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2012年7月の18件の記事

2012年7月29日 (日)

千灯まつりが終わった

新潟市の本町商店街で、第12回千灯まつりが終わりました。
まだ歴史の浅いイベントだけど、スローな感じがいいです。
http://www.niigata-kankou.or.jp/niigata-city/convention/event/IJ0008.html

夏の暑さも本格的になってきたし、来週は新潟まつり。
ああ、夏っていいなあ!

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千灯まつりを見る前に、初めて旧斎藤邸へ見学に行ってきました。
http://saitouke.jp/
行形亭(いきなりや)の隣にある豪商の別荘で、最近一般公開が始まった住宅です。
なかなか見応えがあり、これで入場料300円は安い。
お勧めです。

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2012年7月25日 (水)

金宝寺こども報恩講レポート

Hoonkou

新潟県庁の近くにある真宗大谷派のお寺・金宝寺は、より多くの人にお寺へ足を運んでもらえるよう、お寺を人々の交流の場として活用してもらえるよう、様々な工夫を凝らしています。
その中でも白眉は、7月24日(日時固定)の肝試し大会。
お寺の墓地を舞台に行われ、昨年は約200名の参加があり、知る人ぞ知る人気イベントとなりました。

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さてこのお寺、戦国武将・朝倉義景の弟の子孫のお寺です。
副住職の朝倉奏君で22代目だとか。
義景には男の兄弟はいないことになっていますが、幾つかの系図には弟の存在が記載されています。
基本的に、歴史は勝者によって残されますからね。埋もれた歴史を調べてみると新たな発見がたくさんあります。

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参加者が毎年増えているので、今年から2部制になりました。
これは2部の、賛歌のワンシーン。これからみんなで三帰依(パーリ文)を歌います。

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次は紙芝居。
肝試しを楽しむ前に、子供達もいろいろと"おつとめ"を果たさなければなりません。

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19時50分頃、第一陣がスタートしました。一定の間隔を置いて、肝試しに出かけます。
墓地内はロープで区切ってコースが作られており、参加者はコースに沿って歩きます。
途中には物陰にお化けが隠れています(^-^)

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20時26分、宴もたけなわ、じゃなかった、肝試しも佳境に入ってきました。
まだ長蛇の列が続いています。空も一層暗さが増してきました。

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とはいえ、周囲のビルから漏れてくる明かりや外灯の影響で、境内は結構明るい。
なので、よほどうまく隠れていないと、子供達に事前に見つかってしまいます。
それに、参加者のほとんどは懐中電灯を手にしているので(このグループは真面目です!)、余計怖がらせにくい・・・
ライトなしでも充分歩ける明るさがあるので、来年から懐中電灯はNGにしたらいいと思うのですが。

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コースの終了地点で、子供達には参加賞というか、幽霊さんからお菓子が与えられます。

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ひととおり肝試しが終わると、今度はお化けさん達が集まり、ひとりひとりみんなの前で自己紹介をします。半分以上は学生さん達です。

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最後にスイカをみんなで食べ、花火大会をしてお開き。

え、ぼくはどんな幽霊役をしたのですかって?
ぼくは今回でこの会に関わって4年目になりますが、誰より子供達をぎゃふんと言わせたいと思っているつもりです。
ですから今年はちょっと工夫をしました。
生身の人間が変装して「お化けだぞう~」といってしゃしゃり出てもあまり怖くないので、今回は人形を登場させたのです。
ペンライトを人形の胸元にくくりつけ、釣り糸を結びます。
人形は3.6mの投げ竿とリールで操るのです。
どうです、怖いでしょう。
でも、失敗でした。人形が簡単に回転してしまうのです。これじゃリアルでない。
背景がそれほど暗くないので、釣り竿の存在を見抜かれることも多く・・・(-_-;)
結局バレバレで、今年も生意気な女子ガクセーたちに「お兄さん、彼女いるの?」「お兄さん、暑いのにご苦労さん」「こんなところで何が釣れるんですか?」などと毎回の屈辱的な質問を浴びせられるでした。
来年の計画はもうできあがりました。君たち、待ってなさい!

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2012年7月23日 (月)

パワースポットの源へ

二王子山神社はいつ来ても清々しい気に満ち溢れています。
先日夜来たとき、目を閉じて感覚を研ぎ澄ましていたら、沢のせせらぎのする方に強い磁力を感じました。
近くには地図にも載っている妹背滝(いもせたき)という小さな滝があるのですが、そこより70-90mくらい下流でしょうか。
境内の端っこの方へ来てみると、下へ降りていく小道を見つけました。
どうやら古い参道のようです。
滑りやすい急な石段をおおかなびっくり下りていくと、磁力は一層強まりました。
暗い杉林の中を100mほど歩くと赤い橋の欄干が見えてきました。周囲には見上げると、先端部が全く見えない(なにせ夜ですから)高い杉の木が何本もそびえているのでした。
23日の午前、改めてここへ来てみました。
この沢(姫田川上流)へは、実は高校生の時に渓流釣りに来たことがあります。
南俣 集落と田貝集落の境に右へ延びる林道があり、そちらの方から進入、途中から沢に降りて1kmほど沢歩きをしたのでした。
妹背滝の存在はそのときから知っており、できればそこまで行ってみようと思っていたのですが、8月ゆえ水量が少なく、イワナも小さいのばかり。
途中の小滝が出会うところでやる気をなくし、引き返したのでした。
それ以来です、姫田川の河原に降り立ったのは。30数年ぶり?

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神社からの小道を降りてくると、この赤い橋(太鼓橋)に出ます。
橋の下には滝があり、なんとか河原へ降りることができました。

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こんな杉の大木が、橋の前後には多数屹立しています(写真は夫婦杉)。

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今は車で二王子山神社まで一気に来るので通る人はまずいないと思うのですが、道は下草が刈り取られ、よく整備されていました。
いつ頃作られた橋でしょう?初めて見ました。
もちろん、登山のガイドブックにも市の観光協会のHPにも情報は載っていません。
(二王子山神社への旧参道であることが後日判明しました。)

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下流側からやってきて橋を渡ると、すぐ左手に今は廃墟と化した神社の一部(祓い殿跡)が雑草に埋もれています。
このあたりが磁力の中心、パワースポットの源でしょうか。
石垣の右に巨岩があるのですが、その巨岩はまるで呼吸をしているかのように"生きて"いました。

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拝殿の向かいにあるのが、この登龍杉。
唯一、名前が付けられているだけあって一番太かったかも。

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登龍杉の上部です。

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実は撮影開始直後からにわか雨が降り出し、10分もするとスコールのように激しく降ってきました。
これは二王子山神社に戻るときに撮ったもの。最後の一枚です。
このように鳥居が立っており、道はこのあと左にカーブ、急な石段を上り詰めたところが二王子山神社です。
ちなみに、この石段がくせ者。
苔むしている上、全体的に傾斜しており、滑りやすいのなんの。
ぼくは先日の経験から磯釣り用の金属スパイク付き長靴を持ってきたのですが、軽登山靴で来る場合でも4本爪の軽アイゼンを装着した方がいいでしょう。
ちなみに、妹背滝へ降りるには、二王子山神社の建物の後ろ、道を挟んで斜め向かいに2本の黄色いビニールテープが枝にぶら下がっています。そこから降りていきます。
ちょっと死角になっているのでわかりにくいかも。
二王子山はある意味、ぼくの心のふるさと。
高校生の頃まで住んでいた家では、二階の自分の部屋から二王子山の山頂部が見えたんです。
二王子山の"秘密"をやっと知る日が訪れました。

2012年7月22日 (日)

星景写真で一工夫

21日、帰宅したら星がよく見えていたので、車で20分の二王子神社へ。
天の川が垂直に立ち上がってくるまで待って撮りたかったのだけど、30分後には曇ってしまい、ひとつ撮っただけで終了。
とっくにホタルの季節は終わっているはずですが、境内を2~3匹ホタルが飛んでいたのにはびっくり。写真には撮らなかったけど、嬉しいサプライズでした。

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EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM

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EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM

使用機材は同じだけど、二つの写真にはある違いがあります。
最初の写真は固定撮影でたっぷり露出をかけて1枚撮り、すぐさま赤道儀のスイッチを入れて2枚目を追尾撮影。このとき、絞りもF3.5からF2.8へ、ISOも800から1600へ変更しています。そして、露光時間は3分から1分にチェンジ。
地上風景を切り取り、2枚目の写真に貼り合わせたのが最初の画像です。
2枚目のそれはISO1600, F2.8, 1分の追尾撮影で撮った画像をそのまま処理したもの。
比較すると、最初のやり方で撮った画像の方が、当たり前だけど林や神社の屋根がシャープに写っています。
天の川は同じ画像なのですが、色合いが違うのはご容赦。
ホタル写真でやり始めたこの方法、これからも積極的に使ってみたいと思っています。
やはり背景もブレがない方が美しいですもんね。地上風景を黒いシルエットとしてではなく、ある程度ディテールを描写するのにも有効な方法です。
林のもじゃもじゃっとした部分を、いかにきれいに選択できるかが処理の鍵。
Photoshopを使えば、この程度のもじゃもじゃならなんとかきれいに選択できます(といいつつ、作例では速攻処理ゆえある程度のところで妥協していますが)。
普通の赤道儀だとモーターの回転が安定するまで数分かかるのですが、スカイバードさんから販売されている最新のポー赤・Panhead EQは10秒でバックラッシュが解消し、すぐ撮影に入れるボタンが用意されており、そのおかげでこんなワザが可能となりました。
これからは星景写真が面白い!

2012年7月21日 (土)

朴の木峠と樽口峠

19日、新規開拓ということで山形県小国町の朴の木峠へ行ってきました。
先日ホタルの撮影で知り合った方が、ここから南の空がよく見えるよと教えてくださったのです。
標高も約400mあり結構期待して行ったのですが、開けているのは南西の方角で、アンタレスが左の視界ぎりぎりに入る程度。深夜になり、天の川が垂直に立ってきたら、ちょうど視野の中心に入ってくるかもしれませんが、その他の方角の視界が狭く、北極星もぎりぎり入るかなという程度。
ちょっと天体写真にはふさわしいとは言えません。
峠からさら100m走ると左に広い路肩が現れ、ダートの林道が出会います。
入り口に案内板が立っており、その林道の先に飯豊連峰の展望台があるらしい。
そこも行ってみると、視界はさらに狭く、ぼく的にはNGでした。
すぐ樽口峠へ移動したのですが、樽口集落側からしか進入できないので、結構時間がかかりました。

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ところが、樽口峠へ着いてみると、正面が明るいのです。
サーチライトで上空を照らしているみたいな、肉眼でもはっきりわかる明るさ。
2010年8月7日の記事に書いたように、以前にも同じ方角に同じ明るさの光が見えたので、おそらく原因は国民宿舎の駐車場の傘のない明るい水銀灯のせいだと思われます。
そのときは22時半になっても消えないのでUターンしましたが、車内でコンビニ弁当を食べているうちにライトアップは消えてしまいました。
時計を見ると21時30分ちょうど。
平日なのにこれはどうしたものか。異常とも思える明るさでした。
当然、その場所からは星なんて見えっこありません。宿泊客からは不満の声が上がらないのでしょうか。
欧米の山岳リゾートではありえない光景です。

気を取り直して、ちょっとだけ撮影してみました。
全体にもやっており、天頂でさえも薄雲が流れている感じ。
なので極望は使わず、ポータブル赤道儀本体(Panhead EQ)に付いている覗き穴でおおざっぱに合わせての撮影です。

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EOS60Da + SAMYANG 35mm F1.4
ISO1000, F2.8, 110秒 (3枚コンポジット)

霞がかった空のせいで恒星がソフトフィルターを付けたように肥大してしまいましたが、この程度の大きさなら悪くありません。
プロソフトンAだと、この倍くらい肥大します。この大きさになる、もっと効果の弱い拡散系フィルターがあれば使ってみたくもなるのですが・・・

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機材や撮影データは同じで、2フレームをモザイク撮影した画像です。
なんだかんだと、一番薄雲の少なかったのが白鳥座周辺だけだったので、このあたりを撮り、撮影は終了。
それにしても、SAMYANGの単焦点35mm、よく写ります。
TAMRONの24-70mm F2.8 VCと全然違う。特に周辺部。
そして感心するのは、キャノンの天体写真専用機60Daのカラーバランスの良さとノイズの少なさ。
設定を間違い、RAWでなくJPEGで撮ってしまったのですが、特に不都合は感じませんでした。
高感度撮影時のノイズ低減は弱め、AWBはオート、ピクチャースタイルは忠実(コントラストは弱めにしてあります)で撮って出し。Photoshop側では一切ノイズを減らす作業は加えていません。もちろん、ダーク・フラット補正もなし。
最近、お手頃価格のポータブル赤道儀も急増してきましたし、スナップ感覚で星空が撮れる時代に突入したことを実感します。
もっとお気軽天体写真ファンが増えればいいなと思います。

補足:下のコメントにありますが、あのライトアップは昆虫マニアの仕業の可能性が高いようです。ライトアップが消えてから数分後に数台の車が上手からやってきて、しばらく長者原のあたりをうろちょろしていましたから。
サーチライトによる収集は、かつてフィリピンなどで行われていたダイナマイトフィンシングと本質的には同じです。こういう方法で、本来は人が容易に踏み込めないような奥地から根こそぎ採集してしまうと、結局は個体数の激減に繋がり、自らの首を絞めることになるのです。
なんらかの法規制が必要な時期に来ていると感じます。

2012年7月20日 (金)

たきがしら湿原の動植物

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新潟市から約70km、かなりの山奥に知る人ぞ知る広大な湿原が拡がっています。
そこがたきがしら湿原。
阿賀町のHPで、もっと上手に紹介すればいいのになあと思います。
アクセスマップがデフォルメされているため、どこにあるのかという基本的な情報がまずわかりにくい。
国土地理院の地形図やグーグルマップなどのネット地図を見ても、固有名詞は地図に載っていないし。
もし今度行ってみようという方がいたら、一言アドバイス。
まず、七福温泉を目指してきてください。
ここまで辿り着けば、あとはわかりやすい。次に大尾滝を目指します。滝をすぎれば湿原まではほんの2~3分。
七福温泉には、プロの天体写真家・沼澤茂美さんがこの湿原で撮った天の川とホタルとのコラボレーションの素晴らしい写真が飾られています。
それを見るだけでも温泉に入る価値あり。
ちなみに、17時以降に入館すれば、入館料は500円から300円に割引されます。

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もっと早い時期には水芭蕉やニッコウキスゲも咲きます。
木道も整備されていますが、右手に伸びる林道をハイキングするのも楽しい。
結構奥まで湿原は拡がっており、思わぬ発見があるかも。
そしてホタル。
ここにはゲンジボタルとヘイケボタルが生息するのですが、よほど環境がホタル向きなのでしょう、その数が半端じゃないです。
ヘイケボタルは、寿命1~2週間と言われているゲンジボタルより長い期間飛ぶので、6月中旬から7月中旬までの1ヶ月間、この湿原ではホタルの飛翔を見ることができます。

2012年7月19日 (木)

たきがしら湿原のヘイケボタル (2)

今シーズンのホタル撮影は終了と宣言しましたが、舌の根も乾かぬうちに再度たきがしら湿原詣でです。
薄明途中から撮り始めると、刻一刻と明るさが変わるので、露出が本当に難しい。
それに、あそこから撮ってみたい、ここから撮ったらどうなんだろう、右手の湿原の奥はどのくらいホタルが生息しているのだろうか・・・などと疑問が生じてきて。
18日に行ってきたのですが、16日に比べて感覚的には15-20%減といった感じでした。
それでもピークの20時から20時40分にかけては、改めて異次元の世界を堪能できました。
(右手奥の湿地帯には、なぜかほとんどホタルはいませんでした。特にヘイケは皆無。たまにゲンジが沢沿いを飛んでいるだけでした。)

来る前に、湿原から5km手前にある七福温泉に立ち寄り、汗を流しました。
ここは17時以降の入館なら、料金が300円で入ることができます。
冷鉱泉ですが、硫黄が含まれているため長湯は禁物。
ぼくは休憩室で20分くらい大の字になっていました。
ロビーに素晴らしい天体写真が飾られていると聞き、それが見たくて入ったのですが、なんとその写真、沼澤茂美さんのものでした。
構図を見てびっくり。
天の川が垂直に立ち上がっています。写っているホタルはゲンジボタルですね。
これは0時~0時40分くらいの間に撮られたものです。ホタルは深夜にももう一度飛翔のピークがあると言いますが、その頃に撮影したのですね。
トータル5分の複数の写真を合成したとコメントが書いてありましたが(恐らくISO1600, F2.8, 1分X5枚といったところかな?)、深夜でもこれだけホタルが写るのですから驚きです。
たきがしら湿原の本当のピーク、来年こそはこの目で見てみたいと思います。
それにしても沼澤さんの写真は骨太です。
構図も完璧。あえて天の川がこの位置になる時間帯を選んだのでしょう。
プロのなせるワザです。
見るものの心に訴えかける圧倒的な何かがある。

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EOS60Da + SAMYANG 35mm F1.4
(ISO800-1600, F2.8 & F2.5, 10-30秒で2フレームをモザイク撮影。各フレームは総露出時間約15分、比較明合成)

どうしても完成させたかったminiパノラマを、目を付けて置いた場所から撮り直し。
左右のフレームの明るさや色調を合わせることが非常に難しく、前回も前々回もボツを連発してしまいました。
沼澤さんの写真に感化され、今度はなんとかモノにすることができました。
(横幅1600pixelあるので、是非拡大してご覧下さい。)

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EOS60Da + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 EX DC HSM

20時50分から57分にかけて撮った複数のコマを比較明合成したものです。
40分過ぎには一気にホタルが減ってきたのですが、期せずして薄明が終了に近づくとともに天の川が見えてきたので撮影開始。
三脚の脚は伸ばさず、低アングルから撮っています。

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EOS60Da + SIGMA 10mm FISHEYE F2.8 EX DC HSM

21時を過ぎるとホタルは激減したのですが、15分頃にはやや復活。
ヘイケの活動は早めに終了するようで、21時15分以降はゲンジがメインだったと思います。
こちらは21時から21時15分の間に撮ったコマ(比較明合成)と、その直後にポー赤で追尾撮影した1枚を合成した写真です。
湿度が高く、薄雲が多かったので天の川は変な色になってしまいました。
このやり方だと、ホタルの活性度が高いときは空の部分にもホタルの光跡は残るわけで、それがカットされてしまうのが難点です。
帰り支度を始めるとすぐ曇ってしまいました。
こちらが空に注意を向けるといつも自然と晴れてくれるのですが、帰宅モードになると雲が湧きます。不思議です。

2012年7月17日 (火)

たきがしら湿原のヘイケボタル (1)

16日、初めて阿賀町のたきがしら湿原へ行ってきました。
ここは素晴らしい場所ですね。
夕方、縦横無尽に張り巡らされた木道を歩き回りながら、構図を頭の中で練ります。
多くの湿性植物が群生しており、ネイチャー写真目的に訪れても十二分に楽しめます。
ここのホタルはゲンジボタルとヘイケボタルの2種類。
ヘイケボタルをまだ見たことなかったのでどんなものかなと思っていましたが、大きさそのものがゲンジより小さいので、光もかなり弱いです。
しかしながら個体数が多いのと、点滅するスピードが早いので独特の世界に包まれます。
湿原と林の境目に発生するのがゲンジボタル、湿原全体に発生するのがヘイケボタル。
この時期、ゲンジのピークはとうに過ぎているので、8割方ヘイケボタルでした。

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EOS60D + TAMRON 24-70mm F2.8 Di VC USD (35mmにて)

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EOS60D + TAMRON 24-70mm F2.8 Di VC USD (35mmにて)

今日もモザイク撮影を試みましたが、休日ゆえ人の出入りが激しく、ヘッドライトや懐中電灯の明かりがしょっちゅう湿原を照らすので、隣接するフレームの明るさや色調を同じにできません。
なので、今回も2フレーム横にモザイク撮影したプチパノラマ写真はボツ。
それにしても、ヘイケボタルの光は淡い。そして美しい。
途中から場所替えして撮影する気力を失い、ひたすら木の切り株で作った椅子に腰掛け、うっとりとホタルの舞いに見入っていました。もう写真なんてどうでもええわ。
到底、写真でこの異次元空間を再現するのは不可能です。

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EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM

固定撮影で撮り始め、最後の1枚のみポータブル赤道儀による追尾撮影(ISO1600, F2.8, 1分)で撮っています。星空の部分は、最後の1枚のそれに置き換えました。
肉眼では星は常に点に見えているわけで、星の光跡が長く写った写真よりこちらの方がリアルであると感じるからです。
空から雲が取れるのを待っていたのですがどうしても快晴にはならず、このくらいでいいかなというタイミングでラスト1枚と割り切り、赤道儀のスイッチを入れました。
その後、湿原中央にヘイケボタルが多く光っていることに気づき、カメラを下にずらしてモザイク撮影。
その結果、このような縦横比が1対1に近い写真になりました(個人的に、このようなアスペクト比は嫌いじゃないです)。
雲はこの後増す一方で、やはり追尾撮影に切り替えたあの瞬間がベストのタイミングだったようです。
ホタル撮影は今回で終了。
最後の最後でイメージ通りのホタル星景が撮れたので、その点は満足です。
それにしても、たきがしら湿原は魅力的。
ゲンジボタルのもっと多い時期に来てみたいですね。

補足1:にいがたの星空ブログさんが7月13日の記事で、10日に撮られた素晴らしい写真をアップしています。それによると、そこに写っているのはゲンジボタルが主体のようです。
たきがしらでのゲンジのピークは、おおむね蒲萄ポイントでのピークと重なるようです。

補足2:車で来ると、左手奥に管理棟の建物が見えてきます。しかし、そこまで車で進入しても車を停めるスペースはないので、結局右手のベアグランドの駐車場に停めることになります。
管理棟は高台に位置するため、ここまで車で進入されるとヘッドライトの明かりが湿原の半分を照らし出してしまいます。なので、もしこの場所へホタルを見に来てみたいという方がいましたら、最初から右手の駐車場へ車を停めてください。

2012年7月15日 (日)

池ノ平のホタル (番外編)

14日、もう一度池ノ平へ。
前日はいい構図が思い浮かばず中途半端な撮影になってしまったけど、画像処理しているうちに撮ってみたい構図が二つほど思い浮かびました。
それは、5~6mほどの崖を降りて河原から撮る構図。
蒲萄のポイントでは簡単に降りることができ、自分的にはそこで撮った写真はとても気に入っています。
昨日簡単にロケハンした感じでは一箇所だけ降りられそうな場所があったので、そこへ行ってみるとなんとかロープなしでも降りられました。
高い木立に覆われているため河原は外よりはるかに暗く、ホタルたちは19時40分頃から早くも舞い始めました。
いい感じです。

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EOS7D + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 EX DC HSM

撮影時刻は19時42分。明るそうですが、既に林の中は真っ暗です。

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EOS7D + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 EX DC HSM
総露出時間約8分 (比較明合成)

今年目撃した中でも、ベストスリーに入る幻想的な光景が見られました。
ところが、画像処理をしてみると、背景の空が明るく浮き上がってしまい、そのときの雰囲気を再現できません。
林の中は極端に暗くなるので、明暗差がこのように大きい場合、ぼくの技術ではいい絵に仕上げることができませんでした。
ホタルははるか頭上にまで舞っています。それを入れたくて超広角レンズにしたけど、35mm換算で24~35mm程度になる画角に押さえた方が空の入り込む面積が少なくなり、より雰囲気のある絵が撮れたかも。
無理に空を暗くしようとした結果、不自然な絵になってしまいました。

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EOS7D + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 EX DC HSM
総露出時間約12分 (比較明合成)

最初のカットは上流側にカメラを向けていますが、どちらかというと下流側にホタルが多く舞っていたので早々に切り上げ、反対側を向いてカメラをセッティング。
ところが、既に暗くなりすぎていたため、肝心の河床のディテールが写りませんでした。
こういう場所で撮るときは明るさが残っているときに撮り始め、完全に暗くなるまで定間隔で写すべきですね。
最初のカット、もう10分ほど撮り続けていれば完全に暗くなったので、暗部と明部、もっとバランスのよい絵が撮れたことでしょう。
薄明が終了すると、このような深い林の中は真の暗闇に包まれます。
そうなったらISO3200に上げても、河原のシダ類は写りません。
カメラの性能と画像処理技術の限界を思い知らされました。

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EOS60Da + SIGMA 17-70mm F2.8/4.0 DC OS HSM (17mm側にて)
総露出時間約7分 (比較明合成)

沢の中は昨日と同じくらいのホタルがいたけど、林の外や田んぼを舞っているホタルは半減してしまいました。
あぜ道には所々花菖蒲が植えられており、それを入れてパノラマ的に撮ろうというのがもう一つの構図だったのですが、ホタルが少なすぎてイマイチ。
20時半には早くもホタルの姿が消え、モザイク撮影はあきらめました。
ホタル写真は本当に難しい、いろいろな意味で。
昨日、今日と満足のいく写真は撮れなかったのですが、肉眼ではそれぞれ夢の中のような光景を堪能することができました。
みなさん、来年はホタル探しに出かけてみてはいかがでしょう。

2012年7月14日 (土)

池ノ平のホタル

これからは標高300m前後のホタルが見頃になるだろうと思い、改めて気になるポイントへ行ってきました。
阿賀町の滝頭湿原へ行けば確実そうだけど、新しい場所を開拓したい誘惑の方が勝ちました。
最初目指した場所は、蒲萄から明神岩へ行く途中の二股を右へ入った奥に展開する小沢(明神川源流)沿いの畑。
ところがイマイチの地形だったので、そのまま道路を直進。
この日は1/25000地形図を持ってくるのを忘れたので、ちょっと冒険です。
でも、意外と道がしっかりしていたもので。
すると、いきなり視界が開け、目の前には見覚えのある広大な棚田が拡がりました。
池ノ平の北端へ出てしまったのです。
あとで地図を見ると、地図ではこの道は破線になっていますが、実際にはコンクリートで固められた道路でした。

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既に日は没しています。
霞に煙るその風景はとても幻想的でした。
真っ正面に天の川が昇ると思うので、星景写真にもいい場所です。
大毎から天蓋高原へ通じる道路の途中の標高300m付近に展開する棚田が第二の候補地だったのですが、これも何かのご縁とこの場所でホタル探しをすることにしました(ちなみに、撮影地の標高は330mです)。
棚田の南端(この写真の右手斜め奥)に小沢が流れており(池ノ平川源流)、そこがよさげだったので車で移動し、ホタルの出現を待ちます。

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EOS7D + TAMRON 24-70mm F2.8 VC (24mm側にて)
ISO1250, F2.8, 30秒 (20枚を比較明合成)

期待通り、ホタルは暗い林間を舞い始めました。
なかなかの数です。とはいってもおとといのそれよりは少ないですが。
小沢沿いに農道を5~6分歩くと作業小屋に出、そこが沢の源頭でした。
この沢沿いにホタルはまんべんなく生息しており、道路を挟んで隣接する田んぼのほうへも飛んできていました。
この場所の問題点はただひとつ、構図が難しいこと。
広葉樹林と藪で沢は覆われており、見晴らしのよい部分がないため、どういう風に切り取ったらいいか、現場で悩み続けました。
結局これというアイデアが思い浮かばないまま、なんとなくカメラを構えて撮りました。
もっと枚数を重ねれば迫力は出たと思いますが、構図が気に入らないので、早々とポイントを変えては試写し、変えては試写しの繰り返し。

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EOS7D + TAMRON 24-70mm F2.8 VC (24mm側にて)
ISO1600, F2.8, 40秒 (10枚ずつ撮った2フレームをPhotomerge合成)

ホタルは1kmぐらいの長い区間に渡って飛んでおり、そのせいか密度はそれほどでもありません。
むしろ、田んぼの方で広角レンズを使い、奥行きのある構図で写した方が良かったかも。
このポイントでも既にホタルのピークは過ぎているのか、20時40分には早くも減少し始めました。
取りあえずホタルの生息を確認しただけで、写真も作品というよりは記録写真もしくはスナップ写真にとどまりましたが、満足です。
21時には帰途につきましたが、帰りに前回3夜連続で撮影したポイントへ立ち寄ってみたら、まだまだホタルは飛んでいました。
やはり、この辺は貴重な自然が残されているんですね。
県北には似たような地形の場所がたくさんあるので、探せばいくらでもホタルの聖地はありそうです。

2012年7月12日 (木)

ホタル星景 (後編)

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影、地上風景は3枚比較明合成、星空は3枚のうちの1枚を使用)

空が十分に暗くなってからは、ポータブル赤道儀(Panhead EQ)を持ち出してきて追尾撮影開始です。
固定撮影から追尾撮影に切り替えた直後に撮ったこのカットが一番ホタルが写ったので、この日のベストショットです。
昨日並みの数が舞っていればなあと思うのですが、贅沢は言いません。十分満足。
ホタルさん、天の川よ、ありがとう。

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

ここから全てワンショットです。
20時50分を過ぎると目に見えてホタルの飛翔が減ったので、天の川を主体に構図を組み立て、湿原を長靴で歩き回りながら気の向くままに撮りました。

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

足下を一直線に小川が流れています。
魚眼レンズなので、緩やかな弧を描いて天の川と上下対称に写っています。
昨日までは21時過ぎでもこのあたり一面たくさんのホタルが舞っていたのですが・・・

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EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

湿気がかなりあり、レンズの曇りが取れなくなったので、もう一つの超広角レンズにチェンジ。
撮影時刻は21時45分。ホタルはいよいよ少なくなってきました。
この日は、ぼくのブログの記事を読んで胎内市から来てくれたEさんと同じ場所で撮影しました。現場でトモダチの輪が拡がるのはいいことですね。
たくさんおしゃべりして楽しかった。Eさん、早く足を治してくださいね~

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EOS60Da + EF14mm F2.8L II USM
ISO1600, F2.8, 60秒 (追尾撮影)

最後に白鳥座を写して終了。数匹まだ写っていますね。
かわいく写っているイルカ座がアクセントになっています。
南方向の天の川を撮る場合に比べ、同じセッティングで白鳥座方面を撮ると、やや暗めに写るようです。
こちら方面を撮るときは露出を1.5倍くらい多めにかけた方がいいみたいです。

追記:関川村の知人に聞いたのですが、今年下越全般ホタルの数が少ないのは、昨年7月の豪雨のせいだそうです。豪雨で散乱直後の卵が流されてしまったからだとか。
確かにそれだと二王子山山麓のホタルの激減も納得がいきます。
旧朝日村のこちら方面は、新発田や阿賀町ほど雨の影響がなかったのでしょう。
60Da、星を撮ると最初からいいカラーバランスになってくれます。
光害の影響が少なく、なかなかのいい空だったせいもありますが、画像処理がとてもラクでした。

2012年7月11日 (水)

ホタル星景 (前編)

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO6400, F2.8, 1/6秒 (時刻:19時40分、手持ち撮影)

最後の最後になって、ようやく快晴になってくれました。
10日もぶどうへご出勤。明るいうちに慎重にロケハンして、使うレンズの焦点距離と構図をシュミレーション。
さあ、あとはホタルの出現を待つだけです。

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EOS7D + EF70-200mm F2.8L II USM (70mm側にて)
総露出時間約20分 (比較明合成)

昨夜は望遠ズームで撮った二つ目のフレームに何も写っていないというミスを犯したので、同じ場所から二つ目のフレームを撮り直し。
だけど色合いをどうしても揃えることができず、無理矢理昨日のカットと繋ぎ合わせたら左右で色合いが大きく異なる結果になってしまったのでボツです。
コンポ枚数が昨日より少ないせいもありますが、全体的にホタルの数もさらに半減していました。

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO800, F2.8, 19秒X24枚 (固定撮影、比較明合成)

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1250, F2.8, 24秒X21枚 (固定撮影、比較明合成)

今日の目的は、いわゆるホタル星景を撮ること。
ホタルの飛翔する時期は梅雨のさなかなので、快晴に巡り会うことは極めて珍しいといえるでしょう。
過去2年間はそのようなチャンスに遭遇することはできませんでしたが、なんとかこの日を迎えました。
残念ながらホタルのピークは過ぎてしまったので、薄明終了頃、つまり天の川がコントラストを強める頃にはホタルの姿は激減です。
これは、最初のコマが20時から20時10分にかけて、次のコマが20時11分から25分頃にかけて写したものです。
暗くなるにつれて、ホタルがどんどん増えてきているのがおわかりいただけると思います。
このあと夜空はさらに暗くなり、天の川がくっきりと肉眼でもわかるようになりました。
ホタルの数に関してはこの頃(20~30分頃)がピークです。おとといと前日はもっとピークが長く続いたのですが。
30分以降に撮ったショットは、さらに天の川の写りが良くなったものの、ホタルはあまり写らずじまい・・・両者のバランス、そしてタイミングがピンポイントで揃わないといい絵は撮れません。

ところで、左の明るい光跡はなんなのでしょう?
現場では気づかなかったのですが、流れ星にしては動きがゆっくりすぎるのです、なにせ、1枚24秒の4コマにかけて写り込んでいるのですから。
しかも、下から上に向かって動いているのです!
衛星にしては明るいし、明るさも火球のように始まりと終わり部分が暗く細くなっています。
UFOだったら嬉しいんだけどなあ♪
正体について心当たりのある方は是非お知らせください。

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EOS60Da + SIGMA FISHEYE 10mm F2.8 DC HSM
ISO1250, F2.8, 24秒X21枚(固定撮影。地上風景部分を比較明合成、ただし星空部分はワンショット画像)

星空部分を21枚のうちの最も天の川の写りのいいカット1枚のみに置き換えた画像です。
薄明が終了していないので、天の川はまだぼんやりしています。

2012年7月10日 (火)

今日もいるかな?

ホタルの生態が知りたくて、ここ3年同じ場所へできるだけ数多く足を運ぶようにしています。
おととしと去年は地元のポイントへ日参したけど、ホタルの寿命は成虫になってから1~2週間ほどなのですが、そのうち活発に飛び回るのは2~3日にすぎないように感じます。
成虫になってからは餌は水だけで生きるので、日照り続きの時はホタルにとっては災難。
体力温存作戦で木陰に隠れてじっとしていることが多く、乱舞は期待できません。
月の光もノーグッド。月明かりがあるときは、決して直接月光が当たるところへ飛んできません。
先週は梅雨らしい日が続きましたが、雨の降り方がひどいと、やはりホタルはじっとしていることが多くなります。
なので、雨の上がった時はチャンス。しかも、待望の闇夜の到来です。
それをおとといの夜は実証できました。
ホタルは交尾した後、雌も雄もすぐ死ぬことはありません。
しかし、いったん交尾すると体力がなくなるため、それまでほど活発に飛び回ることはなくなります。
条件にもよりますが、1年の間で、その特定の場所で乱舞のピークは基本的に1日だけです。(個体数の多い西日本の場合にはあてはまらないかもしれませんが、ぼくの地元の新潟県下越ではそうですね。)
9日も前日と同じ場所へ行ってきたのですが、前日の4~5割減といったところでした。
それでも、まだ十分に見応えあります。
前回は撮影で幾つかの失敗を犯したので、撮り直しという動機もあります。
※地面の硬い場所に三脚を構える
※三脚は一回りごついものを使用
※パノラマ合成のため、水平出しをしっかりと行う
※X6iは夏場の長秒露光写真には不向きなので使わない

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EOS7D + EF70-200mm F2.8L II USM (70mm側にて)
総露出時間約30分 (比較明合成)

あぜ道には進入せず、硬いベアグランドから中望遠の焦点距離で狙いました。
このあとカメラを左に振って同様の撮影を行い、2フレームを横に繋ぎ合わせる予定だったのですが・・・
なぜか2フレーム目に何も写っていないことが帰宅後判明。
原因もわかりません。もう一度、来年も来いよということなのでしょう。
コンポ枚数を増やしたので、なかなか壮観ではあります。

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
総露出時間約15分 (比較明合成)

長靴はいて、沢の中へじゃぶじゃぶ入っていって撮りました。
水深は10~20cmしかないので、別にたいしたことはないんです。
60Daを使うつもりが、誤って予備で持って行った天体仕様の60D改の方を使ってしまいました(^_^;)

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EOS60D改 + EF14mm F2.8L II USM
3フレームをPhotoshopでパノラマ合成(Photomerge)

正面に見える屏風のような杉木立の付近ではまだ撮ったことがなかったので、パノラマ写真でそこを含めてみました(横幅1500ピクセルにリサイズ)。
木立の上の方までまんべんなくホタルが飛び交っているので、本当に幻想的です。
天気はこの日も曇りだったのでホタル星景は撮れませんでしたが、知り合いに現場で遭遇し、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
hosioさん、ありがとうございました。

2012年7月 9日 (月)

今年初の大乱舞

8日満を持して、昨年9日に大乱舞を見た蒲萄集落近くのポイントへ。
地元の田貝ポイントが今年はさっぱりだったので半信半疑でしたが、条件的にはこの日は完璧のはず。
昼間は晴れていたのに、夕方からは雲が低く垂れ込めだし、薄明開始頃には既にかなり暗くなっていました。
現地到着19時半。ホタルが早くも舞っています!しかもかなり高く。
きっとホタルたちも雨の上がるのを待ち構えていたのでしょう。
この日はThe Dayでした。過去3年間のホタル撮影歴の中で間違いなくベストだったと思います。

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EOS60Da + TAMRON 24-70mm F2.8 Di VC USD

この日はしかしながら技術的な失敗を幾つかしてしまい、写り的には失敗作です。
その典型がこれ。レンズはタムロンの24-70mm F2.8 VCですが、防振装置のスイッチを入れたまま撮影してしまったので、1枚1枚位置がずれて写りました。しかも足下が思い切り柔らかいあぜ道に三脚を構えており、”重し”を載せなかったのでそのせいもあるでしょう。
カメラはパノラマ雲台に載せています。本当はこのままカメラを横に回転させ3フレーム撮り、パノラマ合成するはずでした。
いや、一応そうやったのですが(各フレーム30枚ほど撮っています)、上記の理由から各フレームの背景が強引に比較明合成した結果ぼけぼけになったので、PhotoshopのPhotomergeをもってしても繋ぎ合わせることができなかったのです。
なので、そのうちのワンフレームの写真がこれです(主力の60Daの写真はこれのみ。あとの写真はサブで使ったX6iのそれ)。

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EOS Kiss X6i + EF14mm F2.8L II USM

昨年もホタルが”湧いて”いた木。
今年もごらんのようにホタルが群がっていました。

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EOS Kiss X6i + EF14mm F2.8L II USM

田んぼと山との境を流れる小川がホタルの生息地。

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EOS Kiss X6i + EF14mm F2.8L II USM

U字型に水路はカーブしているのですが、露出不足で背景のディテールをうまく描写できませんでした。
ホタル写真はやはりある程度バックの地形がわかった方が面白いと思うのですが、この日はあまりに暗すぎました。
月が昇るのが21時過ぎ。しかも雲が低く垂れ込めており、南側は高い杉林となっています。そんな関係で薄明終了前には足下も見えない暗さとなりました。
ISO1600、30秒では歯が立ちません。

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EOS Kiss X6i + EF14mm F2.8L II USM

構図を変えようとファインダーを覗いても、蛍の光以外はまったく見えません。
こんなことは初めてです。もちろんライブビューなど、全く役に立ちません。
なので、いずれもアバウトな構図にならざるを得ませんでした。
しかしながら、その圧倒的な暗さゆえに、高さ20mにまで飛翔するホタルの舞は幻想的でした。
21時には数が半減したものの、彼らの舞は帰途についた21時20分になっても続いていました。

※X6iのインプレッション
1枚1枚の露光時間が約30秒なのですが、このような長秒露光写真には使えないなと思いました。先日行ったダークフレームテストでも赤い熱ノイズが60Dや7Dの5倍以上見られ、天体写真には向かないなと思いましたが、やはりという感じです。
一番ラストの写真のように被りがひどく(これでもかなり補正しています)、正確な色再現ができませんでした。
次回からはホタル用に7Dを復活させます。

2012年7月 7日 (土)

「猟奇的な彼女」OST Lullaby

恥ずかしながら、ネットでピアノデビューです(^^;)
つい1ヶ月前、6~7年ぶりにピアノを再開、その前はピアノ歴3年くらいでしょうか。
大人になってから始めたので、全くのビギナーです。
七夕にふさわしい曲を選びました。
この映画も”新七夕伝説”と言えるほど、七夕のゲシュタルトが反映されている内容です。
11年前、大阪から新発田へ引っ越してきた翌年にアコースティックピアノを3.5帖の防音室と共に購入しました。
ところが、これくらいの大きさの防音室でピアノを弾くと、音が反響しすぎるんです。
吸音パネルを3枚入れてごまかしましたが、音が大きな部屋で弾くよりずっと大きく聞こえるので難聴になってしまいそう。
で、いつしかピアノ熱も冷めてしまいました。
2ヶ月前、最新の電子ピアノに触れる機会があり、下手な生ピアノより音がいいことを知りました。この10年の間の進化はすごい。
音質も細かくチューニングできるし、パソコン使ってDTMもできる。
こりゃいいじゃん!と思って生ピアノを下取りに出し、同じカワイの電子ピアノCA63に買い換えました、普通はその逆なのでしょうけど。
別にカワイにこだわりがあったわけではないのですが、鍵盤のタッチ、音質どれもが同価格帯の他のピアノより群を抜いていました。
ここでの演奏は、コンサートグランド2、ボイシングをメロー1で弾いています(なおかつ反響音を減らすため、ダンパーレゾナンスとストリングレゾナンスを4に設定)。
6帖程度の大きな部屋で弾くときはボイシングはノーマルかダイナミックがいいでしょうけど。
録画はキャノンX6iで行っています。
外付けマイクで拾った音でも十分音質はいいのですが、ピアノ本体の録音機能を使って録音した音をローランドのDTMソフト"Music Creator 6"でノーマライズした音の方がよかったので、音はそのように編集したものを使っています。

2012年7月 3日 (火)

二王子山山麓のホタル

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EOS60Da +  TAMRON 24-70mm F2.8 Di VC HSD(24mm側にて)

処理内容は7月1日のポストと同一。画像のサイズも同じ横幅1500ピクセルに合わせました。
先日より若干コンポ枚数を増やしていますが、絶対数が少なかったため、乱舞というにはほど遠い。
場所は二王子山登山口の入り口の湿原地帯。
おととし、昨年と6月末に多くのホタルを目撃した場所です。
昨日雨が降ったのでどうかなと思って行ってみたのですが、土曜(あまりに少なかったので写真は撮らなかった)に比べて15%増しといったところ。
まだまだ少ないですね。本当に今年はどうしちゃったんだろう。
ただ、ひとつ希望もあります。
4日が満月なので、それからはホタルの活動時間帯である20~21時が闇夜になってくるということ。
月没が金曜は20時40分、土曜が21時10分なので、週末に期待です。
昨年初めて行った蒲萄集落背後の野原は標高が180mあるため、気温的にもその頃から丁度いい条件になってくると思います。ぼく的にはこの場所が本命です。
もう一箇所、新規開拓ということで関川村のかじか谷へ近日中に行ってみるつもりです。
知人がここに住んでいるのだけど、ホタルがたくさんいるそうな。
1/25000地形図で見ると、地形的にはいい感じ。
今日ホタルが舞っていたところは、やはりというか月明かりの当たらない杉林の木陰が主でした。
闇夜になることによって、果たしてホタルは爆発的に増えるのでしょうか?
まずは検証検証・・・

2012年7月 2日 (月)

シャーマン流満月の鑑賞法

満月が7月4日に控えています。
昨年は、新潟県に限って言えば新月期と晴天日が重ならず、あまり天体写真を撮る機会がありませんでした。
しかしながら、満月の時は割と好天に恵まれることが多く、ぼくは5~6回、これから書く”お月見”を試すことができたのです。
ルハン・マトゥス氏の最新の著作である「Awakening The Third Eye」(日本未発売)には、具体的にいかに第三の眼を活性化するかについての実践的な方法論が詳しく述べられています。
広くスピリチュアルシーンでは”第三の眼”というキーワードがよく登場しますが、これは松果体のこと。
松果体からは生後3週間ほどで完成し、思春期以降は退化していきます。大人になるとほとんど石灰化してしまいます。
ここから分泌されるメラトニンは体内リズムを司るのですが、松果体の機能については現代医学ではよくわかっていないのが実情です。
しかしながら、洋の東西を問わず松果体は、人間の意識の向上やテレパシーなどの未知の能力を高める上で中枢の役割を果たす器官と信じられてきました。
ドランヴァロ・メルキゼテクによれば、”気”の取り込み方の変化が松果体の退化を招いたと言います。
流儀を問わず、瞑想で眉間から光を吸い込むのをイメージするやり方がありますが、かつては眉間や後頭部から”光”を文字通り呼吸していたのです。
私たちのリアリティーの感じ方は、光の経路によって違ってきます。
現代においては呼吸の際、眉間が意識されることは全くないので、松果体も成人にするにつれ退化する一方なのです。
ところが光の経路が変わり、松果体上を通過するようになると、私たちの肉体を取り巻く電磁気的エネルギーフィールドの周波数が劇的に変わるので、物理的リアリティーそのものも変化します。
世界は”配列”なのです。
これから紹介する”月見の方法”は、いくつかの段階を経た上での、いわば上級者向けの方法なのでいきなり効果を体感することは難しいかもしれません。
だけど、やり方はとても簡単。そして、気持ちがいいものです。

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※注意 このテクニックは満月の日にだけ行ってください。
満月の前後1日でも大丈夫ですが、それ以外の日はNGです。特に三日月の時は全く違ったエネルギーとなり、それらは黒魔術で利用されてきたものです。
ローテーションは必ず時計回りに行ってください。

(1)満月をじっと見つめます(イラストでは一番内側の円が月です)。必要最小限の瞬きで、月があなたの内側で燃えさかるような感じが芽生えるまで無心に見つめ続けます。
次に、視点を月の外周部(a)に移動します。
片腕を一杯に月に向かって伸ばし中指と人差し指を重ねます。指のへりを月の輪郭に合わせ、指1~2本分の反対側のへりのあたりに視線を移動するのです(これは本文に詳しく距離感が書いていないので、ぼくの体験上の感覚です)。

(2)焦点はあくまで12時の方向にある視点(a)に合わせます。満月の中心を最初に見つめたときほど強く凝視しなくて結構。肩の力を抜き、ぼんやり眺めます。
そのとき、月本体は視野の真ん中よりやや下部で捉えられています。
数呼吸分(3呼吸前後・・・これも本文には具体的に書かれていないのでぼくの場合ですが)その位置で見つめ続けます。

(3)次に視点を3時の方向に移します。そこで同じように数呼吸分見つめ、次に6時の方向、次に9時の方向と巡ります。12時の位置に移動する前に、ほんのつかのま(ひと呼吸分)月の中心に視点を移し、月全体を視野の中心で見つめます。
そののちに視点をスタート地点に移動させ、同じことを繰り返します。
そのパターンを3周分繰り返します。

(4)3周目は9時の位置での凝視を終わったあと月のセンターに視線をいったん移動はさせず、そのまま12時の位置に移動させます。
そして、すぐ12時の位置(a)から6時の位置(b)に素早く視点を移します。
ここで視野に異変が起きます。月がヘビのようにうねりながら上昇していくのです。
目の錯覚だと思われるかもしれませんが、否定はしません。
実はこのテクニックに限らず、第三の眼をアクティベートするための方法論は、こうした目の残像現象を利用するものが多いのです。
でも、ある臨界点を超えると単なる残像現象を超越し、あなたを取り巻く物理的世界の性質が変化します。
それはいいとして、月に異変が起きても起きなくても、その位置(b)をキープしながら数呼吸分、月見を続けて終了です。

p142の記述によると、このテクニックの目的はサードアイの上部と下部の領域に満月の光のパワーを吹き込むことにある、とあります。
ルハン氏のこの本には他に"Plant Gazing"や"Star Gazing"、"Lightning Gazing"など幾つかのGazing Techniqueが紹介されていますが、基本的なパターン~目の外周部を使う~は共通しています。

最後に、”満月のお月見”の実生活における効用を紹介しておきましょう。
これも「Awakening The Third Eye」p137からの抜粋ですが、ぼくの経験を踏まえ、少し肉付けしています。
もし何らかの問題があなたの生活に生じたとします。
頭で考えても何も解決方法が思い浮かばず、八方ふさがり・・・
そんなときは物事をコントロールしようとする力を手放すのです。
そして、ここで述べた"Gazing Technique"を試します。
試したら、一切の期待を持たないよう注意しながら3日間ほど待ちます。
その3日間の間に、これは個人によって異なりますが、なんらかの方法で魔法のように問題が解消してしまいます。

*夢の中で解決につながるヒントが与えられる
*何の意味もないと思っていた、ふと思いついたビジュアルイメージや、五官を通して感じたある種の情報が突然意味をなしはじめ、物事に全く思いもよらなかった視点を提供する
*環境そのものが問題の解決につながるよう、自然と変化する

先のスーパームーン現象では、多くの人が月のチカラを意識的に無意識的に感じ取ったようです。
言葉で上手く説明できないけれど、月のエネルギーは人間の進化にとって必須のものなのです。

2012年7月 1日 (日)

県北のホタル

新潟観光ナビのホタル情報によると、見頃なのは中越で、下越はまだぼちぼちのようです。
実際、中越に住む知人がホタルがたくさん乱舞している写真をブログにアップしているのを見るにつけ、待ちきれず地元のポイントへはせ参じました。
ところが、なぜか今年はその場所(二王子山登山道入り口の湿原)がぱっとしません。
29と30日連続で行ってきたのだけど、昨年の大乱舞が嘘のような静けさ。
いくらホタルの発生が遅れているとはいえ、昨年同時期の15~20分の1しか見かけないのはどうしたものか?
田貝集落の他のポイントもまだ10~20匹程度だったので、全体的に少ないです。
その点、28日に行った蒲萄スキー場近くのポイントはそれなりにいました。
こちらは田貝より標高も100m高く(約180m)、新発田より少なくとも1週間はピークが遅れるはず。
その点を考慮するとまあこんなものかなと思います。
もちろん、まだまだ少なかったですけどね。
明日には待望の雨が降るし、来週後半が楽しみです。

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EOS60Da + TAMRON 24-70mm F2.8 Di VC HSD(24mm側にて)
左右2フレームをそれぞれ30コマずつ撮り、Phooshopで比較明合成&Photomerge

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