太陽は黒点がいっぱい
EOSX6i + EF70-200mm F2.8L II USM (with 2倍テレコン)
5日、岩船の海岸で撮った夕日です。
ピクセル等倍の90%ぐらいのサイズにトリミングしています。
大気の層が厚すぎ、結果真っ赤な夕日となりました。
グリーフラッシュを数年前に見たときは、水平線に没するまで太陽は黄色い輝きを保ったままでした。ですから、このようにくすんだ赤になるときは、グリーンフラッシュの可能性はありません。
それにしても、この黒点の多さ。
最初、撮影素子に早くもゴミが付いちゃったのかなとも思いましたが、知人が最近撮った太陽の写真と比較してみると、これらが黒点であることがわかります。
なんだか不気味ですね。
その後、ひまわり畑をインスペクションするため、天蓋高原へ急行。
昼間イベントをやっているのは人から聞いて知っていましたが、夜の部もあるとは想定外。
予想以上に大勢のお客さんで賑わっており、花火大会で最後を飾るとのこと。
EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM (2枚をphotomerge)
EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM
EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM
この日の月の出は20時9分、花火の打ち上げが始まったのが20時(終了は25分頃)。
会場内は照明によりとても明るく、ひまわり畑の半分くらいはそれらの明かりの影響を受けています。
白熱電球による被りがすごいとはいえ、闇夜に比べたらはるかにお花畑のディテールが写るので、それはそれでよし。
花火の打ち上げ開始時間になると、会場の明かりは全て消灯されました。
これはいい配慮ですね。都市部で行われる花火大会は、長岡の花火もそうなんですが背景が明るいため、ぼくはそれほど”美”を感じないんです。
暗ければ暗いほど、火花の輝きが引き立つわけで・・・
月はまだ天蓋山の山並みに隠れており、稜線から顔を出したのが30分頃。
新月期に準ずる暗闇の中、ショボイけれども(失礼!)幽玄な美しい花火を堪能できました。
« 内村クン、おめでとう! | トップページ | 新発田市大栄町界隈 »
「星景写真(下越)」カテゴリの記事
「大自然・ネイチャー(下越)」カテゴリの記事
- 新潟市からの鳥海山(2019.01.15)
- 続・流水を求めて(2019.01.12)
- 夜の床固め公園(2019.01.11)
- 流水を求めて(2019.01.10)
- 新川河口のサーフスポット(2019.01.04)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
佐藤さん、こんばんは。
太陽が赤いですね、何年か前のピナツボ火山の噴火で長いこと赤いときがありましたね。
天蓋山のひまわりも丁度良い具合の明かりでは無いでしょうか。それにさそり座から射手、山羊座と良い構図ですね。
今年は蛍も花火も夕日も撮りませんでした。昼間の太陽撮影は熱中症になりそうです。
投稿: けんちゃ | 2012年8月 6日 (月) 22時02分
けんちゃさん、こんばんは。最近は赤い夕日を見ることが多いような気がします。ここのひまわり、先具合は丁度よかったですが、構図には不満が残りました。ちょっと座りが悪いというか。パノラマの方はいいのですけどね。
思えば昨年も同じミスをやったのです。左手の斜面の方が右よりずっと花の密集度が高いのです。露店の明かりがダイレクトに照らしていたので、少しでもその影響の少ない場所から撮ったのですが・・・
花火は初めて撮ったのですが、星景とは別な難しさがありますね。まともな写真、1枚もなかったです。
投稿: 佐藤俊彦 | 2012年8月 6日 (月) 22時25分
花火星景というのも新しいジャンルですね。
5日は新潟花火でしたが私は見にいきませんでした。
スターマイン連発のようなハデな花火はあまり好きではなく、神社の奉納花火のようなヒュ~~~ポンと上がる花火が好きです。近年そんな花火を上げるところは少なくなっているようですが、ここではそれが見れるんですね。
来年機会があったら行ってみたいものです。
投稿: まるひ | 2012年8月 7日 (火) 00時38分
ぼくも派手で大規模な花火は好きでありません。もともとは火薬ですしね。ここの花火は背景が暗かっただけに、シンプルな美しさがありました。一発一発打ち上げるごとにアナウンスがあるんです。いわく「次の3号花火は○○に住む××さんからです。息子さんの大学合格を祈願してだそうです・・・」なんかほのぼのとしてよかったです。
投稿: 佐藤俊彦 | 2012年8月 7日 (火) 11時57分