手にくだんの広場があります。入り口が草に埋もれていて不安になりますが、下は固く、車がはまる心配はありません。)

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EOS60Da + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM

とまあ、こんな感じ。地平線の山並みまでびしっと見渡すことができます。
丁度スバルが上ってきたところ。その左側には平行してオレンジ色に妖しく光るカペラが見えています。
この新展望台?から写した天の川の全景が次の写真です(横幅1600pixelあり)。

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EOS60Da + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM
(2フレームをモザイク合成~Photoshopのphotomergeにて)

白鳥座が真上に位置しています。
スバルが地平線から顔を出し、そのとき天の川はほぼ一直線に頭上に横たわります。
狙って写したわけではなく、このとき閃くものがあって写してみました。
星が教えてくれたんです、こうやって撮ってみてよと。
空の透明度がイマイチだったので、コントラストはそれほどでもないのが残念。
でも、8mmの全周魚眼で撮った絵より、こういう絵の方が個人的には好きです。
さて、22時近くになって星屋さんが一人到着しました。
誰かなと思って挨拶に行ったら、なんと佐野さんでした。
FBでは既にトモダチになっていますが、実際にお会いするのは今回が初めて。
佐野さんは今年たきがしら湿原でホタルの微速度動画を撮影された方。
その動画を見て、ぼくはたきがしら湿原の存在を知ったのです。
聞けば、昨夜は一番星さんもお見えになっていたそうで、なんだか嬉しくなりました。
もっともっとこの場所を多くの人に知って欲しいし、結果的に星boy星girlが増えてくれればいいなと思います。

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EOS60Da + EF100mm F2.8L MACRO IS USM

総露出時間45分、短気な自分としてはじっくり露出をかけました。
1時間が目標だったのですが、ひたすら眠い空だったので過去のこの天体(ケフェウス座のIC1396)の写りを超えるのはムズカシイと判断。途中で切り上げました。
大望遠鏡で写したIC1396は宇宙に咲く大輪のバラのようですが、そこまでの質感を出すにはまだまだ努力が必要です。
この他、実験的にISO2000で合計1時間半露出をかけてスバルを写したりしたのですが、こちらはボツ。透明度の良さというのは本当に大事ですね。
分子雲、手強し!
でも、もうしばらくカメラレンズのノータッチガイドでの可能性を追求してみます。

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EOS60Da + SIGMA 10mm F2.8 FISHEYE EX DC HSM
ISO1600, F3.2, 60秒 (追尾撮影)

最後に、モザイクで使ったカットとは別のカットですが、1枚ものの縦位置バージョン。
1週間前に買ったばかりのマイカーを入れてみたのですが、歪曲しすぎて変な感じ。
車の屋根に天の川が写り込まないかなあと思いましたが、それはだめでした。
ダークグレーのボディ色なので、この写真はこのボディーでホワイトバランスを取ってみたのですが、いい感じになりました。

2012年10月 9日 (火)

この秋はモザイク

ぼくの好きな天体写真家のひとりに、Deep Sky ColorsのRogelioさんがいます。
この方は何度もNASAのAstronomy Picture of The Dayで取り上げられている、いわば世界最高峰の天体写真家。
絵画の世界ではキャンバスの縦横比は全く自由で、二科展など大きな展覧会へ行くと、様々な構図に出会えます。
彼の写真の構図は本当に自由。
天体写真でももっと縦長や横長や、いろんな切り取り方があってもいいと思うのです。もっとも、天体写真に限らず、写真一般に言えることですが。
そんなこともあって、今年から徐々にモザイク撮影にトライしているのですが、PCを使わないポー赤でのノータッチガイド撮影では2枚を繋ぎ合わせるのが精一杯です。
だけど面白い。新鮮です。

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EOS 60Da + EF70-200mm F2.8L IS II USM (70mmにて)
2frameをモザイク

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EOS 60Da + EF70-200mm F2.8L IS II USM (123mmにて)
2frameをモザイク(LPS-P2使用)

場所はぶどう集落近くの池ノ平。
薄明終了直後から撮り始めました。
昨夜は天蓋高原へ行ったのですが、薄明終了から1時間もすると雲が湧いてきて、3枚試し撮りしたところで終了。
結局、現場で遭遇した一番星さんの機材テスト?を見ながらおしゃべりして帰ってきました。
今日はGPV、はずれないでくれよ~
透明度は中の上ながら、なんとか月の出の23時近くまで空の8割は快晴が続きました。
1枚目はカシオペア付近です。ずっと撮りたかった構図です(この3倍くらい露出をかけたかったのですが)。
2枚目は、くだんのRogelio氏がNASAの例のサイトで掲載された写真の模倣です。
各フレーム時間の関係で6枚程度しか撮ることができませんでしたが(1枚目も同様)、カリフォルニア星雲の右のアティク付近の分子雲をうっすらと写すことができました。
Rogelioさんはどの写真も10~20時間露出をかけていますので比べるべくもないけど、4時間くらいじっくり露出をかければ、新潟からでもそこそこ立体感のある絵が撮れるかもしれませんね。

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 EX DC HSM

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 EX DC HSM

3枚目は、現地についてすぐ撮影した写真。時刻は19時6分。
画面右の青白い光は、日本海の漁り火であろうと思われます。
天蓋高原からでも、日によっては写ることがあるのです。
4枚目は反対方向の天の川。
同じ条件で撮っていますが、やや暗くなります。
そして、光害の影響が皆無になります。
やっぱり、天の川を撮っているとき、見ているときが一番楽しいです!

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2012年10月 3日 (水)

Lost Memory (Retake) - 「猟奇的な彼女」OSTより -

9月7日にYou Tubeにアップした曲なのだけど、一箇所どうしても弾けないところをショートカットしていたことがずっと気になっていました。
なので、今回そこを修正し、オリジナル通りに弾いています。
また、9月中旬にピアノをカワイのCA63からCA9500GP(=CA95)に買い換えたのですが、劇的に音質が向上しており、その上質な音で録音し直してみたかったというのも、今回リテイクした動機です。60万以上する、いわゆるハイブリッドピアノを除けば、40万以下の一般の電子ピアノの中では、今回フルモデルチェンジされたカワイの機種(CA95&CA65)に搭載された音源は全メーカーの中で最も音質がいいと思います。
特にCA95では響板スピーカーのおかげで、音の聞こえ方がアップライトと全く同等。
タッチのさらなる向上もあって、完全にアップライトの普及機種を凌駕する一台となりました。
ピアノはそうそう買い換え需要があるものではないですが、具体的なインプレはなかなか発信されないので書いてみたいと思います。

(1)タッチ 
ヤマハの上級機種のタッチも悪くありませんが、いかんせん弱い音が出しにくい。ローランドは総じて軽すぎます。
その点カワイのこの機種はピアニッシモのコントロールが非常にしやすくなり、繊細なボリュームコントロールが可能となりました。カワイのアップライトはちょっと重めですが、それよりは若干軽く、ぼく的にはこの暗いの重さが丁度いいです。前機種より返りがやや強くなり、しかし鍵盤の奥はより軽く弾けるようになりました。

(2)音色
ダイナミックレンジがかなり拡がりました。これは、新たに採用した音源のせいだけでなく、デジタルアンプの性能の向上による点も大きいです。CA63ではメロウ系の音色が1以外使い物にならない感じでしたが、新音源では2が素晴らしい音色を聴かせてくれるようになりました。
個人的にはグランドピアノ1&2と、メロウピアノ1&2が気に入っています。

(3)音作りの楽しみ
今まで以上に多彩な調整項目で、自分だけのサウンドを作り出せるようになりました。
これはローランドの機種を意識してのことだと思うのですが、ダイナミックレンジがとにかく広いため、極端な調整をしても音が割れたりすることがありません。これは楽しい。
その点、ヤマハのハイブリッドピアノはUSBに録音さえできない機種があり、また音色も2つしか用意されていなかったりと、異なる方向性を目指しているようです。
どうせ演奏するのはピアノ系の音色だけであるのは間違いないですが、それにしてもデジタルとしてできることを極力排除しているようにさえ見えるヤマハのハイブリッドピアノに対する姿勢には疑問を抱きます。

ヤマハの電子ピアノはここ10年進化が止まっている気がしますが(体質的なものでしょう)、ローランドやカワイはその点元気ですね。
特にカワイはモデルチェンジのたびに性能の向上が著しく、同じ価格帯だったらCP度はもっとも優れています。
技術者のハートが感じられる音作り、ぜひ味わってみて欲しいと思います。

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