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2012年9月19日 (水)

Dances with Star Lights

9月17日は特別な夜でした。
フェーン現象による異常な高温もさることながら、湿度の低さもかなりのものでした。
ここ天蓋高原も、深夜23時を過ぎても草むらが乾いたままなのです。
それになぜか蚊も全くおらず、頭上には間違いなく今年イチバンのコントラストを見せる天の川。
星の輝きが違います。目を閉じて耳を澄ますと、本当に星たちの奏でるシンフォニーが聞こえてくるのです。
自然と身体を動かしたくなる衝動に駆られ、いつも車に積んであるランニングウェアに着替えました。
快感でした。「自由だ!」と心の中で叫びました。靴下も脱ぎ、草むらの感触を素足で楽しみながらヨガをやったり、即興のムーブメントに身をゆだねたり。
ハダシ、最高ですね。この感覚、長いこと忘れていたなあ。
昨年来、新月期と夜間の快晴がなかなか重ならず、空の透明度もイマイチの日が多く、ぼくは全く望遠レンズでの撮影ができた試しがありません。
でも、この日はなんかトンネルを抜け出たような、そんな感じがありました。
何かがこの日変わったのです。地球のバイブレーションが上昇し、それがある臨界点を超えたというか。

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最高の夜でした。ありがとう、宇宙。

EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM (共通)
ポータブル赤道儀 (Panhead EQ)

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星景写真(下越)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。やはり17日は大当たりだったのですね。
翌日仕事があるのと、前日まで加茂付近で連戦していたので断念しました・・・残念!

この日はぼく以外に誰も来ませんでした。もったいない!ISO1600で60-90秒の露出でこんなに鮮やかに天の川が写ったのは初めて(もちろん画像処理はそれなりに施していますが)。その前の日の三川村での眠い空が嘘のような、壮絶な漆黒の闇でした。

天蓋高原の天の川が凄いです~ヽ(^。^)丿
先日場所もお聞きしたので絶対行きたいです。
そして人物(ご本人)と天の川のコラボが何とも温かく感じられます。
前に浜からの天の川でも出演されていましたが、
かなりの間、ジッとされているんでしょうか???

*魚眼買う前に、先日言われてた値段の安い「ナノ・トラッカー」注文してしまいました。f(^^;) ポリポリ
広角だけの撮影で数分しか使わないので大丈夫かと考えました。m(_ _)m

ナノトラッカー買いましたか。ぱんださんと仲間になりましたね。星景写真ではもちろん充分な性能を持っています。ただし、カメラとレンズの総重量が1.5kgを超えるときは、三脚や微動雲台及び自由雲台もそれなりに強度のあるものを選ぶ必要が出てきます。ぼくの一人芝居は、おおむね30~40秒くらいじっとしています。ISOでいえば2000-2500。

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