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2012年9月13日 (木)

秋の気配

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM (追尾撮影)

お花畑と天の川のコラボレーションはひまわりが最後だろうと思っていたけど、そばの花がありましたね。
県内でも結構あちこちに栽培されているのでもしやと思ってあの場所へ行ってみたら・・・
あの場所とは、天蓋高原の隣の松の木平。
どの地図も天蓋高原の固有名詞は見当たらず、その代わりに松の木平と表記されています。縦長に拡がる広大な水田地帯で、とってものどか。
そこの上部にありました、そば畑!
天蓋高原で星の写真の撮影に入る前に、そばのお花畑と天の川のコラボを撮ってみました。ちょっと雲が南の空にかかっていたけど、しっかり夏の天の川を瞼に焼き付けることができました。

Img_1148_69dpp

EOS60Da + EF70-200mm F2.8L II IS USM (with 1.4倍テレコン)
12枚コンポジット(総露出時間28分)

上記のレンズの組み合わせだと、最新の3型テレコンを使うのであれば、同社のサンヨンより画質は上になります、特に解像度。
しかしながら昨年から星景写真にはまってしまったおかげで、望遠レンズを使った撮影はとんとご無沙汰。
だけど不思議なもので、秋はじっくりとひとつの対象を狙いたい気分になります。
ぼくはポー赤でのノータッチガイド撮影だからクオリティーには自ずと限界があるのだけど、じゃあ限界のクオリティーを極めた写真を撮ったかというと、対象によっては否。
そのひとつがこのアンドロメダ大銀河です。
残念ながら透明度が悪かったけれど、星像は納得のいくものが撮れました。
22時には曇ってしまい、ハート星雲を撮り始めたところで撤収。
まだまだ蚊が多いので、今月一杯は防虫スプレーを持って行った方がいいでしょう。

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(13日、1枚写真を追加しました。)

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星景写真(下越)」カテゴリの記事

コメント

広大に広がる蕎麦の花って、イイですよね。
でも、蚊が多くて大変です。
このアンドロメダ、星像がシャープだし見つめていると吸い込まれそうになります。
今週末、福島は曇りそうですが、新潟は好天みたいですね。

蕎麦畑と星空、光害も含めて良い星景写真ですね。美しいと思います。又、M31もいいですねえ、トーストを上手に使いこなされていますね。

今夜はもう曇ってきました。

こんばんは。
先ほどはいろいろとご指導いただき、ありがとうございました。
一人でポタ赤を試していても?な所や星のお話ができて、とても楽しい時間を過ごせました。
明日も晴れそうなので行ってしまいそうですが、またそのうちお会いできればと思います。
m(_ _)m

TO:もっちゃん
そばの花を知ったのはもっちゃんのブログのおかげです。きっかけを与えてくれてありがとう。実は防虫スプレー忘れていったので、ひどい目にあいました。今夜も連チャンで天蓋へ行ってきたのですが、20時に早々と曇ってしまいました。

TO:けんちゃんさん
いつもどうもです。お褒め頂き、光栄です。遠くの山の端の処理がうまくいかなく、そこだけややケバい感じが残ったのが心残り。M31は今回は大胆にちょっとでも流れているコマは捨てたので、結果的にシャープな仕上がりとなりました。おととしまでは300mmで5分前後露出をかけていましたが、それだと流れ気味になるので、今回は3分半まで。その代わり、ISOは最大2000まで上げています。60Da、それくらいでは全然いやなノイズが出なかったので、これからもビシバシISO1600以上を使います!

TO:ぱんださん
今日はお会いできてとても嬉しかったです。こちらこそ、ありがとうございました。
天気はあれからすぐ悪化、20時には全天薄曇りとなり、早々と引き上げました。帰りに胎内天文台へ寄ったら多少は晴れ間も見えていましたが、改善しそうにないのですぐ帰途につきました。明日、晴れるといいですね!
国産の自由雲台は意外と作りが安っぽく、2万以上するものでも寝かした状態で1kg以上の機材を付けるとレンズがお辞儀します。お勧めはアルカ規格のものです。BenroやSiruiが安くてお勧め。幾つかのグレードがありますが、必ずハイエンドモデルを。とはいえ、今年買ったSiruiでも、質量350gぐらいの小型のモデルで1万台前半で買えます。アルカ規格のそれではマーキンスとRRS社のものが有名ですが(確かにむちゃくちゃいいです)、そこまで行かなくも大丈夫です。

一面のソバの花と天の川という構図は初めて見たような気がします。そばの花が白いので対象としては向いてますね。

山の向こうは荒川方面ですか?この光が逆に幻想的ですね。勿論山際から天の川もよいですが、こういうのも綺麗だと思います。最後の1枚は秋の雰囲気が伝わってきて、ものすごく好きです。カラーバランスも絶妙ではないでしょうか。ちなみに60Daですか?

tantanさん、こんにちは。コメントありがとうございます。赤沼?に片足突っ込みかけたけど、意気地がないのですぐ脚を引っ込めた佐藤です。もっと小型で高性能のオートガイダーが現れるまで我慢我慢。あの2枚の星景写真、処理が雑すぎたので、先ほど写真を2枚入れ替えました。カメラはM31以外は誠報社改造の60Dです。

tantanさん、ひとつ書き忘れました。
位置関係ですが、2枚目の写真で中央やや左の青白く光っている辺りが高根集落、その右の一番明るい部分が村上市街方面です。

蕎麦の花と天の川、すごく綺麗です~ヽ(^。^)丿
やはりポータブル赤道儀を使わないとこのように綺麗には撮れないんでしょうね。

前に追尾撮影でも1分以内なら風景は止まって写ると書かれてあったことを思い出します
蕎麦畑は動いていないし、天の川や星たちはキッチリ点で写っていて素晴らしいです。

*ポータブル赤道儀が欲しくなって値段調べたら高くて直ぐに買えそうにありませんf(^^;) ポリポリ
マズはお勧めだったシグマの魚眼を買う予定です。V(^0^)

きれいですね。これぞ星景。
蕎麦畑も美しいですが、雲や光害まで味方につける佐藤さんの写真センスはすばらしいです。

KAZEさん
コメントありがとうございます。2枚目のは露出時間50秒。前景のお花畑までやや距離がある場合は、このように固定撮影とほとんど変わらない写り方をします。しかし最後の写真のようにお花畑が至近距離にある場合は30秒を超えると流れがやや目立ち気味になるので、このような場合は地上風景と星空を別々に連続して撮っています。つまり、最初は星空部を追尾撮影(ここでは40秒)、次に赤道儀のスイッチを切り、リモコンの設定を3分に変更して(絞りも1段絞っています)固定撮影開始。この比率はいろいろな組み合わせを現場の状況に応じて試しています。あとでphotoshopで切り貼りしますが、こういった撮影技法を試し始めてまだ3ヶ月の短い経験からいうと、固定撮影時間が2分を超えると追尾撮影したコマとの山際のズレ幅が大きくなるので、つなぎ合わせの部分が不自然になりがちです。だから今回は最後の写真、画像処理とっても苦労しました。
ポー赤、ナノトラッカーはいかがですか?19800円。広角レンズしか使わないのであればこれで充分。微動雲台は普通のスリーウェイ雲台がそのまま使えるし、特別に買い足すものは一切ありませんよ。実はぼくも星景写真を撮るときは、8割方普通のスリーウェイ雲台を使っています。

まるひさん、
コメントありがとうございます。松の木平で撮るのは初めてではありませんが、カメラを構えた場所は初めてのポイントだったので、すっごくワクワクしました。雲の存在も気にならなかったです。天の川が肉眼でもはっきり見えたので興奮しっぱなし。このように気分良く撮影しているときは、仕上がりもそれなりにバランスよく仕上がるものです。言い古された概念ですが、写真には気持ちが写るとつくづく思います。
ところで、まるひさんのアンドロメダ、すごすぎ。
口径の大きな望遠鏡を使った写真でも、人によってはその長所が生かされていない写真になることもしばしば目撃します。その点、あのアンドロメダは品があるんですよね。まるひさんの個性がそのまま表れていると思います。素晴らしい作品です。

SIRUIの雲台ネットで見てみましたが、何とか小遣いを捻出できそうな価格で助かります・・・ ^^ ;
先ほど天蓋高原から帰ってきましたが、今日は19時過ぎに到着するも薄雲が徐々にたまってきて、わずかしか撮れませんでした。昨日のようにもう少し早めに着いていた方が良かったようです。
仕方ないので、新潟市の水田地帯で天の川の試し撮りをして帰りました ~_~

ぱんださん、ぼくは同社のK10XとK20Xふたつ持っています。前者がナノトラッカーには最適かと。直販でも買えますが、ヤフオクで買うとさらに安く買えます。耐荷重(もっともメーカーによって測定方法はまちまちなので一概に比較できませんが)も20kgあり、カメラとレンズの組み合わせが1.5kgくらいあってもびくともしません。プレートもしっかりした造りです。Gシリーズは旧モデルなので、買うなら最新のKシリーズがお勧めです。ベンロはつまみがひとつ多いので、調整が手間。剛性感もSIRUIの方がやや上です(ベンロは昨年売却)。今日はどこも薄雲が多かったですね。来週に期待かな。

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